交流重賞「第59回日本テレビ盃」枠順決定、当日生中継!
交流重賞「第59回日本テレビ盃(JpnII)」(1800m、9月26日、船橋)の枠順が発表された。ここから秋のGI、JpnI戦線がスタートする。
出走馬12頭の内訳は、南関東4頭、JRA4頭、他地区4頭。例年、実績馬、実力馬がそろうレースだが、今年は新興勢力も目につく。
JRAのソリタリーキングは、「ブリリアントステークス」(2100m、東京)0.8秒差1着、「東海ステークス(GII)」(1900m、京都)0.0秒差1着と2連勝して休養に入った。東海ステークスは、有力馬相手に好位から伸びてクビ差競り勝った。5走前には、「ジャパンカップダート(GI)」(1800m、阪神)で0.6秒差8着に入っているし、実績・実力ともにここなら上位。4か月ぶりのレースになるが、相手関係から3連勝も十分に考えられる。
JRAのサイレントメロディは、東海ステークスで0.1秒差の3着。続く「しらかばステークス」(1700m、札幌)は、追い込んでアタマ差で快勝した。前走の「エルムステークス(GIII)」(1700m、札幌)は2.3秒差の9着と後方のままだったが、馬体重が重かったし、左前脚に異常を感じて直線も追っていなかった。当日、馬体が絞れていれば、東海ステークスの再現が期待できる。
JRAのランフォルセは、春は昨年からの勢いのままに「川崎記念(JpnI)」(2100m、川崎)0.8秒差2着、「ダイオライト記念(JpnII)」(2400m、船橋)0.1秒差1着と活躍した。ただ、その後2戦が、「かしわ記念(JpnI)」(1600m、船橋)2.1秒差4着、「帝王賞(JpnI)」(2000m、大井)2.0秒差8着と大敗続き。ここは、3か月ぶりだが、相手関係はぐんと楽になっており、実力を発揮すればあっさり勝てる。
JRAのダイショウジェットは、ここ7戦は、1400mが6レース、1200mが1レースと、すっかり短距離馬の印象がある。1800mは、昨年2戦して、「マーチステークス(GIII)」(1800m、阪神)が0.8秒差の6着、ジャパンカップダートが1.8秒差の14着。差し馬といってもスピード競馬に慣れており、距離をもたせるように走らせることができるかどうかが鍵。
高知のリワードアリオンは、この11戦は10勝2着1回。前走は重賞の「建依別賞」(1400m、高知)だったが、1.2秒差であっさりと逃げ切っている。高知では短いところを中心に使われているが、1600mも何度か走っており、1800mも問題はなさそう。内枠を引いて、単騎逃げなら、ゴール前までしぶとく粘るシーンもありそうだ。
「日本テレビ盃」枠順
レース当日の生中継