竹内結子×阿部寛「ジェネラル・ルージュの凱旋」待望の映画版第2作目が登場「水曜プレミアシネマ」-TBS

2012年10月24日14時02分映画

10月24日、TBS系「水曜プレミアシネマ」は2009年公開「ジェネラル・ルージュの凱旋」を放送、先週に引き続きチームバチスタシリーズの第2弾がお茶の間にお目見えする。田口・白鳥コンビの新たな敵役として奇才・堺雅人が出演する注目作品だ。

東城大学医学部付属病院診療内科に勤務する田口公子(竹内結子)は厳しい人間関係の大学病院にあって出世良くのないただの万年講師というポジションだった。しかし「チーム・バチスタ事件」を解決に導いた張本人としてその手腕が認められたことで倫理委員会の委員長というポストに就任してしまう。院内における諸問題を扱うこのセクションで、田口は着任早々一通の告発文を受け取る。その内容とは、救命救急センター長である速水晃一(堺雅人)が医療メーカー「メディカルアーツ」と癒着しているとするものだった。その共犯として看護師長の花房美和(羽田美智子)の名も挙げられており、心臓カテーテルの使用頻度を調べるように告発文はしたためられていた。速水は「ジェネラル・ルージュ(血まみれ将軍)」の異名を持つ凄腕の医師である。田口とは友人関係で切れ者でもあるが、それ故に院内では孤立気味で敵も多い。田口が告発文に困惑していた矢先、当のメディカルアーツの支店長が院内で自殺するという事件も発生してしまう。再び田口が事件の密偵となるよう指示されるが、そこへ厚生省役人の白鳥圭輔(阿部寛)が骨折を理由に病人に運び込まれてくる。そして、田口は白鳥にも同様の告発文が届いていたことを知らされる。医療機器業者の支店長自殺と癒着告発、この裏に潜む謎は?
原作にはない殺人の要素が盛り込まれたことで原作以上に白鳥の出番が増えた点は白鳥ファンを満足させる内容になっているのが映画版の特徴である、原作とは一味違う展開を見せており、既読者にも新たな面白さをもたらしてくれる作品に仕上がっている。フジテレビのドラマ版も異なる展開を見せており、小説・映画・ドラマは三者三様のテイストを持ち、田口・白鳥コンビをこよなく愛する人にはそれぞれの魅力を感じるだろう。硬軟併せ持つ演技が魅力の堺が竹内と阿部にどう立ち向かうのか、名優の揃う緊張感のあるシーンは大きな見どころだ。
映画「ジェネラル・ルージュの凱旋」は24日(水)よる9時から放送。番組中ではスペシャルプレゼント企画も開催、詳細は放送中に発表される。「水曜プレミアシネマ」公式サイトでは本作および以降のラインナップ予告動画を配信中。

水曜プレミアシネマ|TBSテレビ

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