首陽、第7代王世祖へ!新王女の決意とは…「王女の男」第17話あらすじと予告動画、前回ダイジェストとキャスト情報

2012年10月27日18時57分 
(2018年05月23日20時10分 更新)
ドラマ
(C)KBS

部下がソクチュの元に行ったのを逆恨みしたチルグがシン・ミョンに、「護送船から、生還した者が妓楼にいる」と密告し、ミョンが妓楼にやってきた!すんでのところでセリョンに助けられたスンユだったが…明日28日は第17話の放送、番組サイトで前回ダイジェストと予告動画が公開されている。

見逃した回のある方は、【「王女の男」を2倍楽しむ】で全話のあらすじと見どころを紹介しているので参考にされたい。今回は第17話のあらすじ紹介だが、視聴前にあらすじを知りたくない方は、「見どころ」だけを先に読んで、「あらすじ」は視聴後にどうぞ。

■第17話の見どころ
今回、スンユ(パク・シフ)とセリョン(ムン・チェウォン)は馬で二人乗りするシーンがある。先を急いで早馬で走るが、セリョンの背に受けた矢の傷を気遣い、途中から馬をおりて歩くスンユ。乱暴に扱おうにも、スンユの優しさ、心の奥底で消し去ることのできないセリョンへの愛がこんなところに出てしまう。今回は他にもスンユの生来の優しさが見られる。死んだと思っていた義姉と姪アガンの再会シーンだ。
一方、ドラマ前半のお転婆でスンユを困らせたセリョンの面影はもうどこにもない。愛する人をただ一途に想う、いじらしいセリョンがも哀しい。今回、セリョンはキョンヘ(元王女)のまえで、そして父であり、7代王世祖(セジョ)となった首陽(スヤン)のまえで改めてある決意を口にするのでお聴き逃しなく。そしてセリョンを追いかけ、想いを伝えるミョンの届かないセリフもまた切ない。

■第17話「苦悩する新王女」
ミョンに捕らわれたスクチュは、護送船に乗せられたのがチルグに騙されてのことだったと証明され、無事釈放。そしてここでスンユがキム・ジョンソの息子だと知る。
セリョンはシン・ミョンに見つかりそうになったスンユの腕をつかみ、死角になる路地に引き込む。スンユはセリョンの顔を見て驚くが、話があるという彼女の言葉には耳を貸さずにその場を立ち去る。その後、妓楼でスンユを待っていたセリョンは、再び義姉と姪がまだ生きていることを伝え、自分の目で確かめるよう告げ、スンユとともにその地へ向かう。

一方首陽(スヤン)は、第7代王、世祖に即位し、あとは明国の大使から即位の承認を受けるだけだった。

大虎となって夜な夜な人を斬るスンユは、師イ・ゲに闇雲に人を斬っても首陽には届かない。大志を持って大望を果たすのだ」と忠告される。義姉もまたスンユが大虎だと気付き、父の名を汚すなと忠告する。
そんなスンユを想い、新王女となったセリョンと教育係(直講)のイ・ゲが、御簾を挟んでスンユを涙で語る。

大虎と記された遺体がまた見つかったことで、明の使節団が来るので首陽は荒れる。そしてその裏で、ジョンたちはある計画を実行しようとしていた。果たしてその計画とは?

■豆知識:第7代王、世祖って?キム・ヨンチョル紹介
世祖は、クーデターで王位についたことで、ドラマでは悪役として描かれているが、後世には、数々の治績を残した名君としても伝わっている。即位後は、王権の地位向上と財政の安定を図るために数々の治績を残している。これについては、また(2)時代背景で詳しく紹介するのでお楽しみに。演じたキム・ヨンチョルを紹介しよう。
★キム・ヨンチョル(1953年2月25日生、175㎝、O型)
映画「甘い人生」(ボス役)やドラマ「IRIS」(ペク・サン役)などの裏社組織のトップや、歴史ドラマ「太祖王建」(クンイェ役)や「野人時代」(キム・ドゥハン壮年期役)の強烈な個性をもつ英雄などをやらせると天下一品。大作の多いKBSドラマへの出演が多く、「KBS演技大賞」の大賞をはじめ演技賞や映画祭での賞を多数受賞している。いぶし銀の演技で魅せてくれるベテラン俳優だ。

「王女の男」第17話は、NHKBSプレミアムにて28日(日)夜9時から放送。予告動画と前2回のダイジェストは番組サイトで視聴できる。
「癸酉靖難」をはじめ、ドラマ視聴に役立つ歴史については、【「王女の男」を2倍楽しむ】の「(2)時代背景:ドラマと一緒に朝鮮王朝を勉強」で紹介しているのでチェックをお忘れなく。

NHKBSプレミアム「王女の男」番組サイト

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