映画より酷い現実があった…児童虐待を告発した映画「トガニ 幼き瞳の告発」を3月オリジナルVerでリリース決定!関連動画

2012年11月16日16時56分映画
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「コヒプリ」のコン・ユが選んだ除隊後復帰作は、実際に聾学校で日常的に繰り返された暴行を基にした原作小説の映画化…映画での驚愕の告発が韓国を揺るがし、「トガニ法」という新たな法律も生みだした超話題作「トガニ 幼き瞳の告発」が3月2日よりDVD&Blu-Rayが発売されることが発表された。映画公式サイトには予告動画、特報動画、コン・ユのインタビュー映像が公開されている。

映画「トガニ 幼き瞳の告発」は、孔枝泳の小説を元に2011年に公開された韓国映画。韓国光州広域市の聾学校で生徒の少女らに対して校長や教員による性的暴行が日常化していたという実際に起きた事件を元に描いた作品で、タイトルの「トガニ」は“坩堝(るつぼ)”と言う意味。日本でも“興奮の坩堝”などと気軽に使う言葉だが、本来の意味は高温処理をおこなう耐熱式の容器。つまり、出口のない密閉した空間で、ジリジリと焼かれていく地獄図のような恐怖と痛みを意味している。

コン・ユが原作を知ったのは、兵役中に昇進祝いに上官からのプレゼントとして同本をもらった。コン・ユは原作に心を打たれ、自らがその映像化を熱望した。コン・ユといえば、「乾パン先生とこんぺいとう」「コーヒープリンス1号店」、最新作「ビッグ」などのドラマに見るように、明るくさわやかな役柄が多かったが、本作では、これまでのイメージを越え、命がけで戦う教師役を熱演した。
そんな思いが伝わったのか、映画は、460万人以上を動員し、超一級のサスペンスとして注目され、さらには、あまりの衝撃的な内容に、国民が怒り、国家を揺るがし、ついには「トガニ法」という法律まで制定させ、ついには問題の学校を廃校に追い込んだ。

■あらすじ
恩師の紹介で霧の美しい田舎街=ムジン(霧津)の、聴覚障害者学校に赴任することになった美術教師のカン・イノ(コン・ユ)。妻と死別したイノは、後ろ髪引かれる思いで体の弱い愛娘・ソリを母親に託し、1人濃い霧の中ソウルから車を走らせる。途中、車の事故をきっかけに知り合った人権センターの勇ましい幹事=ソ・ユジン(チョン・ユミ)に成り行きで送ってもらいようやく到着した学校は、どこか異様な雰囲気に包まれていた。ニコニコと人当たりはいいが目の奥で人を窺うような不気味な校長、そして教職に就くための不正な金を平然と要求してくる校長と瓜二つの双子の弟=行政室長。何より生徒たちのおびえたような表情に違和感を覚えるイノ。 「この学校は何かおかしい…」 そんなイノの不審を裏付けるような出来事が、次々に起こる。 職員室で平然と生徒を袋叩きにする男性教師、稼動している洗濯機の中に女生徒の顔をおしつけるという常軌を逸した暴行を加える女寮長…。激昂したイノはぐったりした女生徒を入院させ、ユジンに連絡を取る。だがユジンが女生徒から聞き出した新たな事実は、複数の生徒たちが校長をはじめとする教師たちから、日常的に性的虐待を受けているというあまりにおぞましいものだった。 怒りに燃えるイノはユジンらと共に、マスコミの力を利用し真実を暴くことを決意。だがその長い戦いがもたらす理不尽さと残酷さを、イノはまだ知らなかった…。

DVDおよびBlu-rayでは、修正を加えた劇場版と違って、オリジナル版で提供する。DVDおよびBiu-ray共に、4,935円(税込)で、インタビュー&メイキング映像、シンポジウム映像、監督来日インタビュー他が収録された特典映像が封入。

■作品紹介
・監督・脚本: ファン・ドンヒョク
・原作: コン・ジヨン
・出演: コン・ユ、チョン・ユミ、キム・ヒョンス、 チョン・インソ、ペク・スンファン、チャン・グワン

映画「トガニ 幼き瞳の告発」公式サイト

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