WBC、新生阪神の前に日本代表完封負け…28日、昨年日本1の巨人と対戦で勢いをつけられるか!?-TBS

2013年02月27日19時00分スポーツ

28日(木)夜6時30分からWBC日本代表の強化試合「日本代表VS巨人」がTBSで生中継!26日(火)に行われた阪神タイガースとの壮行試合で、サムライジャパン打線は3安打、1対0で敗れた…WBC開催前に不安が残る結果となった阪神戦だが、その雪辱を果たすべく、28日侍ジャパンが去年の日本一チーム読売ジャイアンツと対戦!TBSのWBC公式サイトでは阪神戦のダイジェスト映像が視聴できる。

26日に行われた阪神戦。日本代表の先発は内海(巨人)、対する阪神の先発はメッセンジャー。内海が素晴らしい投球を見せるも、オーストラリア戦で見せた13安打10得点の勢いはどこへやら打線に元気がない。
そんな中、最初のチャンスは日本代表に。2回表、6番の糸井(オリックス)がツーアウトからクリーンヒット。しかし7番中田(日ハム)の打球がひと伸び足りず、レフトフライとなって交代。3回表でも松田(ソフトバンク)が2塁打を打つも盗塁失敗、2番鳥谷(阪神)が空振り三振と、打席に火がつかない。その後ももどかしい試合展開が続く。
試合が動いたのは5回裏、阪神の攻撃。4回から内海と交代した涌井(西武)のスライダーを阪神期待の若手・伊藤隼太がヒット。コンラッドがホームに生還し、阪神が先制。その後、日本代表は1番坂本(巨人)からの好打順も、3者凡退。
7回裏で鳥谷が本職ではないセカンドでファインプレーを見せるも、流れをつかめず、そのまま試合終了。
新生阪神の前にヒットは6番糸井、9番松井、8番角中(ロッテ)の3本のみと、苦戦を強いられた。

懸念されるのは活躍が期待された巨人勢の不振。1番坂本、5番長野、そして4番・正捕手・主将である阿部。全員が阪神投手陣を前にノーヒットと元気がない。28日、自分のチームである巨人との対戦でなんとか不振脱出の突破口を見つけてもらいたい。

思い返せば4年前のWBCで侍ジャパンのキープレイヤーであったイチローも打撃不振に苦しんだ。やはり、主軸メンバーへの大きな期待は、重圧となって彼らにのしかかっているのだろう。
しかし、4年前のWBCでは打撃不振に苦しんだイチローが決勝打となったタイムリーを打った。日本全土に感動を与え、今や伝説のあのシーン。長く苦しんだ打撃不振もその時ばかりは最高の演出に思えた。
今大会でもやはりキーマンは不振。それでも失われない阿部への期待と信頼。きっと日本の主将は答えてくれるはず!

「WBC強化試合VS阪神」はTBS公式サイトにて公開されている。

TBS系 WBC公式サイト│「VS阪神」

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