性を超えた奇跡の歌声!シャンソン歌手“佐々木秀実”とは?

2009年01月29日10時40分音楽

“聞かせてよ甘い愛の言葉を~”から始まるシャンソン-NHK連続テレビ小説「ちりとてちん」の挿入歌「聞かせてよ愛の歌を」が、今、熱い注目を浴びている。歌っているのは佐々木秀実、一見女性に見えるが男性である。

秀実は、幼い頃“美空ひばり”に魅せられ歌手を夢見た。しかし、13歳のとき、声帯にできた癌(がん)が発見され歌をあきらめざるを得なくなった。そのとき、最愛の母からプレゼントされた1冊の本が彼女の人生を変えた。シャンソン歌手の“エディット・ピアフ”の波乱に満ちた人生を描いた本だ。

奇跡的に声を取り戻した少年、秀実は衝撃を受けた“エディット・ピアフ”の歌ったシャンソンを独学で学び、フランスでその歌声に磨きをかけた。そんな秀実の歌声に惚れこんだのが天才作詞家の阿久悠だった。秀実の声を“奇跡の歌声”と称し、楽曲を提供した。こうしてシャンソン歌手、佐々木秀実は2002年アルバム「懺悔」で歌手デビューを果たした。

秀実は舞台では必ずドレスを纏うという。ひとたびドレスを纏えば男性も女性もない!そこには、シャンソン歌手佐々木秀実がいるだけ・・・。あの阿久悠をも魅了した奇跡の歌声は【佐々木秀実 特設サイト】DISCOGRAPHYで試聴できる。

佐々木秀実 特設サイト