小籐次、十三人との果し合いに単身で乗り込む!BS時代劇「酔いどれ小籐次」第6回予告動画と前回のあらすじ-NHK

2013年07月26日12時00分ドラマ

7月26日、NHK・BSプレミアムのドラマ「酔いどれ小籐次」は第6回「十三人の刺客」を放送、おりょう(比嘉愛未)をさらった能見五郎兵衛(石丸幹二)に巻き込まれる形で、田尻藤次郎(本田博太郎)は赤目小籐次(竹中直人)と果し合いの日を迎える。小籐次は果し合いに必要な助太刀を集めてくれるよう昌右衛門(津川雅彦)に依頼する。しかし直前になって助太刀にも妻子が居るだろうと考え、小籐次は果し合いに一人で向かうことを決意する。

[第5回「花嫁おりょう」あらすじ]
ある行商からの帰り道、小籐次は刺客に襲われるものの長屋の仲間が通りかかり相手は逃げ出してしまう。その相手とは田尻の家臣、能見五郎兵衛であり、未だに小籐次への恨みを募らせていた。そして、かつて御鑓を奪われた意趣返しとして小籐次の大事なものを奪ってしまおうと考える。そして駿太郎へ近づくものの長屋の住人の目がありさらうことは出来なかった。しかし、その直前に駿太郎と言葉を交わした際に小籐次はおりょうも大切にしていると聞かされる。
そんな折おりょうに縁談が舞い込み、親の決めた相手に嫁ぐものと覚悟したおりょうは小籐次への文をおこう(鶴田真由)に託した。文を読みながらヤケ酒を煽る小籐次に、おこうは何か贈り物をしてはどうかと声を掛ける。元来手先の器用な小籐次は、おりょうに贈るためのかんざしを夜通し作った。夜が明け、小籐次は駿太郎を使いにしてかんざしをおりょうに届けた。おりょうは万感の思いで駿太郎を抱きしめた。戻った駿太郎に、赤目は涙をこらえながら、おりょうは嫁ぐのでもう会えないのだと言い聞かせた。そして駿太郎がおりょうに抱きしめられた事を打ち明けると、子どもは得だと言って悔しがった…。
おりょうが嫁ぐ日、おりょうは小籐次の作ったかんざしをお守りにと懐に入れていた。しかしその花嫁行列は襲われ、おりょうは能見に連れさらわれてしまう。事の次第が瓦版で町に伝わり、襲った相手が小籐次を真似て「おりょう拝借」と書きつけてから花嫁をさらったと知った小籐次は刀を持って飛び出していく。御鑓拝借騒動で自分に恨みを持つ三家のいずれかの者の仕業であると見た小籐次は、江戸にいる田尻を尋ねて事の次第を打ち明けた。家中の誰かが自分への恨みとして人攫いをしたのではと問いかける小籐次に、田尻はうろたえながらそのような事を企む者はいないと小籐次を追い返す。しかし田尻は能見がやったのであろう事は見当がついており、早速能見を呼び立てる。
自分がしたことだと能見が打ち明けると、田尻はお取り潰しになってしまうと激しく叱責した。一度は能見を斬ろうとした田尻だが、親代わりとなって育ててきた能見の覚悟に、田尻は刀を下ろしておりょうの所へ連れて行くよう能見に告げた。その頃おりょうは、囚われた先で何とか逃げ出そうともがき、小籐次から贈られたかんざしを障子から通りに落とした。狼藉者たちが小籐次の名を口にするのを聞きつけたおうづ(大後寿々花)が後を着けると、そこで落ちているかんざしを見つけた。翌朝おうづは小籐次が作ったかんざしだろうと小籐次を訪ね、早速おうづがかんざしを拾った場所へ向かった。能見に雇われたならず者たちは慌てながらも小籐次に斬りかかる。相手を次々に倒しながらおりょうを助けようとする小籐次だったが、飛び道具の使い手に苦戦しておりょうを連れ出す能見たちを取り逃がしてしまった。
失意のうちに帰宅した小籐次は、出迎えた駿太郎に御鑓拝借騒動の事を語って聞かせ、自分のせいでおりょうがさらわれたのだと教えた。難しい事が分からぬ駿太郎は、御鑓を取ったのは泥棒で悪い事だと答えた。重ねて、いつも人助けをして夜遅くまで仕事をしている父を誇りに思うと駿太郎は答え、きっとおりょうを助けられると励ました。感激で駿太郎を抱きしめる小籐次だったが、その背後に文が置いてあるのに気付く。それは田尻からの果たし状だった。田尻は能見を思う余り、自らも脱藩して小籐次と決着をつけようとしていたのだった。果たし状には助太刀を雇うための十両が添えられ、三日後の果し合いの場に来ればおりょうを返すと書かれていた。

「酔いどれ小籐次」第6回は26日(金)よる8時から放送。ドラマ公式サイト「次回予告・あらすじ」では予告動画が配信されている。放送翌日からはNHKオンデマンドにて見逃し配信も行なわれる。

BS時代劇「酔いどれ小籐次」|NHKオンライン
NHKオンデマンド 酔いどれ小籐次

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