サントリー、「ボス レインボーマウンテンブレンド」TVCM「地球調査シリーズ」SMAP出演TVCM2本を公開

2013年09月02日19時00分商品・CM

サントリー食品インターナショナルは、ハリウッド俳優トミー・リー・ジョーンズ扮する宇宙人ジョーンズで好評の「ボス レインボーマウンテンブレンド」TVCM「地球調査シリーズ」のSMAPが出演するTVCM「コンサート出会い」篇を公開、「コンサート」篇を追って公開する。
同シリーズは、とある惑星からやってきた宇宙人ジョーンズが、大物ハリウッド俳優トミー・リー・ジョーンズそっくりの地球人になりすまし、さまざまな職業を転々としながら、未知なる惑星・地球を調査するもの。
新CMで宇宙人ジョーンズが調査対象として選んだのは、日本を代表する国民的人気グループのSMAP。今回、20年以上にわたってファンに愛され続けるSMAPの人気の秘密を調査するため、彼らのコンサートに警備員として潜入する。

コンサート出会い篇は、SMAPのコンサートを間近に控えたアリーナの通路。薄暗い廊下を見回っている人物は、警備員に扮した宇宙人ジョーンズ。
「この惑星では、コンサートと呼ばれる騒がしい集会が開かれる」というナレーションをバックにジョーンズが会場の扉を開けると、ライトこそ点いているものの周りに誰も見当たらないステージが広がる。ステージの中央に向かい、おもむろに立ち止まったかと思いきや、突然、ダンスを始めるジョーンズ。
キレのよい動きやありえない角度でピタッと止まってみせるなどノリノリで踊っていると、ボスジャンを着た稲垣吾郎がステージの袖に現れ、「うまい! ボクより・・・」とポツリ。続いて、「すごいねぇ、あの警備員」と呟いた草彅剛を筆頭に他のメンバーもぞろぞろと戻ってきて、とても素人とは思えないジョーンズのダンスに目を奪われる。
最後は画面が切り替わり、ボスジャンを着たSMAPの5人とジョーンズのショットが映り、「このボスジャン、2000名様に当たる!」とナレーションが入る。

コンサート篇は、SMAPのコンサート開始直前のステージ裏。メンバーやスタッフたちと円陣を組んだ木村拓哉の「行くぞ!」という掛け声が響き渡ると、「この惑星のSMAPと呼ばれるグループは本当にしぶとい」というナレーションとともに、ステージの出入口で警備についている宇宙人ジョーンズが登場する。
舞台袖で警備につくジョーンズは、「夜空ノムコウ」が流れる場面で思わず耳のシャッターを閉じて、会場で盛り上がる大勢の観客を観察しながら、「なぜ、生き残ることができたのか。歌と踊りを見る限り、まったく、不可解だ」と疑問を投げかける。
コンサートが終わりSMAPが観客の歓声にこたえながらステージを降りると、稲垣吾郎は「やっぱ終盤になるとさ、がくんとくるよね」と肩で息をしながら舞台裏の椅子に崩れ落ちる。
香取慎吾は疲れ果て、水をがぶ飲みする木村拓哉の横で酸素を吸いながら、いつの間に親しくなっていたのか後ろに立つジョーンズに向かって、「ハアー、俺もうアンコール無理。あんた代わりやって」と声をかける。
「ワカリマシタ」と応じたジョーンズが、Yシャツとネクタイ、バンダナ姿でステージに上がり、香取慎吾の代役としてアンコール曲の「SHAKE」でキレのよいダンスを踊ると、観客が大いに盛り上がる。
SMAPの5人は、コンサート終了後、ボスジャンを着て、帰りのクルマに次々と乗り込んでいく。1番後ろから歩いてきた木村拓哉が「ダンス、キレキレでしたね」と、ジョーンズにボス レインボーマウンテンブレンドを手渡し、敬礼ポーズを見せる。
そこへ「ただ、この惑星では、何かをふっきると、強い」というナレーションがインサートされ、最後は同飲料を飲むジョーンズの姿が映し出され、本日の調査を締めくくる。

コンサート篇の撮影は、本番に向かうバックステージでのカットから始まる。景気づけとばかりに、木村拓哉が「行くぞ!」と周りの空気をビリビリと振動させるかのような掛け声を響かせ、見事一発OKを獲得すると衣装替えをして中居正広の歌唱シーンへ。
「音程を外してほしい」という監督の指示のもと、中居正広が「夜空ノムコウ」を披露すると、現場は一転、和やかな空気に包まれる。続いて、アンコール曲SHAKEのシーン。一番盛り上がるサビの部分の撮影だけに、誰もがノリノリで歌を口ずさむと、現場は一気にコンサート会場さながらの熱気に包まれた。
SAMPのメンバーは、ジョーンズとの初対面の前、彼がこれまでに出演した映画の話題に花を咲かせる。大物同士の顔合わせにスタッフの緊張も高まる中、警備員の制服を着たジョーンズが登場すると、5人の表情が一斉に和らぐ。
中居正広、木村拓哉、稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾の順にジョーンズと握手しながら、「Nice to meet you.」と英語で挨拶を交わすと、興奮冷めやらぬまま、すぐに本番が始まる。
帰りの車に乗り込む際、木村拓哉がジョーンズにボス レインボーマウンテンブレンドを手渡すシーンでは、カメラを構えた角度から見えるエンブレムの位置が少しズレていたことに気づいたジョーンズが、木村拓哉の持っていた缶に手を添えさりげなく位置を直す場面も。
「BOSS」の大先輩による演技指導に、木村拓哉が笑顔でサムアップのポーズを見せると、何とも言えない微笑ましい空気が流れた。

警備員の制服姿で撮影に臨んだジョーンズは、ほとんどのシーンが2、3テイクでOKが出る貫禄十分の演技を披露。とりわけインパクトが強かったのが、香取慎吾の代役としてステージ上でダンスを踊るシーン。
SHAKEのメロディーに乗って全身汗だくになりながら、リズミカルに手足を揺らしノリノリでダンスを踊る姿に、普段の寡黙で近寄りがたいオーラを放つジョーンズを知る制作チームも、あまりのギャップに驚いていた。
ここでは、無表情と笑顔の2パターンのダンスを収録。いずれも甲乙つけがたい出来栄えで、カットが掛かる度に拍手と大歓声が沸き起こり、OKテイクではジョーンズも自ら拍手するほど、手ごたえを感じている様子だった。
コンサートの舞台は、美術や照明、音響、仕掛け、振付師など、実際にSMAPのコンサートツアーを手掛けたことのあるスタッフが中心となって設営。
メンバーも「お客さんから見えるステージももちろん、バックステージも雰囲気が出ていた」(木村拓哉)、「適度に滑って、止まりたいときにピタッと足が止まる、踊りに1番適した床を用意してくれた」(中居正広)、「ツアーで一緒だったバックダンサーも何人かいて踊りやすかった」(草彅剛)などとコメントし、本物のコンサートを再現した大掛かりなステージに驚いている様子。
また、観客役のエキストラとして約200人が参加。幅約11m×高さ約4mの大型LEDスクリーンに映し出されるSMAPの曲に合わせて手拍子をしたり、歓声を上げたりして、コンサートを盛り上げた。

サントリー「BOSS」TVCM