【最終回】父子の別れ?!我が子の将来に悩む…BS時代劇「酔いどれ小籐次」第13回予告動画と前回のあらすじ-NHK

2013年09月13日10時00分ドラマ

9月13日、NHK・BSプレミアムのドラマ「酔いどれ小籐次」は最終回「祝言日和」を放送、赤目小籐次(竹中直人)へ駿太郎を引き取りたいと槙野(山本學)がやってきた。槙野は駿太郎の実の父親である須藤と昵懇の仲であった。老い先短い身で駿太郎を育てるのを人生最後の仕事と語る槙野に、小籐次は駿太郎を託そうかと迷う。

[第12回「父の背中」あらすじ]
ある日、小籐次は水野監物の屋敷でおりょうの父と対面する。その場で、今後は歌人として独り立ちするおりょうの良き相談相手になってもらいたいとおりょうの父から声を掛けられる。おりょうは改めて小籐次を慕っていると打ち明けるが、小籐次は自分の身分がおりょうと釣り合わないと遠慮する。しかしおりょうは強く自分の想いを語り、小籐次は夢心地になる。
一方、小籐次は帰宅が遅く駿太郎は夜中まで一人小籐次を待つ事が多かった。せっかく小籐次が帰宅しても、酔いつぶれて駿太郎とろくに話もせずに寝てしまうのだった。淋しく思う駿太郎に気付きもせず、小籐次は久慈屋昌右衛門(津川雅彦)におりょうの住まいについて相談し、適当な屋敷を紹介されて喜ぶのだった。

おうづ(大後寿々花)と曲げ物屋の太郎吉(内田滋)は良い雰囲気で言葉を交わす仲になっていた。太郎吉は自分の両親におうづを合わせたがっていたが、それをおうづに告げるとその顔は曇ってしまう。ある時荷物持ちとして太郎吉がおうづの家に同伴すると、突然おうづの父親が飛び出して来て太郎吉に掴みかかり、おうづは地主の妾にするから手を出すなと恫喝する。おうづの父は、博打にのめり込んでおうづを妾にやる代わりに借金を帳消しにしてもらおうとするのだった。
小籐次は久慈屋に紹介された屋敷をおりょうと見て回り、すっかり気に入ったおりょうからここで3人で暮らそうと提案する。一緒に屋敷に来ていた駿太郎だったが、不機嫌な顔をしておりょうにも愛想が悪い。翌日、駿太郎は万八楼のおこう(鶴田真由)に向かって小籐次をおりょうに取られてしまうと泣きついた。おこうはその夜小籐次を呼び寄せ、駿太郎の事を打ち明けた。小籐次は駿太郎の父親としての不安をついおこうに漏らし、涙を見せる。おこうの前では本音が出てしまうと語る小籐次に、おこうは不意に突き動かされてその背中にしがみつく。それでも小籐次への想いを口に出す事無く、駿太郎を考えて欲しいとだけ訴えた。
次の日、商いに出た小籐次はおうづが名主の下へ嫁ぐ話を切り出した。太郎吉と一緒になるものだと思っていたと言う小籐次に、おうづは自分が借金の形に身売りのように引き取られるだけだと知らされる。今日にも名主が会いに来ると打ち明けるおうづを、小籐次は長屋に連れ帰り匿って欲しいと仲間に頼み込む。長屋の和気あいあいとした雰囲気を見て心がほぐれるおうづだったが、駿太郎の暗い表情に気付く。おうづは駿太郎を寝かしつけながら、小籐次は忙しいながらも駿太郎の事を一番に考えてやっていると声を掛けて安心させるのだった。
日が変わり小籐次がおうづの家を訪ねると、おうづが居なかったせいで賭場を仕切る古利根の親方にさらわれてしまったと知る。早速おうづの父親を救うべく古利根へ向かおうとする小籐次は、駿太郎に夜まで留守にすると言いつける。しかし、駿太郎は小籐次の背中を見て育っていると語り変えたおこうの言葉を思い出し、押し込みの現場に駿太郎を同行させようと決めた。
奉行所と共に古利根の賭場に着いた小籐次は、ならず者たちの刀をかいくぐっていく。小籐次と共にやってきていたおうづは父親を助けようとするが、見つかってしまう。斬りかかる相手に立ちはだかりおうづを守った父親は刀を受け倒れてしまう。おうづは息を引き取ろうとする父親にすがって涙を流す。小籐次は次々と向かってくる敵を倒し、駿太郎は一部始終を見つめていた。父を亡くしたもののおうづは太郎吉と婚約が決まり、おこうも小籐次とおりょうの祝言を取り仕切りたいと申し出るなど全ては上手く運びそうな雰囲気が流れていた。しかしある日、一人の侍が駿太郎を訪ねて長屋に姿を現した。

「酔いどれ小籐次」最終回は13日(金)よる8時から放送。ドラマ公式サイト「次回予告・あらすじ」では予告動画が配信されている。放送翌日からはNHKオンデマンドにて見逃し配信も行なわれる。

BS時代劇「酔いどれ小籐次」|NHKオンライン
NHKオンデマンド 酔いどれ小籐次

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