「ぼくの最後の恋人」は香港映画好きにはたまらない幸せコメディ!
香港の人気俳優ダニエル・ウーとミリアム・ヨンがおくる映画「ぼくの最後の恋人」は、偶然出会った酒豪でアネゴ肌のシウマンと、経営不振のレストランのオーナーシェフのマイケルが、一軒の店を昼と夜で交互に営業することから始まる傑作ラブ・コメディ。GyaOが、本日13日(金)から無料配信を開始した。
主演のダニエル・ウーは、アメリカ生まれで、大学在学中に香港でモデルの仕事をはじめ、それがきっかけで俳優の世界に入ったイケメン俳優。「女帝(エンペラー)」でチャン・ツィイーと共演したことで話題になり、いまや若手実力派俳優のトップを走る。一方、みんなから一目おかれるアネゴ肌のシウマンを演じたミリアム・ヨンは、歌手としても人気が高く、映画「私の胸の思い出」の演技でも高い評価を受けている。監督は「ワンナイトインモンコック旺角黒夜」のイー・トンシン。
シウマンとマイケルは昼はカフェで夜はフレンチレストランと、昼夜交代で1軒の店を営業する。店は徐々に評判に。二人は人生のパートナーとしても愛し合い、公私共に大切な存在になる。しかし、店をカジュアルな雰囲気にしたいシウマンと、料理に対して高い理想を持つマイケルは次第に意見が食い違い衝突するように…。そんなときマイケルに引き抜きの手が!
主演の二人の実年齢は同い年だが、役柄のせいかシウマンを演じるミリアムの方が少しお姉さんに見える。ところが、ラストでマイケルが仕掛けたイタズラ(?)に引っかかったシウマンの顔が実にいいのだ。頼りなかったマイケルが頼もしく見え、シウマンの驚く顔がなんとも可愛い。「ぼくの最後の恋人」は、香港映画好きにはたまらない、なんとも可愛く、幸せなラブコメに仕上がっている。
◆ 「ぼくの最後の恋人」 <2005年 / 香港 / 101分>
・ 監督:イー・トンシン
・ 出演:ダニエル・ウー、ミリアム・ヨン、アレックス・フォン 他
・ 放送期間:2/13(金)正午~3/13(金)正午まで
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