生徒たちとの交流で過去と向き合う八重…大河ドラマ「八重の桜」第39回予告動画と前回のあらすじ-NHK

2013年09月29日12時00分ドラマ

9月29日、NHKの大河ドラマ「八重の桜」は第39回「私たちの子ども」を放送、同志社女学校の運営に関わる八重(綾瀬はるか)は、薩摩から来た女生徒・リツ(大後寿々花)と出会う。そしてリツの父は会津戦争で八重の銃弾に倒れて亡くなった事が明らかになる。授業内容について女生徒からの反発も受け、八重は女子教育のこれからに加えて自らの過去とも対峙せざるを得なくなる。

[第38回「西南戦争」あらすじ]
1876年、同志社英学校は今出川の地に校舎を移した。新しい学び舎に夢を膨らませる新島と八重たち。熊本バンドの学生たちも憎まれ口を叩きつつも新島や他の学生たちと馴染んできていた。そこへ徳富猪一郎(中村蒼)が血相を変えて飛び込んできた。鹿児島にて西郷蜂起―郷里熊本も戦場になるのではと学生達は不安を露にした。
御所では木戸を中心に新政府軍が熊本に進軍した西郷軍の対応に苦慮していた。西郷と同郷の志である大久保利通(徳重聡)は西郷追討軍結成の苦渋の決断を下した。そして山川浩(玉山鉄二)ら旧会津藩士らは、会津戦争での雪辱を晴らすために新政府軍に身を投じた。覚馬(西島秀俊)は使い捨てにされた士族の鬱憤が爆発したことを察しつつも、何故挙兵してしまったか西郷の心中に思いを馳せて苦しむ。
そんな中、同志社に女学校設立の許可が下りたという知らせが舞い込む。八重は新しい学校を女紅場のようなよき妻、よき母を育成する場所でなく女性が自立するための学校にして欲しいと訴えた。そんな八重に新島が提示した女学校の授業内容は、ほぼ同志社英学校と変わらない化学や万国通史なども取り入れたものだった。男女等しく学んで欲しいとする新島の考えに八重は顔をほころばせる。
西郷の起こした戦は、田原坂での決戦となった。新政府軍には薩摩出身者も多く、戦場は親子や兄弟で戦う非情な場となっていた。軍を指揮する大山巌(反町隆史)は、血気盛んな兵士の声に西郷との対決を覚悟する。その声の主こそ、佐川官兵衛(中村獅童)であった。大山はかつて自分が攻め滅ぼした会津の藩士と共に西郷討伐軍に従軍する世の移ろいを噛み締めていた。佐川は田原坂の激戦の中、命を落とす。かつては賊軍だった自分が官軍となり会津の名誉を回復したことに満足しつつ、佐川は息を引き取った。
新政府軍はついに田原坂の西郷軍本拠地を攻め落とし、山川は西郷軍が退去した本陣に入った。そこで犬を探す男と出会う。西郷だった。刀に手をかける山川だったが、丸腰の西郷に対して斬りかかる事は出来なかった。何故、かつて恭順を示した会津を総攻撃したのか詰問する山川に、西郷は反政府の象徴だった会津を滅ぼす必要があったと訴えた。そして今は内乱が二度と起きないように自分が全て引き受けていくと答え、去っていった。山川は西郷を追う事は出来なかったが、その後熊本城に篭った西郷軍の包囲を撃破して入城を果たす。その勇姿は新聞で全国に伝えられた。
佐久(風吹ジュン)はかつての会津藩士の名誉を事のほか喜んだが、八重は長引く戦を案じていた。その頃覚馬は、新島と共に木戸の屋敷を訪れていた。停戦を呼びかけて欲しいと訴える覚馬に、これは維新の総仕上げであり膿を出し切らねばならないと申し出を断る。病に蝕まれていた木戸は、戦の行く末を案じながら戦争終結を待たずに世を去った。
敗退した西郷軍は鹿児島まで退き、城山を拠点に篭城した。そこにも新政府軍の総攻撃が容赦なく加えられる。指揮するのは西郷を兄と慕う大山であった。この戦で西郷は銃弾を受け、ついに切腹を決める。これにて西南戦争は終結する。そしてこの戦を決めた大久保も同じ年に暗殺され世を去った。
世が一応の安泰となった頃、同志社女学校では一つの問題が起こっていた。女学校の授業が簡単すぎてつまらないので男子と同じ授業を受けたいと訴える女生徒たちがいた。その一人は徳富猪一郎の姉・初子(荒井萌)であり、始まったばかりの女学校運営は早速波乱が起こり八重を悩ませるのだった。

大河ドラマ「八重の桜」第38回は29日(日)総合・よる8時から、BSプレミアム・午後6時から放送。再放送は総合で毎週土曜日ひる1時5分から。予告動画は番組公式サイト「あらすじ」で視聴出来る。放送翌日からNHKオンデマンドでは見逃し配信を行う。

NHK「八重の桜」番組サイト
NHKオンデマンド「八重の桜」視聴ページ
18時より見逃し配信開始(視聴価格:200円)

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NHKオンデマンド「八重の桜」視聴ページ
18時より見逃し配信開始(視聴価格:200円)

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