学校運営に行き詰る新島を救うべく…大河ドラマ「八重の桜」第40回予告動画と前回のあらすじ-NHK

2013年10月06日09時57分ドラマ

10月6日、NHKの大河ドラマ「八重の桜」は第40回「妻のはったり」を放送、同志社開校から4年が経つ頃、突然政府から廃校するように命じられる。一方学内では、伝道を強化すべきと訴える宣教師たちと学問重視の生徒たちの間で板挟みに苦しむ。新島と学校を救うため、八重はある芝居に打って出る。

[第39回「私たちの子ども」あらすじ]
ある日、山本家へみねが血相を変えて八重を呼びに来た。同志社女学校に熊本からやってきた女生徒たちが外国人教師に反発して騒ぎを起こしているというのだった。八重が着いてみると、寝具を他人に見られるのは恥ずかしいことだとして布団を干す女生徒たちに注意していた。マナーの授業はしたくない、学問がしたいと訴える女生徒たちに八重は長刀の指導を始め、女生徒たちの鬱積を晴らしたのだった。しかし外国人教師は女性が棒を振り回すのはみっともないと新島に訴えた。何とか仲介しようとする新島だったが、女学校の土地が取得できず未だに英学校内に仮宿舎を置いている事を馬鹿にされる始末であった。
そんな折、八重はリツ(大後寿々花)という女生徒が風邪を引いているのを看病する。しかしリツは会津の出身である八重の事を拒んだ。リツの父親は戊辰戦争の折、会津で戦死したというのだ。罪悪感から、八重は女学校の運営から身を引こうかと新島に相談する。しかし新島はそれを押し留め学校に残るように説得する。リツの看病は新島が引き継いだ。

覚馬(西島秀俊)は槇村(高嶋政宏)に面会に行く。槇村が新島に土地を売らないように不動産業者に圧力をかけていることを訴えにきたのだった。しかし県知事となった槇村は執り成すどころか覚馬に県政から手を引いて同志社運営に専念しろと言い始めた。

新島と八重の新居が完成し、八重らは新築祝いに生徒たちを招いた。新島はその席にリツも招待したが、リツは新島に学校を辞めたいと申し出た。井戸が台所にある作りや洋風の内装に、佐久(風吹ジュン)や生徒たちは歓声を上げる。食後に生徒たちが楽しげに話すうちに、男女の枠に入らない八重が話題に上った。一人の生徒が八重は会津の戦争で鉄砲を持って戦った猛者だとからかうように讃えると、その場に居たリツは顔色を変える。リツは、父は女の鉄砲撃ちに撃たれたと聞いていると叫び、八重は青ざめながらも必死でリツに謝罪する。激昂したリツは咳き込み倒れこむ。医師を呼ぶと、リツは結核と診断された。国許に帰るべきだが、その体力も無いだろうという医師に、新島は自分が引き取って看病すると申し出た。感染の恐れを指摘されると、八重がその看病を買って出た。
それから、新島と八重によるリツの看病の日々が始まった。心を閉ざすリツに、八重は明るく接して声を掛ける。しかしリツは八重の作った食事を摂ろうとしなかった。ついに八重はリツを叱責し、自分が憎かったら元気になって報復しろ、生きろと叫んで立ち去った。残された新島は、八重も戦で父と弟を失ったことや八重の気持ちを語って聞かせた。何故八重は自分の看病をするのかと問うリツに、新島は笑顔で当然のことだ、あなたは私たちの子どもですと返す。リツは箸に手を付けた。
佐久はリツや新島たちの事を案じていたが、その食事の席で覚馬は女学校の土地が確保できたと打ち明けた。それは覚馬が槇村へ顧問辞職と引き換えに得たものだった。覚馬は辞職したことで家族と一緒にいる時間が増えると明るく笑いかけた。
ある時、八重はリツと語り合う時間を持った。かつての戦を振り返り自らの本心を曝け出す八重に、リツも次第に心を開いていった。リツの口から八重への感謝が会津言葉で語られた時、八重は感激でリツを抱きしめた。八重とリツの関係は、クリスチャンである生徒たちの間にも波紋を投げかけた。そして佐久とみねも洗礼を受け、佐久は女学校の舎監として働くこととなった。同志社を中心とした家族の繋がりを感じ、新島と八重は喜ぶのだった。

大河ドラマ「八重の桜」第40回は6日(日)総合・よる8時から、BSプレミアム・午後6時から放送。再放送は総合で毎週土曜日ひる1時5分から。予告動画は番組公式サイト「あらすじ」で視聴出来る。放送翌日からNHKオンデマンドでは見逃し配信を行う。

NHK「八重の桜」番組サイト
NHKオンデマンド「八重の桜」視聴ページ
18時より見逃し配信開始(視聴価格:200円)

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