今夜の「金プレ」は、『そして父になる』の参考文献の実録ドラマ「ねじれた絆~」を放送!2組の当事者親子が初告白!予告動画

2013年10月11日15時00分ドラマ

第66回カンヌ国際映画祭審査員賞を受賞作で、ハリウッドでリメイクも決定している是枝監督、福山雅治主演の映画『そして父になる』の、参考文献にもなった奥野修司によるノンフィクション作品を映像化した「ねじれた絆 赤ちゃん取り違え事件 42年の真実」が、今夜11日よる9時からの「金曜プレステージ」にて放送される!番組サイトで予告動画が公開されている。

ノンフィクション作品「ねじれた絆 -赤ちゃん取り違え事件の十七年-」は、第二次ベビーブームだった高度経済成長期に多発し、社会問題とまでなった「赤ちゃん取り違え事件」を、当時週刊誌記者だった奥野修司が発覚した1977年(昭和52年)から25年にわたって取材し続けたノンフィクションのドキュメンタリー作品。
2004年にTBS系列「水曜プレミア」にて「ねじれた絆〜赤ちゃん取り違え事件の真実〜」というタイトルで放送され、今回は2度目のドラマ化。
映画『そして、父になる』では、取り違えられた子供を男児としているが、ドラマでは実話通り女児として描いている。

今夜放送の「ねじれた絆 赤ちゃん取り違え事件 42年の真実」では、実際に我が子を取り違えられた当事者たちへのインタビューを基にしたドキュメント部分と、事件発生から2つの家族の生活を忠実に追ったドラマ部分で構成したドキュメンタリードラマとなっている。さらに、これまで仮名でテレビ出演をしてきた当事者たちが、今回初めて実名で顔を出して出演、ドラマの中でも実名で描かれる。

■あらすじ
舞台は昭和52年。稲福スミ子(板谷由夏)の娘・美由紀(熊田聖亜)は6歳の幼稚園生。幼稚園の健康診断の結果を受け取ったスミ子は美由紀の血液型が“A型”と記載されていることに不穏な気持ちを抱く。スミ子はO型。クレーン運転士の夫・茂美(ゴリ)はB型。2人からA型の子どもは生まれないはず。再検査の結果、やはり美由紀はA型、「夫婦の子ではない」と判明する。出産した病院に問い合わせ、当時、看護婦のミスで取り違えられたことが判明。夫婦の本当の娘は近くの町に住む板金業を営む島袋清徳(光石研)と公子(西田尚美)の長女・初美(庵原涼香)だと知る。2組の夫婦は本当の子ではない娘を6年間愛し育ててきたのだ。島袋夫婦も真実を知ることになり、2組の夫婦は、「子どもを交換するか否か」という選択肢を選ぶことに。取り違え事件のニュースはすぐに東京のマスコミも知ることになり、出版社の記者・奥野修司(滝藤賢一)は、取材を開始、以来35年間この親子を追い続けることになる。

第66回カンヌ国際映画祭の公式上映では、上映後、約10分間のスタンディングオベーションが起こった名ドラマを鑑賞された方はもちろん、これから観ようという方も、映画の参考になった実話ドキュメンタリードラマをご覧になっては?

実録ドラマスペシャル「ねじれた絆 赤ちゃん取り違え事件 42年の真実」は、今夜11日よる9時からフジテレビ「金曜プレステージ」にて放送。予告動画は番組公式サイト視聴できる。