月曜ミステリーシアター「刑事のまなざし」第2話は、ホームレスの死に隠された謎を見つめる…！東池袋署管内で、ホームレスが殺された…殺されたのはショウ(山口祥行)と呼ばれている男だというのだが、同じホームレスの人々は頑なに自分の身の上のことを話そうとせず捜査は難航…そんな中、夏目(椎名桔平)は、ある一人のホームレスへ優しいまなざしを送り…「刑事のまなざし」第2話は14日(月)夜8時から放送、予告動画は番組サイトで公開されている。

またも、東池袋署管内で殺人事件が発生。殺されたのは、ショウと呼ばれるホームレス。ショウは、前夜にホームレスたちに嫌がらせをした少年たちに腹を立て、暴行をしていたこと、さらに同じホームレスのマサ(須田邦裕)ともめ事を起こしていたということから周囲の評判はあまりよくなかった。夏目(椎名桔平)、安達(小野ゆり子)、福森(松重豊)は菊池係長(要潤)の指示で聞き込みを始めるが、ホームレスたちがなかなか自分の身の上のことを話したがらず、捜査は難航。そんな中、夏目はナカ(螢雪次朗)が自分と同じ青森出身だと知り、親しくなる。
そんな折、被害者のショウの身元が判明する。ショウは17年前に傷害致死事件を起こし、19歳の会社員を殺していた過去があった。福森と安達はそれを真に受け、被害者の父親・本木(松澤一之)に会いに行く。一方、夏目は体調を崩していたナカに、郷土料理の“ひっつみ”を作ってあげていた…。

今回、夏目が見つめることとなるのは“ホームレス”。どこか横浜で起きたホームレス殺人事件を彷彿させるものがあるように感じられる。この事件は1982年12月から83年2月にかけて横浜市内の地下街や公園などでホームレスが次々襲われ殺傷された事件。犯人は中学生を含む少年のグループであり、彼らの人権を軽視した発言は社会に大きな衝撃を与えた。その後も、ホームレス殺人事件は続く。現在でもこの手の殺人事件はなくならない。
人権軽視されてしまうことが多い、ホームレス。そんなことから他人へ固く閉ざされた彼らの心を夏目のまなざしは温かく包み込み、事件の真相を解き明かすことができるのか。

「刑事のまなざし」第2話は14日(月)夜8時から放送、予告動画は番組サイトで公開されている。

◇刑事のまなざし│TBS