舞台は尾張名古屋へ移るも式部の追及は止まず…BS時代劇「雲霧仁左衛門」第4回予告動画と前回のあらすじ-NHK

2013年10月25日11時27分ドラマ

10月25日、NHKのBSプレミアム「雲霧仁左衛門」は第4回「新たな盗み」を放送、名古屋の豪商を狙う手はずを整えて尾張へ向かう雲霧仁左衛門(中井貴一)たちだったが、安部式部(國村隼)もその動向を掴んでいた!名古屋へついたお千代(内山理名)たちだったが、広大な屋敷の中で目当ての金蔵がどれなのかが突き止められずにいた…番組サイトでは予告動画が公開されている。

[第3回「哀しき妹」あらすじ]
式部は、奉行所の火事が起きた時に岡田が不在だったことに気付く。そして岡田も自分が尾行されているのを察していた。雲霧一党も早速手を打ち、岡田の女を隠して行動を戒めるように促す。一方、町では六之助の似顔絵が張り出され賞金首が掛けられる。
雲霧一党は次の狙いの商人に近づくため、若後家に化けたお千代に引き込みの仕事をさせる。始めは荷が重いと訴えるお千代も、引き込みはこの仕事を最後にするという仁左衛門の言葉に涙を浮かべ、喜びを隠しつつも潜入することを決めた。その頃六之助は自分の母親の墓参りに行くと、一人の少女が先に墓参りしているのに気付く。六之助が声を掛けたその瞬間、男達が突然襲いかかってきた。一瞬身構える六之助だったが、男達の狙いは少女だった。咄嗟に六之助は少女を連れてその場を逃げ出した。
小船に乗り込んだ六之助は少女に侘びを入れて目隠しをした後で隠れ家に連れ込んだ。おしのと名乗る少女は自分の母親の墓参りに来たと語った。おしのとは六之助の妹の名前だったが、おしのは15年前に深川の大火で死んでしまったはずだった。しかしおしのが名乗るおみねという母の名は、紛れもなく六之助の母の名前だった。そしておしのを襲った男達は、父親の長患いのための借金を取りに来た金貸しだという。六之助は自分が訪れたのはおしのが参った墓の隣だと誤魔化したが、おしのが差し出したお守りは紛れもなく見覚えがあるもので自分の妹だと確信する。

ある時、狙いである松屋善兵衛に桔梗屋と名を騙った吉五郎(伊武雅刀)は、女好きの性分を利用してお千代を紹介する。お千代の美貌に松屋は早くも虜になってしまう。

その頃式部は一人の盗人・いろはの伊助を間者として雇い入れて六之助の居所を探ろうとしていたが、一部始終を岡田は見ていた。吉五郎は六之助からおしのの存在を明かされるが、腑に落ちないものを感じて探りを入れる。そうとは知らず、六之助は床に伏してしまったおしのの介抱に明け暮れていた。しかし岡田が火付盗賊改に伊助が来たことを明かすと、おしのと伊助の繋がりが判明してしまう。気付くとおしののいた布団はもぬけの殻で、逆上した六之助はおしのを追いかける。白状させようとしたその矢先、おしのは自害する。そしてその瞬間、おしのは伊助の犬でありながらも実の妹である事も判明し、逆上した六之助は飛び出していく。伊助に襲い掛かった六之助は刃物を取り出す…翌早朝、奉行所に伊助とおしの、二つの棺桶が並べられているのに気付いた火付盗賊改方は臍をかむ。

松屋善兵衛が江戸での商いを終えて名古屋に戻る日が近づいてきた。お千代にすっかり惚れ込んだ松屋はお千代を連れて名古屋に戻ると決めていた。それに伴い、雲霧一党たちもそれぞれ姿を変えて名古屋へ向かっていた。


「雲霧仁左衛門」第4回は25日(金)、NHK・BSプレミアムでよる8時から放送。予告動画はドラマ公式サイト内「次回予告」で視聴出来る。

雲霧仁左衛門|NHK BS時代劇

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