昨日（12日）、映画『相棒-劇場版III-』製作報告会見で、俳優・水谷豊と成宮寛貴、及川光博の“新旧相棒”がそろった夢の3ショットを公の場で初披露し、話題をさらったが、今夜13日（水）夜9時からドラマ「相棒12」第5話では、就職活動中の女子大学生・奈月（岩田さゆり）死亡事件を捜査する！番組公式サイトでは予告動画が公開されている。

リクルートによる「2013年10月度　内定状況について」では、「10月1日時点での大学生全体の就職内定率は81.7%、前回の72.0％より9.7ポイント高く、前年同月の76.2％に比べて5.5ポイント高い」と分析しているが、今回の事件は、まだまだ厳しい大学生の就職事情に絡んだ事件を描く。ゲストは岩田さゆり、斉藤祥太、近野成美。

就職活動中の女子大学生・奈月（岩田さゆり）の遺体が発見される。奈月の遺した手帳によると、事件当日は夕方に一流商社の面接を受けていたが、午前中に出かけてから面接の時間までの行動がわからない。右京（水谷豊）は、奈月のリクルートスーツに仕付け糸がついたままになっていることが気になるが、アパートの大家が見送った時には、彼女のスーツに仕付け糸はなかったとのこと。
そして、奈月は、一流商社の面接を受ける前に、内定をもらっていた証券会社に内定辞退を告げに行っていたことが判明。右京は、奈月が証券会社を出た後、スーツを着替えていたことを突き止める。
さらに気になるのは、奈月の携帯に非通知の着信が頻繁にあったことに引っかかる。ストーカー被害にでもあっていたのだろうか？

捜査一課の伊丹（川原和久）らは、アリバイが曖昧な奈月の元カレ・紀平（斉藤祥太）に不審を抱くが、彼は、別れてから一度も奈月と会っていないと犯行を否認。紀平によると、奈月の第一志望は、事件当日に面接を受けていた一流商社であることを聞き、右京らは早速その商社へと向かうが…。面接テクニックから浮かび上がった犯人とは？

今回、奈月役でゲスト出演をしたのは岩田さゆり。元々は小・中学生向けファッション雑誌「ラズベリー」のモデルとして活動していたが、2004年に「3年B組金八先生」シーズン7で女優デビュー。歌手としても活動しており、シングル4枚、アルバム3枚等をリリース。2005年に自身で作詞したアニメ「名探偵コナン」のエンディングテーマ「Thank You For Everything」は大ヒット。現在は、音楽活動は実質休止中で、ドラマ・映画・CMなどで引っ張りだこの売れっ子女優。

電通総研が実施した2014年の就活状況を調査した報告では、内定を得るためには、就活生の6割が「多少ズルが必要」と回答したとしているが、果たして岩田さゆりが扮した奈月は どんな面接テクニックを使ったのか？

今回も見どころ満載の「相棒12」「エントリーシート」は、夜9時からテレビ朝日系で放送。

◇テレ朝「相棒12」番組サイト