久栄の反発、重なる家族の不幸…大河ドラマ「八重の桜」第46回予告動画と前回のあらすじ-NHK

2013年11月17日10時00分ドラマ

11月17日、NHKの大河ドラマ「八重の桜」は第47回「駆け落ち」を放送、覚馬(西島秀俊)と時栄(谷村美月)の離縁で残された久栄(門脇麦)は、八重(綾瀬はるか)に反発するようになっていた。何とか久栄の親代わりになろうと苦心する八重だったが上手くいかない。そこへ久栄と徳富健次郎(太賀)が仲を深め、八重が猛反対することで二人の溝はさらに深まる。険悪な雰囲気の漂う山本家だったが、そこへ嫁いだみね(三根梓)が出産したと嬉しい知らせが届く。

[第45回「不義の噂」あらすじ]
覚馬は京都商工会議所の会長になり、京都復興に更なる意欲を燃やしていた。八重は未だ旅行中の新島襄(オダギリジョー)を、新島の両親たちと待ちながらも女学校の運営で慌しい日々を送っていた。そんなある日、久栄が八重を訪ねてきた。久栄は「あの人、嫌い」と言って何か言いたげにしながらも新島の両親の姿を気にして立ち去ってしまった。
女学校では、宣教師団が一方的に女学校の廃校を決めていた。憤慨した八重は、これを機に宣教団抜きで独自の学校運営をするべきだと立ち上がった。早速覚馬にも相談するが、商工会は琵琶湖の運河開通に向けて慌しく、寄付を募るには適当な時期で無いと助言する。その矢先久栄が声を荒げるのが聞こえ、慌てて駆けつけた八重は青木と時栄が縁日から帰宅したところを睨み付ける久栄を見つける。青木が時栄の手を握ったと嫌悪感で訴える久栄に、青木は突如覚馬の部屋に走る。青木は覚馬が時栄を女中のように扱っている、解放すべきだといい始めるのだった。時栄は青木が一方的に思いを寄せているだけだと覚馬に告げ、覚馬は青木を大阪の私塾に転校させることを決めた。
八重は寄付を募るために事業者たちに女学校の授業参観を開催していた。授業内容を見てクリスチャンにならなくても良いと知った経営者たちは徐々に女学校運営に興味を持ち始める。参観の折、八重は大垣屋(松方弘樹)は覚馬の辛い時期を支えた時栄の献身振りを改めて聞き、時栄への怒りを収める。覚馬は時栄と共に洗礼を受けることを決め、二人の関係をもう一度考え直そうとしていた。八重は時栄に改めてこれまで覚馬を支えてきてくれた事に礼を述べた。すると時栄は、覚馬の心にはいつまでも前妻・うらがいる事を妬んできたと隠してきた心中を吐露した。八重は洗礼を機にもう一度生まれ変わればいいと時栄を励ました。

1885年、その年頭に伊藤博文が内閣総理大臣に就任し、年末には1年8ヶ月の旅を終えて新島が帰国した。5万ドルの寄付を取り付けた朗報を携えた新島を、八重や弟子たちは暖かく迎えた。ところがその最中に青木が時栄を訪ねて山本家に現れた。青木を拒否する時栄だったが、青木の強い想いに心は揺れ動く。この時青木が会いに来たのを行商人に見られたのをきっかけに、それは「山本覚馬の妻が不義」という噂が広まった。単なる噂だったが、それは同志社の運営資金の流れを疑問視する声や覚馬への風評となっていく。覚馬は商工会会長を辞任し、時栄は離縁を申し出た。覚馬はそれを淡々と受け入れ、時栄は山本家を去っていった。時栄が山本家を出る日の朝、久栄は大声で時栄をなじった。このままでは久栄が母を恨んだまま別れてしまうと案じた八重は、おもむろに出て行けと声を荒げて時栄を追い立てた。久栄は顔色を変えて時栄を八重から庇い、行かないで欲しいと泣いてすがる。母を恋う久栄の気持ちを目の当たりにし、時栄は八重の配慮に感謝しつつも去っていくのだった。

大河ドラマ「八重の桜」第46回は17日(日)総合・よる8時から、BSプレミアム・午後6時から放送。再放送は総合で毎週土曜日ひる1時5分から。予告動画は番組公式サイト「あらすじ」で視聴出来る。放送翌日からNHKオンデマンドでは見逃し配信を行う。

NHK「八重の桜」番組サイト
NHKオンデマンド「八重の桜」視聴ページ
18時より見逃し配信開始(視聴価格:200円)

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