主任教授選の混迷はついに大門のクビにまで発展?!ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子」第7話予告動画と前回のあらすじ-テレ朝

2013年11月28日09時10分ドラマ

11月28日、テレビ朝日のドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」は第7話を放送、馬淵内科部長(三田佳子)が外科の主任教授選に対立候補を連れてきた影響が、思いがけず大門未知子(米倉涼子)に飛び火する。苦肉の策として蛭間外科部長(西田敏行)は近藤(藤木直人)を講師から教授へ昇格、これで近藤が主任教授選候補者となる資格を得たのだった。しかし馬淵内科部長らはVIP患者を転院させて内科で治療することで教授選を有利に導こうとしていた。それを阻止すべく、海老名教授(遠藤憲一)と近藤は一時的に協力体制を敷き、VIP患者に外科的アプローチを試みたが、内科の最先端医療には及ばなかった。すると大門がその内科療法をも圧倒する術式を提案してきた!

[第7話みどころ]
今回VIP患者として入院するのは浅井 久恵(白川 由美)、厚労省医政局長の母親という医学界にはなんともまぶしい肩書きを持つ女性だ。患者の治療ですら選挙戦のコマ扱いする医師たちに大門の怒りは炸裂するが、その波紋は?!
公式サイトでは「未知子の華麗なるファッションチェック」を更新、ゴージャス感あふれる大門の私服だが、劇中では金コマである大門の生活を反映して、予想外にお手軽なアイテムが中心となっている。また、劇中大門が身につけているアクセサリーにまつわる裏話も公開、是非ともチェックしてみよう。

[第6話あらすじ]
帝都医大病院。海老名教授たちが主任教授選挙対策に余念の無い中、大門は日々手術台に立ちそれなりに充実した日々を過ごしていた。大門の手術を自分の名義で発表した近藤は、マスコミの取材が殺到し一躍時の人となり、蛭間統括外科部長との関係も親密になっていた。
ある日、近藤を一人の年配男性が訪ねて来た。手術を終えてその男に話しかけられた大門は、始めは相手にしなかったもののいつしか馬券の購入方法ですっかり意気投合していた。その男性こそが近藤六助(泉谷しげる)、近藤の父親であった。六助は、息子に肝炎と言われた自分の診断を確かめて欲しいと訴えたのだった。しかし近藤は自転車屋を営む父親を恥ずかしく思い、周囲から隠そうとしていた。六助のこと大門に丸投げした近藤は、父親と遠い職業につくために医師になったとぼやくのだった。その瞬間、近藤に呼び出しの電話がかかる。馬淵内科部長からだった。
馬淵の部屋に駆けつけた近藤は、最近蛭間と接近している事を皮肉られて取り繕う。馬淵はパリの学会で大きな収穫があったと意味深に呟くが、詳細は近藤に漏らさなかった。その頃六助は、神原の事務所に乗り込んで神原や大門らと共に麻雀卓を囲んでいた。牌の流れに集中する六助以外の三人は、六助の所見についてあれこれ呟いていた。そして大門が最近どこかを強打しなかったかと六助に尋ねると、当人は思い当たるところがあったようだった。大門は素早く六助に入院を勧めた。
一方。近藤は蛭間の自宅に招かれ、特別患者の手術担当を依頼される。特患とは大物政治家の実兄で。これを担当することは院内で近藤の地位を確実のものにするものだった。そこへ大門から近藤の携帯へ電話があった。六助の病状の緊急性を訴える内容だったが、近藤はあっさりこれを無視する。

入院した六助は院内の車椅子の修理をするなど、のんびりしたものだった。大門は六助の職人技に感嘆しつつ、部品には不必要なものなど一つもないと説教された。近藤の弟子扱いされることに不満を漏らしつつも、大門は珍しく大人しく六助の話を聞いていた。近藤はその時特患のカンファレンス中だったが、そこへ大門が飛び込んできて六助の急変を告げた。六助の脾臓破裂を告げられた近藤だったが、近藤は脾臓は生きていく上で無くても大丈夫な臓器だと言い捨て、全摘を主張するのみだった。近藤は特患の手術へ向かい、六助の手術は止むを得ず大門が行うことになった。近藤は特患の弟である大物政治家にも紹介され、いよいよ手術を迎えるばかりだった。
六助の手術は、当初の脾臓全摘術を大門が否定、温存手術に術式変更となった。傍らの特患の手術室では、これから近藤と海老名が手術を開始しようというところだった。特患手術を見守っていた蛭間本部長は、手術室に入ってきたのが海老名だけであることに驚く。近藤は六助の手術室へ向かっていた。大門に執刀を代わるように要請した近藤だったが、脾臓温存手術である事に戸惑い、結局大門の手術の助手を務めることとなる。手術は成功したが、近藤は何故あえて難易度の高い温存手術を選んだのか大門に食って掛かる。大門は六助が酒好きである事から将来心疾患を抱える可能性を指摘、心疾患の回復には脾臓の機能は欠かせないことを主張した。大門の指摘を受け、近藤は呆然とするばかりだった。その頃、特患の手術を無事に終えた海老名は満面の笑みで蛭間からの呼び出しを待っていた。
直前で手術を放棄した近藤を蛭間は叱責し苛立ちを募らせるが、そこへ神原が六助の手術をした大門の費用を請求しにきて更に不機嫌になる。そこへ唐突に馬淵内科部長が客人を連れて現れる。神原はそそくさと部屋を後にするが、ドアの隙間から中をこっそり覗いていた。客人とは蛭間によって左遷された前主任教授の鷹野(浅野和之)だった。馬淵はパリの学会で鷹野の研究が受賞したことを知り、外科の主任教授選に特別推薦すると蛭間に言い出したのだ。主任教授には海老名しかいないと思っていた蛭間だったが、鷹野が教授選に出馬するとあっては、鷹野の弟子のような存在の海老名では勝ち目は少なかった…。その頃、近藤は六助の病室で説教されていた。土壇場で特患の手術に怖気づいて自分の手術に来た事を、六助は見抜いていた。そして近藤の人生を競馬に例え、近藤に勝ちに行けと激励する…。
その日の夕刻。蛭間が自分の後継者を紹介するために予約した高級鉄板焼の店に、近藤がいた。今後は必ず蛭間の意向に沿うように動かなければならないと念押しされ、近藤は覚悟を決めて席に座る…。「御意」、そう蛭間に答える近藤の姿があった。そして海老名は、暗くなったスタッフルームで一人、鳴ることのない携帯を握り締め蛭間からの呼び出しを待っていた。

「ドクターX~外科医・大門未知子~」第7話は28日(木)夜9時から放送。予告動画は番組サイトで公開されている。

ドクターX~外科医・大門未知子~│テレビ朝日

<<【2013年秋ドラマを一挙紹介】>> 各話あらすじ