SCEJA、“史上最もせつないTVCM”クリスマスイブ一夜限りの60秒スペシャルエディションを公開

ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジア(SCEJA)は、現在オンエア中の大切な人とのさまざまな別れを描いたプレイステーション・ヴィータ(PS Vita)専用RPG「FINAL FANTASY X HD Remaster」、「FINAL FANTASY X-2 HD Remaster」のTVCMの一夜限定となる60秒スペシャルエディションを公開した。
同タイトルは、感動的なストーリーと圧倒的なグラフィックで、「FF」シリーズの中でも屈指の人気を誇る「FINAL FANTASY X」と、その続編となる「FINAL FANTASY X-2」をHDリマスター化した。
同CMは、クリスマスイブの12月24日、フジテレビ系「明石家サンタの史上最大のクリスマスプレゼントショー」内でオンエアされたもの。
同CMでは、現在オンエア中の15秒版で描かれている5つの別れのエピソードに加えて、新たに2つのエピソードを追加収録し、これまで明かされなかったそれぞれの別れの背景までを描き出す。
1年で最も幸せムードが漂うクリスマスイブの夜に、あえて逆説的に「私たちはいつか必ず、一番大切な人と、別れる運命にある」というコピー/抗うことのできない運命を提示することで、「FINAL FANTASY X/X-2」のストーリーとリンクさせながら、「だからこそ、大切な人と過ごす“今”を大事にしよう」というメッセージを発信する。
同CMは、涙活(能動的に涙を流して心のデトックスを図る)中の人のうち、事前にCMを視聴した女性の約70%がCMを見て、「せつない」、「泣ける」と回答した。
「別れはあるんだなと実感。周囲を大事にしようと思いました」(30代主婦)、「娘と親子の別れのシーンで、自分が大学進学のため上京する時を思い出し泣きそうになった」(20代会社員)など、CM内のさまざまな別れシーンに、これまでの自分の人生を重ね合わせながら改めて大切な人との絆を再確認した人が多かった。
また、涙活の第一人者で、世界を泣かせる活動を行う全米感涙協会の会長である寺井広樹も、「どの別れのシーンも共感できるものがあり、じんわりと温かい涙があふれました」とCMの感想をコメント。
「いつか別れる日がくるから、大切な人に今、伝えるべきことを伝えたい、と強く背中を押される作品。すべてに限られた時間があり、当たり前のように思っていた今が愛おしく思える感涙CMです」と、見事に全米感涙協会認定の「泣けるCM」となった。
◇YouTube「『FF X/X-2 HD Remaster』TVCM『この世界の別れ』篇(60秒)」