人質は東京都民1300万人…向井理vs綾野剛、ライバルからバディへ「S-最後の警官」第2話あらすじと予告動画

2014年01月19日17時27分ドラマ

刑事ドラマと言っても、近頃は推理、人情ものなどがメインで、アクションがあまりないものが多い中、いかにもクライムアクションらしく、激しい銃撃があった「S--最後の警官-」!初回は、新宿の発砲事件で活躍した神御蔵一號がNPSにスカウトされるまでを描いたが、今夜放送の第2話は、デパートで爆破事件が起きる!番組公式サイトで予告動画が公開されている。

新宿の発砲事件で身を挺してSATの隊員を救った神御蔵一號は、警察署に新設された第3の“S”、NPSからスカウトがかかった。しかし一號はこれを断った。18年前に、一號の幼馴染ゆづるの両親が子供たちの目の前で殺され、その犯人を狙撃したSATを恨んでいた。一號は、犯人が何故、ゆづるの両親を殺したのか、犯人に聞きたかったのだ。SATの“狙撃”による制圧で、生きた犯人を憎むことさえできない被害者遺族を思い、特殊部隊へのスカウトを断ったのだった。
後日、通り魔事件に遭遇した一號は、犯人狙撃する蘇我の視線の先に立ち、ボクシングで鍛えた拳で犯人を一撃!運よく安全は確保されたが、蘇我は自分の視線を遮った一號に怒りをぶつける。そして一號は、NPS隊長の香椎から、新たに新設されたNPSが、被害者はもちろん犯人も、誰一人死なせないことをその任務としていることを知り、NPSの隊員になることを決心。
今夜放送の第2話では、デパートで起きた爆破事件から、東京都民1300万人が人質に取られる大事件へと発展する。

■第2話あらすじ
平穏な日々が続き、一號(向井理)ら新設されたNPSの隊員たちは暇を持てあます。そんななか、嘘のつけない一號に対して機密保持の抜き打ちテストとして、チーム結束にも繋がる、あるミッション=合コンの幹事を務めるという指令を与える。
一號は、幼馴染のゆづる(吹石一恵)に合コンのセッティングをお願い。そんな時、速田から都内のデパートで爆発が発生したという連絡が入る。NPS本部に集まった香椎、一號らに捜査帰りの速田と梶尾が事件の報告をする。爆発はテロによるプラスティック爆弾の可能性が高いとの報告に、香椎は、嫌な予感がしていた…。
翌日、SAT隊長の中丸(髙嶋政宏)に、銀行強盗が発生したため、SATは捜査権を持つ特殊部隊NPSの指揮の元で動くようにという官房長官からの出動要請額だった。しかし、蘇我(綾野剛)はじめSATの隊員たちは、新設部隊NPSの指揮でSATが動くことに納得できない。そんななか、香椎は犯人の状況を把握するため、一號に偵察命令を下す。現場に潜入するため、建物の共同溝に向かうと、中丸と蘇我が立っていた。中丸はNPSの潜入作戦にSATから蘇我を出すといいだす。こうして一號と蘇我は、初めてバディを組むことになったのだが…。

主役の一號役の向井理は、これまではどちらかといえば、ナイーブな知的なニオイのする役柄は多かったが、本作では、わかりやすいキャラクターで、体当たりで向かっていく役を担当。当初、キャスティングを聞いたときには首をかしげた視聴者も、第1話を見て、彼のキャスティングに納得できたのでは?向井は、本作の撮影に入る前から、体作りのために様々なトレーニングを鍛えたという。男気があって、ちょっと茶目っ気のある男らしい一號を実にうまく演じてみせた。
一方の主役、蘇我を演じた綾野剛は、まさにはまり役。しかし、本人は、体力的には体当たり演技の向井が大変だろうが、蘇我は、ただじっと銃の向こうの犯人を見つめる。じっと耐える演技にストレスが相当たまるようだ。第2話からは、一號との絡みも増え、このストレスは少しは解消できるのか?

冬ドラマは、昨年の秋ドラマ以上に視聴率に悩まされているが、18.9%と、唯一20%の大台に手を伸ばせば届きそうな「S-最後の警官-」。今夜の第2話で、どれだけ視聴率を伸ばせるのか?放送は、19日夜9時から、10分拡大版で放送。

TBS「S-最後の警官-」番組公式サイト


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