ついに牙を剥いた悪意!生前葬って?28日、「チーム・バチスタ4」第4話あらすじと予告動画-フジ

2014年01月28日12時33分ドラマ

前回は田口(伊藤淳史)が、終末期医療においての自分の存在意義に悩んだが、今夜28日(火)放送の「チーム・バチスタ4」第4話では、立花の死が、彼が暴こうとした碧翠院の秘密と関係あるのではないかと考える田口と白鳥(仲村トオル)が、立花の目撃情報と消えたAi画像の行方を追うと、思わぬところからAi画像の在り処が判明する!そして今夜、白鳥が襲われる…予告動画は番組公式サイトで視聴できる。公式サイトには、ドラマのメイン舞台、碧翠院のマップが、メインシーンの写真と一緒に確認できる。

前回の第3話では、碧翠院にすい臓がんで余命9か月を宣告された25歳の中学校の教師・日菜が転院してくる。しかし、母を同じガンで亡くし、治療のつらさを知っている日菜は治療を拒否。田口は、そんな彼女に生きる望みを抱かせようとするが拒否され、終末期医療における精神科医の存在意味に悩む。しかし、別の患者から「それでも声をかけるべき」との言葉に、もう一度日菜と向き合う。本心を吐露した日菜は、再治療の道を選んだ。
一方、“タチバナ”から送られてきたCT画像は、死後まもなく撮影されたもので、画像の撮影者が専門家ではない医療関係者ではないことが判明。さらに、遺体の推定年齢と骨格の特徴などから白鳥は、碧翠院を訪れてきた画像診断医・立花医師なのではないか考えた。
白鳥は、刑事に事情を話すが、巌雄院長が有力者と繋がってるため、ヘタに動けないと、取り合ってもらえない。
そこで白鳥は、桜宮の医師たちを集め、謎のCT画像を見せた。頭部のCT画像から生前の顔を再生、その顔は失踪した立花のものだった。立花医師(宅間孝行)は、側頭部を鈍器のようなもので殴打され、殺害され、送りつけた人物は、碧翠院の中にいる、と白鳥は告げたのだった。

■第4話あらすじ
白鳥は立花の死を確信し、院長の巌雄(柳葉敏郎)を追及するが、巌雄は知らないと答えるだけ。遺体が見つからない以上、警察を動かすことはできない。そこで白鳥は、碧翠院での立花の目撃者を探すことにするが、患者たちから、「これ以上、碧翠院を調べ回るのはよしな」と忠告を受ける。立花のAi画像が碧翠院で撮られたのではと疑う白鳥は、放射線技師の戸山(渡部豪太)に揺さぶりをかける。
一方、碧翠院では、入院患者のうめ(丘みつ子)の誕生日に、本人の希望で生前葬を行う。田口とすみれ(栗山千明)は乗り気ではないが、院長の巌雄は、死は特別な恐怖ではないと前向き。生前葬の前日、田口はうめに夫の墓参りを頼まれ出向くと、そこで、うめの隣人だった男性と出会う。
数日後、白鳥は戸山にこっそり呼び出され、立花からメールが届いていたと打ち明けられる。勤務先の長野の病院の医療ミスを告発しようとしていた立花は、その患者を巌雄が解剖すると知り、事前にAi画像を送ってきていたのだった。巌雄に報告し、画像を処分するよう指示されたが、戸山は自分のパソコンに内緒で保存していると明かすのだった。

今回、女優丘みつ子演じるうめが生前葬を行うが、日本でも著名人が自らの積極的な活動休止宣言を兼ねて、生前葬を行うことがある。女優の水の江瀧子は、1993年に生前葬を行い、それ以降芸能界を引退しメディアに露出せず隠居生活を送り、2009年に死去した。他にも、有名な解剖学者で『バカの壁』の著者の養老孟司も2004年に行っている。お笑いタレントの大御所ビートたけしも、2009年にバラエティ番組『たけしのニッポンのミカタ!』(テレビ東京)のヒット祈願をこめて、初回収録にて生前葬を行った。これまでは、こうした著名人が一つのイベントとして華やかにやってきたこの生前葬が、急速な少子高齢化が進む日本社会において、一般人の中でも静かなブームになっている。
日本ではまだまだ、親世代の死後のこと、特に財産問題などを親世代の生存中に口にするのははばかれているが、この生前葬を行うことで、親世代の今後の介護や財産問題を明確にする機会を持つという意味も兼ねているようだ。
今夜の第4話を通して、生前葬まではいかなくても、自分の死後、親世代の死後のことについて考えてみてはいかがだろうか?

「チーム・バチスタ4」第4話は、28日(火)夜9時からフジテレビで放送。予告動画は番組サイトで視聴できる。

フジ系「チーム・バチスタ4螺鈿迷宮」番組公式サイト




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