両親はパソコンの中?「明日、ママがいない」第3話は、一人ぼっちの深窓の令嬢の心の闇を描く!予告動画

2014年01月29日10時00分ドラマ

前回の「明日、ママがいない」は、ピアノ(芦田愛菜)と蓮(藤本哉汰)との胸キュンシーンや、パチ(五十嵐陽向)へのありったけの母性本能を示したりと、まるで成人した女性が主人公のような展開だったが、今夜放送の第3話は、来年施設を出ていかなければならないオツボネ(大後寿々花)の里親候補に絡めて、また一人寂しい少女を描く!公式サイトには予告動画が公開されている。

■第3話
17歳のオツボネ(大後寿々花)は、来年にはコガモの家を出ていかなければならず、条件の合う里親候補がなかなか見つからず悩んでいた。そんな中、年齢性別不問で子供を引き取りたいという里親候補が現れる。ただし、ただ一つ、星座が射手座という条件があった。
コガモの家で該当するのはポスト(芦田愛菜)とオツボネで、二人が里親候補の家へ“お試し”で行くことに。オツボネは、これが最後のチャンスと必死だった。
いよいよ“お試し”の日、里親候補の吉田家を訪れたポストとオツボネを迎えたのは家政婦。二人は吉田夫妻に挨拶するために連れていかれた部屋には2台のパソコンがあり、モニターに夫の正一郎と妻の弓枝がそれぞれ映っていた。弓枝は有名な占星術師で、正一郎は国際弁護士で、仕事で忙しい二人は、各地を飛び回り、家に戻れないのだという。
ここでポストたちは、夫婦が里親を希望した理由を知ることに。二人の間にはアズサ(優希美青)という実の娘がいたが、足が不自由で車いす生活。吉田夫妻は、アズサの姉妹として話し相手になってくれる子供を探していたのだ。
ところが、本人のアズサは、姉妹などいらないと言い放ってポストたちを拒絶。
ある理由で大金が欲しくてたまらないオツボネは落胆。一方、ポストはアズサのもとに通い始め…。

冒頭でもふれたが、芦田が演じるポストの母性本能が凄い。言葉も態度も悪いが、その心の底にはあふれるほどの母性を抱えているようだ。前回、パチ(五十嵐陽向)に見せた母性は、とても9歳の子供にはとても表現できるものではない。それを完璧なまでに演じて魅せた芦田の演技力に、またまた脱帽。今回もポストの母性が一人の少女の心の闇と向き合う。

ところで、今回オツボネを焦らせた年齢問題だが、児童養護施設は1歳以上18歳未満の幼児(満1歳から、小学校就学の始期に達するまでの者)及び少年(小学校就学の始期から、満18歳に達するまでの者)を入所させる。場合によっては20歳まで延長できるものの、コガモの様子を見るとそれも不可能の様子。さらに、オツボネにはポストたちには明かしていない秘密があった。そのために大金が必要だったのだ。果たしてオツボネの秘密とは?そして、ポストはアズサの心を癒すことができるのか?

親子の愛という普遍的なテーマを、これまでにはない“子どもからの目線”で切り取った、21世紀で1番泣けるドラマ「明日、ママがいない」は、毎週水曜日夜10時から、日本テレビ系で放送。第3話は29日夜10時から放送。予告動画は番組公式サイトで視聴できる。また、サイトでは、放送終了後、7日間無料配信中。

日テレ系「明日、ママがいない」番組公式サイト

【2014年冬ドラマを一挙紹介】 【各話のあらすじ】