毎回ひとりの生徒の悩みやトラブルを夜野桜先生（観月ありさ）がクラスの生徒を巻き込んで解決していく「夜のせんせい」、今夜31日（金）の第3話は、前回、元柔道選手の政代（江原由夏）と一緒に見事なオタクダンスを見せてくれた漫画家アシスタントの梶原（大倉孝二）！はたして梶原にはどんな悩みがあるのか…予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

■第3話
年下の若い漫画家の下で、アシスタントとして仕事をしている梶原治（大倉孝二）は、実は、高校の時に「少年ジャンボ」という人気漫画誌で、史上最年少で漫画大賞を受賞するという輝かしい過去があった。受賞後、高校を中退して華々しくデビューしたものの、デビュー作の人気は続かず、あっという間に打ち切りになり、漫画への夢を捨てきれず、この歳になってもアシスタントで生計を立てていたのだった。日の出学院に通うようになったのも、再デビューを目指し、漫画のネタ探しが目的。しかし、毎日の生活に流されている自分を変えようと、密かに退学届けを準備していたが、それさえも出せずにいた…。
そんなある日、日の出学院では昼間部と合同の文化発表会が開かれることになり、4年1組からは、梶原の絵が出展と決まるが、提出できずにいた退学届けが桜に渡ってしまう。桜は梶原の「退学届」を撤回させるため、あることを思いつくと、梶原と華（蓮佛美沙子）を引き連れ、昔、梶原をしごいたというスゴ腕編集者・鬼山（大石吾郎）や、梶原の同期で今や売れっ子漫画家の胡桃たかし（袴田吉彦）が出席するパーティーに。梶原と再会した胡桃は、アシスタントで生活をしている梶原を挑発するが、売り言葉に買い言葉よろしく、桜は「梶原は再デビューします！」と啖呵をきってしまう。 程なく、自分の失言を申し訳なく思う桜だが、梶原は「自分の漫画を描き切る」と宣言した。

年代も異なるひと癖もふた癖もある生徒たちが勢ぞろいする4年1組。今回中心となる梶原を演じる大倉孝二（39）は、ひょろりとした高身長で、2002年公開の映画『ピンポン』でアクマ役を演じ、その独特な風貌と個性的な演技で広く知られるようになった。その後も、優柔不断な青年の役やコミカルな役、ひねくれ者の役などくせのある役柄を演じることが多く、今作の梶原役でも、2次元の世界でしか恋ができないフィギュア好きのうだつの上がらない人物にふんしている。
今回は、煮え切らない梶原が、桜先生の失言で奮起するのか？「夜のせんせい」第3話は、31日夜10時からTBS系で放送。予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

◇TBS金曜ドラマ「夜のせんせい」番組公式サイト