公文、公文式教室OBの狂言師・野村萬斎をイメージキャラクターに起用しTVCM4本とメイキングを公開
日本公文教育研究会は、全国85か所を拠点に1万6600の公文式教室を全国でフランチャイズ展開しているが、イメージキャラクターに狂言師の野村萬斎を起用し、TVCM4本と、そのメイキングを公開した。
TVCMは、「KUMONは、まる」篇は、たくさんの「○(まる)」を体験した嬉しさを弾みに子供たちが成長していくKUMONメソッドをシンボリックに描いた。
「まるがつくということ」篇は、プリントに「○」がつき、次に向かう力が湧いてくることをダイナミックに表現した。
「ご存知か?」篇は、専用リスニング機器「E-Pencil」を使ったKUMONの英語学習の楽しさと価値を伝える。
「KUMONに、質問あり」篇は、一斉授業ではなく一人ひとりに合わせて学力を伸ばしていくKUMONの特徴をじっくり紹介する。
いずれも、野村萬斎の肉体と声、KUMONの教材、音楽がほぼすべての構成要素というシンプルな作品。
最大の見どころは、厳しい稽古と舞台で鍛え上げられた野村萬斎ならではの美しい所作と語りの数々。彼が撮影中にその場で考えたアドリブのアクションが満載されたCMに仕上がっている。
撮影は、昨年11月半ば、東京都内のスタジオで行われた。野村萬斎は、白地に格子柄の反物をコーポレートカラーの「KUMONブルー」に染色した目が覚めるような水色の和服姿で登場。
監督から撮影内容について、「狂言師の萬斎さんならではの言い回しとアクションで、見ている人にKUMONは何だか楽しそうだということを伝えてください」とリクエストされる。
彼がすかさず「分かりました。楽しく遊ぶけど、基本的にはまじめ。私のキャラクターをそのまま出せばいいわけですね」と独特の言い回しで切り返すと、大きな笑いが起こった。
尋常ならざるオーラを発しつつも、スタッフと気さくに言葉を交わし、周りの雰囲気を盛り上げる彼の立ち居振る舞いに、現場のムードも大いに高まった。
彼は、カメラの前でどんな風に動いたら、よりインパクトの強い映像に見えるのか、常に自分で意識して前向きに撮影に取り組む。
カットこどに真剣な表情でプレイバックを確認すると、「今度は少し体をズラしてみます」、「跳ぶ早さを変えてみましょうか」などと、アクションや話し方、ポーズを次々と提案し、その状況に最もふさわしい芝居を納得がいくまで追求。
扇の使い方や体の置き方ひとつでメッセージの印象が変わってくることを、自らの肉体を駆使して体現するなど底なしの“型”の引き出しには、スタッフ一同、圧倒される思いだった。
KUMONは、まる篇の撮影では、床から30㎝の高さに吊るされた直径2.3Mのリングを3.5m間隔で3つ並べ、一連の動きの中でリングを飛び越えながら前進していく彼の姿をワンカットで撮影。
彼は本番前、CGと狂言経験者のアクションを合成したシミュレーションビデオを見て飛ぶタイミングなどをチェックし、「ここまで事前に準備を進めておいていただいたので、わかり易いし、やり易い。後はやってみるだけ」と前向きな発言。
本番では、3つ目のリングで独楽のようにクルッと1回転しながら飛び越えるという圧巻のアドリブを披露すると、「カット!」の声と同時にスタジオ中から大きな歓声と拍手が沸き起こった。
この場面は、彼自身もすっかり気に入った様子で、思わず「うちの子供たちに見せたいね(笑)」というコメントが飛び出したほどだった。
ご存知か?篇で、彼がジャンプするシーン。ここでは、檜の独特の香りと触感も彼がアクションする上で起爆剤になってほしいという制作チームの思いから、本物の檜の板で作った1辺約5.4mの舞台が用意された。
また、撮影には毎秒60コマのハイスピードカメラを使用。彼のダイナミックな跳躍と美しい空中姿勢、着地の瞬間を確実にとらえる工夫が凝らされた。
まるがつくということ篇では、色や質感などの再現にこだわった巨大なプリント教材を用意。彼がその場で動くと、ふんわり揺れるように上部2点で吊った。
こうしたCMの撮影中の様子は、CMメイキング映像で見ることができる。
野村萬斎は、「母に勧められて、小学4年まで算数を学んでいました。たくさんまるがもらえるというのが嬉しくて、回答したプリントに100点と書いていただくと、やっぱり達成感を感じるなぁというのがとても印象に残っています。
授業を受けなくても自然に分かる数式のルールみたいなものがあって、それが理解できるようになるのが楽しかったです。ちょっとしたミスでペケがつくとガッカリしますけど、その分、また次なる頑張りにつながるという感じでしたね。
コツコツやることの大切さと、まるをもらって達成感を感じるということ。それが勉強の楽しさにつながりましたし、日常でも重要だなという思いがありますよね。たとえば、時々、自分で料理を作ったりしますが、そういうときに達成感を感じるのは、まさにKUMONで勉強したお陰なのかもしれません(笑)。
ダメなことはダメと、決まりきったことを教えるのも大事ですけど、なるべく子供には自発的に自らの意思で行動するようになってほしいですね。自分は一体、何を見たいのか、聞きたいのか、欲しているのかと。
ただし、それが子供にとって本当に必要かどうかは、親がしっかりジャッジメントしないといけません。何でもやりたいことをやれっていうのもおかしな話で、今やるべきことと、そうでないことを判断するのは親の責任じゃないかなと思います。
まるをもらう嬉しさを感じて、自分のペースで学んでいただきたいなと思います。周りの人の教材も気になると思いますけど、自分の達成感を大事にする。
足の速い人もいれば、少しゆっくりな人もいて、人それぞれのペースがあるので、あまり周りに惑わされず、階段を踏みしめるようにステップアップしてください。ペースは違っても、いずれはみんな上がっていくわけですから。そのとき、そのときの達成感を楽しんでほしいですね」と語っている。
◇KUMON「最新TVCM」