小袖が大奥に奉公?!権力争いに巻き込まれる次郎吉たち…木曜時代劇「鼠、江戸を疾る」第6回予告動画と前回のあらすじ-NHK

2014年02月12日20時00分ドラマ

2月13日、NHKのドラマ「鼠、江戸を疾る」は第6回「あだ討ちの代償」を放送、ある日次郎吉(滝沢秀明)と小袖(忽那汐里)を清吉(渡辺大)という手代が訪ねてくる。小袖が腕の立つと見込んで、大奥の行列の護衛を願いたいというのだった。聞けば清吉の勤める店の娘が大奥入りした後懐妊したのだが、その為に身の危険にさらされているという。その護衛を頼みたいというのだが、清吉自身もかなりの剣の使い手であり、どうやら只者ではないようだった。

【第5回あらすじ】
ある夜、仕事を終えた次郎吉は逃走中の屋根の上で首筋に黒子のある女と思しき盗賊と出くわす。翌日の瓦版で、その盗賊が猫と呼ばれ大店ばかりを狙うと知った。そして次郎吉がいつもの蕎麦屋に顔を出すと、外で浪人が暴れる騒ぎがあった。それを止めに入ったのは一人の町娘、豊後屋に奉公するお里(大政絢)だった。娘の首筋に黒子があるのを認めた次郎吉は、徳五郎(高嶋政宏)が娘を呼び止めるのから逃してやるべくその場を誤魔化した。次郎吉の気遣いを察したお里は、次郎吉が鼠であることをうっすらと感じ取る。後を就けた次郎吉はお里が豊後屋へ帰るのを確認した。
店に戻ったお里は、手代の久助(山中聡)と店の娘・お峰(岡本玲)の逢引を黙認しながらお峰の世話をする。一方、小袖(忽那汐里)は久助が浪人に金を渡している場面を目撃し、次郎吉に報告する。
再び猫が大店に盗みに入った夜、次郎吉は張り込んでお里に忠告する。次郎吉が何故お里が大店ばかり狙うのか訊ねると、お里はぽつぽつと昔語りを始める。かつて奉公していた武家の主人はお里に剣を教え可愛がってくれたが、その主人が家老の不正を糾弾したことから切腹沙汰になってしまい、その仇の為にどこかの大店にある不正の証文を探して回っているとのことだった。その時お里は次郎吉から久助と浪人の一件密会を聞かされる。
お里は早速久助の後を付け、久助が実は盗賊団の一味である事を知る。お里が店に戻ると、お峰が階段から足を滑らせて流産してしまったと聞かされる。お里は久助との事を話すわけにもいかず、置手紙を置いて店を出て行ってしまう。その後お里は久助を見張るが、気付かれ襲われてしまう。そこへ次郎吉が現れ、お里を助け出す。
数日後、久助は店に金が入る日を狙って一味を豊後屋に引き入れた。店中の人間を縛り上げて一カ所に集めた久助は金の在り処を聞き出すが、入金の日が七日遅れたと聞いて悔しがり、皆殺しにしようと企む。そこへ鼠が現れ、盗賊一味を倒す。小袖も猫の振りをして次郎吉の加勢をする。その際次郎吉は、お里が探していた裏金の証文を見つけ出す。盗賊たちの始末を奉行所に任せ、次郎吉はお里に遭いに行く。お里は江戸を離れようとしており、これまで目くらましで盗んだ金3000両を次郎吉に託すのだった。次郎吉は証文をお里に渡し、探していた不正の相手が豊後屋だったことを打ち明ける。お里が密かに想いを抱いていたご主人の疑いを晴らすために証文を世に出せば、豊後屋は取り潰しになるだろう。しかしお里は豊後屋の跡取りとなるお峰をとても可愛がっていた…お里は闇夜を縫ってお峰に会いに行き、店の跡取りとして独り立ちするよう励まして去っていく。お里は裏金の証文を世には出さず、主人の墓参りに手を合わせて詫びるのだった。
瓦版では、豊後屋の一件は猫の手柄として大きく取り上げられ、小袖は大喜びしていた。次郎吉は去っていったお里を想いながらぼんやり外を眺めるのだった。

木曜時代劇「鼠、江戸を疾る」第6回は13日(木)よる8時から放送。第5回「鼠小僧、参上」はNHKオンデマンドにて配信中、購入期限は2月20日(木)まで。

鼠、江戸を疾る|NHK木曜時代劇
NHKオンデマンド|鼠、江戸を疾る

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