サントリー、「サントリー ウーロン茶」達川光男、江川卓、佐々木主浩、新庄剛志出演TVCMとメイキングを公開

サントリー食品インターナショナルは、「サントリー ウーロン茶」のイメージキャラクターに、元プロ野球選手の達川光男、江川卓、佐々木主浩、新庄剛志を起用し、TVCM「焼肉甲子園・スチール」篇と、そのメイキングを公開した。
同商品は、昨年から「肉！ときたら、サントリー ウーロン茶」というキャッチコピーのもと、同商品の原点である“健康食中茶”としての価値を改めてアピールしている。
この度、“焼肉エンターテインメント”をコンセプトに、かつて甲子園をめざした元高校球児たちが集うTVCMを制作した。

TVCMは、モダンな焼肉レストランで野球アニメ「タッチ」の主題歌のラテンバージョンが生演奏で流れる中、「さあ、始まりました、焼肉甲子園！」という実況に続いて、新庄剛志がいい食べっぷりで焼肉を頬張る。
江川卓が、ふと自分が焼いていた肉を見ると、今まさに達川光男から横取りされる寸前。江川卓が慌ててトングを突き出すも間に合わず、そのまま網にぶつかって火花が飛ぶ。そこに、「江川くんの肉を、達川くんがとったぞ」、「みごとなスチールです」という実況と解説が入る。
江川卓が、おいしそうに食べている達川光男に腹が立って、「江川くん、怒ってますねー」と立ち上がって抗議する。お互いにぶつかっている最中、2人が何かに気付いて横を向くと、佐々木主浩が特大の焼肉を箸でつかんでいる。
「あぁ、大きい」、「あぁ、あー、入った！」、「入りましたね」と、あ然とする2人をよそに、佐々木主浩は特大の焼肉をペロリと平らげてしまう。
「ここで切り札、ウーロン茶投入！　脂をさっぱりカットします！」という実況と、佐々木主浩の飲みカットに続いてプラカードガールが登場。プラカードには、「健康成分 ウーロン茶ポリフェノール20%増量」という文字が見える。
ペットボトルからしたたる水滴が網の上に落ちると、ジュッと煙が上がり、最後は、「肉！　ときたら、サントリーのウーロン茶」という実況をバックに、同飲料を飲む4人のカットで締めくくる。

撮影は、江川卓と達川光男が立ち上がって野球の乱闘シーンさながらに本気でぶつかり合うシーンで、撮影前に江川卓から達川光男に対して「本番中、絶対面白いこと言わないで。笑っちゃうから」と釘を差す場面があった。
ところが、達川光男は、普段は優しい江川卓が真剣な表情で怒鳴っているのがおかしくてたまらず演技の途中で吹き出してしまう。
次のテイクでは気を取り直し、「その肉に名前書いとったんか？」などと、乱闘さながらのドスのきいた広島弁で対抗するなど、甲子園でも対戦した高校時代からの盟友2人の迫真の演技が披露された。
4人は、球場などで顔を合わせることはあっても、朝からほぼ丸一日一緒に過ごす機会は少ないだけに、撮影中は焼肉を食べながら野球談義や近況報告などを行い会話を弾ませていた。
座談会でも、甲子園の思い出話や独特の野球論が次々と飛び出し、スタッフ一同その豪華な話に聞き入る。
そんな中、現在、バリ島在住の新庄剛志のプライベートには、全員興味津々といった様子で、すっかり野球の世界から離れている彼の謎めいた日常について、他の3人が質問攻めにする場面もあった。
また、達川光男が、新庄剛志が撮影後にその足でバリ島行きの飛行機に乗ると聞くと、事あるこどに「ほら新庄、あと○時間でバリ島に帰れるねー」、「早くせんと、新庄が飛行機に乗り遅れるよー」などとネタにして、現場を盛り上げていた。

達川光男は、1週間に1回は食べに行く焼肉を、1か月以上我慢して、この日に備えてきたという。「こりゃサイコーにうまい！　なんぼでもイケる！」と言いながら、OKが出た後も1人だけテーブルに残り、夢中で食べ続ける場面があった。
一方、佐々木主浩は、「いつもどおり、朝食を食べてきちゃったんですよね」と豪快に笑いながら、本番では15cm以上はある特大ロース肉を立て続けに平らげるなど、「大魔神」のニックネームにふさわしい大食漢ぶりで現場を沸かせる。
ちなみに、今回の撮影で使われた肉は、佐々木主浩の地元・仙台牛で、全部で80kg分用意した肉は、すべて出演者とエキストラ、そして、スタッフの胃袋へと消えた。
江川卓は、「焼肉甲子園」出場に当たり、「先発の僕とキャッチャー(達川光男)、抑え(佐々木主浩)、4番バッター(新庄剛志)がそろっているので、ぜひ勝ちゲームで終わりたい」と並々ならぬ意気込みを語っていた。
その言葉どおり、同飲料の飲みカットでは、本番中にチューチュー音を立てて飲んでいた達川光男に「笑っちゃうからやめて」と3人から一斉に笑いが起きたり、決めポーズが1人だけ笑顔で真っ白な歯がキラリと光る新庄剛志に「なに歯出してんだよ～」と佐々木主浩がツッコミを入れたり、4人の息ぴったりのチームワークで撮影は順調に進んだ。
最後のOKテイクでは、それぞれの顔の向き、腕の高さ、ボトルの傾き具合、飲むタイミングなどもバッチリ決まると、達川光男も「こんなにキレイにそろうことってあるの？　やっぱり、この4人は良いチームや」と自画自賛。焼肉甲子園という晴れ舞台にふさわしい最高のフィナーレとなった。
メイキングでは、こうした和やかで大爆笑の撮影中の様子を見ることができる。

◇サントリー「サントリー ウーロン茶」CM紹介