自分を取り戻したポスト(芦田愛菜)…「明日、ママがいない」第9話(最終回)あらすじと見逃し配信情報

2014年03月16日01時30分ドラマ

親子の愛という普遍的なテーマを、これまでにない子どもからの目線から描き、第1話から大きな波紋を広げた「明日、ママがいない」は、12日(水)、前回より1ポイント視聴率を上げ12.8%で幕を閉じた!最終回を見逃した方は、番組公式サイトで1週間無料配信、全話の見逃し配信はGyaO!ストアでしている。

■第9話(最終回)
ポスト(芦田愛菜)は瞳(安達祐実)のために、彼女の亡くなった娘・愛になりきって朝倉(吉沢悠)の家に通い続けていた。ポストは次第に瞳を本当の母親のように愛し始め、“愛”として生きることが自分の幸せだと考えるようになっていた。朝倉から事情を聞いた佐々木(三上博史)は、ポストが望むならと、朝倉家との養子縁組を勧めた。

心の闇をポストに言い当てられたドンキ(鈴木梨央)は川島家の養女となった。ピア美(桜田ひより)は実父と暮らし転校することになったが、みどり(高橋ひとみ)が今後もピアノの指導を申し出てくれた。ポストが「天才少女の恩師になりたくないのか」と直談判してくれたおかげだった。ボンビ(渡邉このみ)もまたポストの協力であこがれのジョリピの養女になることを決心。気が付けば、いつもポストは自分より周りの人たちのことを一番に考えてきた。ドンキ、ピア美、ボンビの3人は、そんなポストが、瞳のために本来の自分をなくして"愛"になり変わろうとしていることを心配し、朝倉家との養子縁組中止を佐々木に直談判にやってきたのだ。しかし佐々木は、そんな子供たちに「アイツが自分で初めて幸せを掴もうとしている」とポストの意見を尊重することを選ぶが、心の中では佐々木自身が一番不安を覚えていた。見かねたロッカー(三浦翔平)は、「産んだ親が本当の親じゃない。ポストを赤ん坊から育てたのはあなただ!あなたが言えばポストは戻る」と言葉にした。そんなロッカーの言葉を無視して佐々木は水沢叶(木村文乃)と朝倉家へ…。

養子縁組の契約を済ませたところに帰って来たのは、瞳と瞳の目を気にする“愛”だった。佐々木は、突然、お嬢さんの遺影がどこにあるのかと尋ね、瞳を凍りつかせた。目の前にいる少女は“愛”ではなく、施設で育った親を知らないポストであることを認めさせ、契約書を破り捨てた。そして、瞳自身、時々正気に戻ってそのことに気づいていたことをも指摘した。

帰り道、ポストは佐々木に「幸せになることを邪魔した!」と怒鳴りつけたが、佐々木はついに心の中をさらけ出した。「お前がいなくなると、寂しい。お前は“愛”じゃない。オレの娘だ」と…。佐々木とポストは真実の親子になった。お互い一度も経験できなかった父子で遊園地に出かけ、プリクラで写真を撮った。そしてその写真には、“パパ”、“キララ”と書いた。

看護学校への進学を決めたもののコガモの家を出ていくことに不安を感じていたオツボネ(大後寿々花)は、貰い手の居ない子は引き取るしかない、と、コガモの家に残ることが許した。叶は、婚約を破棄し、今後もこの仕事を続け、いつか市議会議員になって里親と里子の仕組みを変えていくことを誓った。ロッカーもこれを応援することに。
佐々木の元妻の香織(鈴木砂羽)は、佐々木はきちんと前を向いて歩いてきたのに、自分はそうでなかった。そんな自分を反省し、亡くなったわが子のためにも、前向きに人生を生きていこうと決心して佐々木の前から姿を消した。

脚本の見直し、CMの降板など諸問題を抱えながらも、終わってみれば、ポストは捨てられたままではなく、ちゃんと佐々木に見守られて育っていた。コガモの家は、どんな児童施設よりも子供たちに優しく、魔王と呼ばれた佐々木は、誰よりも子供たちのことを考えていた。

最終回を見逃したかたは、番組公式サイトで最終回放送から数えて7日間無料視聴できる。また、その他の回を見逃した方は、GyaO!ストアにて見逃し配信中⇒動画ならGyaO!ストア - 会費0円、延滞金無しのプレミアム動画視聴

日テレ系「明日、ママがいない」番組公式サイト

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