遂に3月7日(土)公開!竹内結子・阿部寛「ジェネラル・ルージュの凱旋」見どころ総チェック!
竹内結子・阿部寛の田口・白鳥コンビが劇場にリターン! 現役医師にして人気ミステリー作家の海堂尊が放つ大ベストセラー「チーム・バチスタの栄光」の続編、スケールアップした「ジェネラル・ルージュの凱旋」の劇場版が遂に3月7日(土)公開となる。そこで、この記事では公開迫る映画「ジェネラル・ルージュの凱旋」見どころ総チェックといきたい。
◇緊急医療という緊迫のステージ
窓際医師、田口公子(竹内結子)と切れ者官僚、白鳥圭輔(阿部寛)の凸凹コンビが今回挑むのは、天才的な技術を持ちながらも非情な一面を持ち、ジェネラル・ルージュ(血にまみれた将軍)の異名を持つ救命救急センター部長の速水晃一(堺雅人)。ミステリーの現場が緊急医療の現場という緊迫のステージであるだけに一筋縄ではいかない人間模様と利害が絡み合う。
◇疑惑が疑惑を呼ぶミステリーの連鎖
これぞミステリーのチェーン・リアクション(連鎖反応)だ!田口と白鳥へのもとへ届く一通の告発文、そして、浮かび上がる速水の「殺人と収賄」疑惑と花房看護師長(羽田美智子)の関与。果たしては速水は院内で起こった医療機器メーカー支店長の自殺に関与しているのか、否か? そして花房はシロか、クロか?謎が謎を呼び、疑惑がさらなる疑惑をもたらす。それはいつしかスパイラルのように渦を巻き、観客をただならぬ知的感奮のゾーンへ導く。
◇堺雅人の怪演
ジェネラル・ルージュというセンセーショナルな異名の天才医師を演技派俳優・堺雅人が見事に怪演! この複雑な役が持つ「二面性」を説得力をもって見せ切るのだ。事件の謎を解くキーマンであるだけに、含みたっぷりの演技が深みを与える。彼の抱えるインナー・コンフリクト(内面の葛藤)が明らかになっていくとき、観客は衝撃的な展開を目撃する。
◇医療問題へのサジェスチョン
現役医師でもある海堂尊作品ならではの医療問題へのサジェスチョンは衝撃的。医療そのものを主役に描きながら、その現場が抱える見過ごせない問題と混沌とした矛盾を、まるで素手でつかみとったように、白日のもとに曝け出す。年金問題・医療費問題が声高に報じられる中、現場発のリアルなサジェスチョンが鋭く胸に突き刺さってくる。そのとき観客は傍観者では居られない。
と、見どころは尽きないのが、海堂尊“最高傑作”の呼び声高い名作の映画化作品「ジェネラル・ルージュの凱旋」。前作「チーム・バチスタの栄光」同様、中村義洋監督がメガホンを取った。複雑な人間関係が螺旋の如く絡み合うドラマは、前作から遥かにスケールアップ。最高の本式医療ミステリーとして、その物語の世界はたちまち観客を飲み込む。
現在、映画のオフィシャルサイトでは、劇場情報のほか、キャスト紹介、ストーリー・イントロダクション、さらに予告編・特報映像など4種類もの映像を配信中。壁紙、ブログパーツなどのスペシャル・ドウンロードコンテンツも充実しているので必見だ。
映画「ジェネラル・ルージュの凱旋」 オフィシャルサイト