19日「月曜ゴールデン」は、「渡鬼」石井ふく子P初の2時間サスペンス「隣の女」!一路真輝、高島礼子ほか出演、予告動画

2014年05月19日08時30分ドラマ

今夜9時からのTBSは、「渡る世間は鬼ばかり」の石井ふく子プロデューサーが初めて手掛ける2時間サスペンス!主演は、8年ぶりのドラマ出演の一路真輝、その他、高島礼子、船越英一郎、小林稔侍らが出演!番組サイトに予告動画が公開されている。

石井ふく子プロデュースのドラマといえば、「渡鬼」をはじめ、「肝っ玉かあさん」「ありがとう」など、ホームドラマを多く手掛けてきた敏腕プロデューサー。
そんな石井Pが、月曜ゴールデン特別企画として、推理作家・佐野洋の『隣の女』をドラマ化。原作者の佐野洋氏は数々の作品を発表してきたが、昨年4月に死去され、古くから交流のあった石井Pが、故人をリスペクトする形でプロデュース、自身初の2時間サスペンスドラマを手掛けることとに至った。
とはいえ、「人が殺されるドラマは作らない」を信条とする石井Pのこと。原作の持つテイストにオリジナル部分を加えて心に響くヒューマンサスペンスドラマに仕上げた。
脚本は水谷豊主演のスペシャルドラマ『居酒屋もへじ』などの脚本ほか、市川染五郎主演の映画「蝉しぐれ」など、映画監督としても知られている黒土三男。
そして演出は『渡る世間は鬼ばかり』など、様々なヒットドラマを手掛け、モンテカルロ・テレビ祭最優秀作品賞受賞作品『塀の中の中学校』ではプロデューサー・演出も務めた清弘誠。

主演の一路が演じるのは、東京のとある高級住宅街の一軒家に、医師である夫とともに暮らしている主婦・田向ゆき。その夫で総合病院の内科部長・建三を船越英一郎が担当。田向家の隣の家に引っ越してきた女性・立原さちを高島礼子。刑事の後藤田祐太郎を小林稔侍が演じる。

■あらすじ
主婦・田向ゆき(一路真輝)は、医者の夫・田向健三(船越英一郎)との間に子どもが授からないという悩みはあるが、イラストレーターとしての仕事もして、なに不自由なく暮らしている。ある日家の隣に立原さち(高島礼子)が引っ越して来たことから物語は始まる。
近辺の住宅は本来家族用の住宅。そこに一人暮らしらしいさちが越してきたことで「誰かの愛人かも知れない」と健三が興味を示す。一抹の不安を感じながらも、ちょっとしたきっかけで親しくなるゆきとさち。2人は次第に何でも話せる存在になっていく。.
その中で、突然ゆきが、さちから聞かされた“夫(健三)の浮気”話。夫を信じたいと願うゆきの心をもてあそぶように、ひとつひとつ明らかになっていく健三の“嘘”と“現実”が、“夫婦の大切な思い出”さえ消し去ってしまう。“不安”に襲われるゆきが頼るべき心の支えは、もはやさちしかいない。
しかし、刑事・後藤田祐太郎(小林稔侍)の出現と共に、物語は大きく展開する。

主演を任された一路は、“石井ふくこのサスペンス”に出演するにあたって、「石井先生がサスペンスドラマを作られるというのがすごく不思議でした。『血は絶対に出ませんから』とおっしゃっていて、本当にその通りですし、人間と人間のふれあいが引き出されるお話でした。こんな素敵なサスペンスに出演させていただいて本当に幸せです」と語っている。
一方、2時間ドラマの常連で、石井Pの舞台『女たちの忠臣蔵』に出演した高島は、完成した本編を一足先に視聴し、「結末がわかっているはずなのに『この先、どうなるんだろう?』と楽しみに見ていました。期待通りの出来上がりで、サスペンスなのに心があたたまるドラマでした」と、新しい形のサスペンスに満足の様子。
そして、石井ふく子は視聴者へ「人生には『まさかの坂』があります。日常こそサスペンスということを見てください」と初のサスペンスをアピール。番組公式サイトには3人の特別対談をはじめ、出演者たちのインタビューも紹介されている。

「隣の女」は、19日(月)TBS「月曜ゴールデン」で夜9時から2時間で放送!番組公式サイトで予告動画が視聴できる。

TBS「月曜ゴールデン」番組公式サイト