私は、その手を離さない!3日、深田恭子主演「サイレント・プア」最終回あらすじと予告動画

2014年06月03日10時39分ドラマ

人は何度でも生き直せる…「声なき貧困」、「見えない貧しさ」の中でもがく人々をコミュニティ・ソーシャルワーカー(CSW)として救いの手を差し伸べてきた涼(深田恭子)が、自らもまた多くの人々に支えられ心の傷を癒してきた「サイレント・プア」が、今夜最終回を迎える!ドラマのラストで涼はどんな手を差し伸べるのか?そして山倉課長(北村有起哉)との関係は?第9話は3日(火)夜10時NHKで放送、予告動画は公式サイトで視聴できる。再放送は、総合 6月10日(火)午前1時25分から(月曜深夜)。

社会の中では大きく取り上げられない問題を丁寧に掬い取ってきたドラマの前回は、東日本大震災で自主避難した老人ホームの職員だった男性に寄り添って物語が展開した。男性は大震災当日仕事を休んだために、被害に遭った方たちを救えず、それが心の傷となって避難後も苦しんでいたのだった。困窮する自主避難家族を支える活動を始めた涼が、一早く男性の悩みに気づき、同じ避難者の悩みを聞く相談員として働いてもらうことを進められ、男性は自分の居場所を見つけることができた。

■第9話「私は、その手を離さない」
ホームレスだった木下(大地康雄)が、地域の人たちに見送られて亡くなった。涼(深田恭子)は遺言に従い、愛用のカップを木下が知り合ったホームレスに手渡す。ある日、梅雨末期の突然の豪雨で、町は浸水の危機にさらされる。涼や祐一(北村有起哉)の素早い動きと、町の人たちの助け合いで避難を無事に完了するが、いったん避難した筈のホームレスが木下のカップを取りに危険な川べりに戻ってしまった。それぞれに救出に向かった涼と祐一だが…。

前回の第8話にも登場したふれあいサロンだが、このサロンにさりげなく柱にかけてあった3つの道のイラストに目をとめた方もいたのでは?この絵は、社会福祉協議会のCSWのみなさんの支援で、実際にひきこもりから抜け出すことが出来た青年が、パソコンを使って描いた絵だそうだ。青年は今では新聞配達のアルバイトをしながら、大好きな漫画で社協の活動のお手伝いもしているとのこと。実際の絵と、3つの道が何を描いているのかが「スタッフブログ」で紹介しているので、気になる方はコチラをチェック!

NHKドラマ10「サイレント・プア」最終回は、今夜3日(火)夜10時からスタート。NHKオンデマンドで見逃し配信もしている。予告動画は公式サイトで視聴できる。再放送は、総合 6月10日(火)午前1時25分から(月曜深夜)。
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NHKドラマ10「サイレント・プア」番組公式サイト