会社も野球も大逆転なるか!22日、「ルーズヴェルト・ゲーム」最終回も10分拡大SPで放送!予告動画-TBS

2014年06月21日20時41分ドラマ

これまで多くの困難を乗り越えて来た青島製作所…前回は、笹井専務(江口洋介)の、今後も細川社長(唐沢寿明)を支えていくとの宣言に、さらに大逆転への結束を固めた青島製作所と野球部!最終回の22日(日)は、10分拡大版でイツワ電器との最終決戦に臨む!「ルーズヴェルト・ゲーム」前回おさらいと最終話あらすじを紹介、予告動画は番組サイトで視聴できる。

■前回復習
青島野球部は、三上部長から「負けたら廃部」ではなく「結果に関係なく今月いっぱいで廃部」と発表され空中分解。キャプテン・井坂(須田邦裕)と沖原(工藤阿須加)以外のほとんどの部員は、今後の生活のために就職探しに奔走し、練習どころではない。ついには、ムードメーカーの犬彦(和田正人)がイツワ電器の野球部から引き抜きのオファーを受け、移籍を決めた。「裏切るのか!」という井坂の言葉にも、「生活のためには仕方がない」と立ち去り荷物をまとめるために部室へ。そこには、臨時株主総会を翌日に控えた細川社長(唐沢)の姿があった。細川は、犬彦のことをちゃんと覚えていた。そして「沖原のピッチングと同じくらい、犬彦に雰囲気を変える力がある」と話し、「逆転したかった。勝ち続ければ、廃部にはしないという約束を守れなくて申し訳ない」と頭を下げて立ち去った。

“経営統合”との名のもとに青島製作所を合併しようと目論むイツワ電器の坂東社長(立川談春)にそそのかされ、臨時株主総会の開催を迫った株主の竹原(北村有起哉)。事前に、板東と青島製作所の笹井専務(江口)と裏打ち合わせを済ませていた竹原は意気揚々と総会の場に就いた。すんなりと可決に持ち込むはずだったが、細川社長(唐沢)から、「イツワ電器は半導体事業が不振でこのままでは今後も継続して赤字になる。そこで、イメージセンサー事業でそれを挽回しようと、手っ取り早く青島製作所の技術力を奪おうとしている。今回は、そうしたことを隠した不誠実な取引である」と、イツワ電器の苦しい内情を暴露し、なんとしても経営統合を反対すると発言。さらに、「青島製作所は、イメージセンサーの1/3サイズへの小型化に成功しており、企業規模はイツワには及ばないものの、経営基盤と技術力では決して引けを取らない」とあくまでも強気の発言。
それでも採決のときには、鼻息の粗い竹原に引きずられるように株主たちは次々と挙手し、あとは大株主のキドエステートの城戸社長(ジュディ・オング)に委ねられた。しかし、それまで何も発言しなかった城戸が放った言葉は、笹井専務の考えを聞きたいというものだった。
立ち上がった笹井は「私は、青島とイツワの統合に反対です」と意見。仰天する竹原をしり目に、密談の場でイツワ電器の粉飾決済の証拠となる帳簿を見たことを明かし、細川が言った発言が単なる強がりではなく、確固たる根拠と自社の技術力への信頼からのもので、「東洋カメラのEDENへの搭載が決まれば、2年後には黒字、小型イメージセンサーの実用化となれば長期にわたり相当の配当が約束できる」と答えた。
そして、あえて新・青島製作所の社長の座を蹴った笹井の態度を訝しがる城戸社長や竹原に、「自分は誰よりも青島製作所のことを知っているが、先入観に凝り固まっている自分には社長は務まらない。細川社長のやり方は強引で、時には劇薬の副作用が起きる。だからこそ、自分はその副作用を抑える薬として専務として細川を支える」と目を真っ赤にしてその理由を語った。横でこの言葉を聞いた細川も青島会長の目にも光るものが見えた。
結局城戸社長も、他の大半の株主も挙手せず、イツワ電器との採決は否決された。

犬彦は、これからも前を向いて野球をするため、そして細川の思いもかなえてやりたいと、イツワからのオファーを断って、沖原たちの待つグランドに戻ってきた。結局全員が戻って来て、一致団結で打倒イツワに向けて動き出した。
そんな彼らをスタンドで見守る青島会長の元に、元野球部の部長
だった笹井がやって来て、今月いっぱいでの野球部の解散を伝えた。

■第9話
笹井専務(江口)の真実の言葉で、完全否決に持ち込んだイツワ電器との経営統合。青島製作所とイツワ電器の戦いは、いよいよ東洋カメラの新機種カメラにおけるイメージセンサーのコンペでどちらが採用されるのかの勝負で決することに。後のないイツワ電器は優秀な技術者を他社から引き抜くなど、なりふり構わずコンペ勝ち残りにかける。細川(唐沢)は、開発部長の神山(山本亨)にコンペのギリギリまで諦めずにイメージセンサーの開発を進めるよう望みを託す。 .
そして珍しく野球部の部室を訪れた細川はイツワ戦に向けて決起会を開いている野球部員にも試合に勝つよう激励。社長からの激励に士気を高めた青島製作所野球部は、奇しくも青島製作所とイツワ電器のコンペの目前に、都市対抗野球大会の地区予選敗者復活トーナメント決勝であるイツワ電器戦を迎えることに…。
細川は会長の青島(山﨑努)や専務の笹井、秘書の有紗(檀れい)をはじめ、青島製作所の役員たちと共に一丸となって青島野球部を応援し、その応援に応えるよう野球部の面々は激闘を繰り広げる!

果たして青島製作所、最後の戦いは如何に…!?

原作での笹井専務の描かれ方はあくまでも控えめ。そんなキャラクターを第8話では全面的に押し出し、“真実の言葉”を吐かせた。唐沢や江口、山﨑努といった熟練の役者たちで展開される会社篇の骨太のストーリーと、工藤阿須加をはじめとした若手俳優たちが魅せたアツいストーリーの2本立てで展開した「ルーズヴェルト・ゲーム」は、すべてのくじけそうな人に捧げる最高の人生応援ドラマとなった。最終回、どんな大逆転を見せるのか?東洋カメラのコンペと青島野球部の試合と共にその後の納得の結末をお見逃しなく。ファイル第9話は、22日(日)夜9時から10分拡大スペシャルで放送。予告動画は番組公式サイトでどうぞ。

TBS「ルーズヴェルト・ゲーム」番組公式サイト





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