コカ・コーラ、「ジョージア 夏の男冷やします」キャンペーンを開始、山田孝之、佐野ひなこ出演TVCMを公開

2014年06月30日14時30分商品・CM

コカ・コーラシステムは、缶コーヒー「ジョージア」で「ジョージア 夏の男冷やします」キャンペーンを6月30日から開始、映画「MONSTERZ モンスターズ」が公開中の山田孝之と、ドラマ「水球ヤンキース」が7月12日から始まる佐野ひなこが出演するTVCM「海の家従業員」篇を公開した。
同キャンペーンは、本格的な夏の到来に向け、どんなに暑い日でも汗をかいて働く男たちに仕事の合間のリフレッシュを提案するもので、今回のTVCMや“飲みながら読むスマホ・マガジン”「週刊ジョージア」での特別企画などを行う。

TVCMの舞台は真夏の海の家。山田孝之演じる青年が、暑い中で黙々と焼きそばを焼いている。そこに、「すいませ~ん。焼きそばくださ~い」という佐野ひなこ演じるかわいらしい声をしたビキニ姿の女の子がやってくる。
彼が「あいよ」と答えて黙々と焼きそばを焼き続けると、彼女は上目づかいで「暑くないですか?」と彼を気づかう。彼は「まぁ、仕事だからね」と答え、右側を見て「あ、それ、おまけであげるよ」と同飲料を指差す。
彼女は「え! いいんですかー?」と氷水につかって冷えた同飲料を手に取り、後ろを振り返って「これ、くれるって!」と遊び人風の彼氏に手渡す。彼氏は、「ラッキー! ありがとう!」と彼に笑顔で礼を言う。
彼は、「おまえにじゃねーよ!」と心の中でつぶやきながらも、その彼氏に笑顔で応える。
彼は、仕事が休憩に入ると海の家の脇のベンチでひと息つき、よく冷えた同飲料を勢い良く飲んで仕事の疲れを癒す。そこに「世界は誰かの仕事でできている。」という文字とナレーションが入る。

撮影は、4月下旬、東京都内近郊のスタジオで行われた。広大なスタジオのスペースに海の家2軒を建て、今にも波の音が聞こえてくるような暑い夏の浜辺を再現。
そして、家族連れ役、カップル役など、総勢24人の水着を着た男女エキストラがスタンバイ。焼きそばのおいしそうな匂いが充満し、楽しそうな笑い声も聞こえてくる。
そこへ、山田孝之が、サングラス付きの麦わら帽子をかぶり、Tシャツに海パン姿という衣装でさっそうと登場。「おはようございます」と旧知のスタッフと挨拶を交わし、監督との打ち合わせに臨む。
監督からは、「今回は、“暑い中でキツイ仕事から解放され、ジョージアを飲んで潤されているさま”を表現してほしい。それによって、嫌な気分から立ち直ることができるコーヒーの力、おいしさを表現したい」とリクエストされていた。それに対して、彼は、絵コンテを見ながら、真剣な眼差しで自分の演じる役をひとつひとつ確認していく。
佐野ひなこ演じるグラマラスな女性が焼きそばを注文するために彼のところへ駆け寄ってくるシーンでは、「この子、かわいいな、と気に入っている様子を表情だけで表現してほしい」という監督の指示に、ほんの少し目線をそらし、すぐに「おっ!」と目を見開いて彼女を2度見するような演技で対応。監督も、「素晴らしい!」、「いいね!」と絶賛していた。

「これ、おまけであげるよ」とヘラで同飲料を指し、その間に彼が彼女の胸をチラ見するシーンでは、「ここは、エロい下心を発揮している感を出してください、こんなふうに・・・」と監督が自ら実演。
それを見ていた彼から「ガン見じゃないですか。すごい目でしたよ(笑)」とツッコミが入り、現場は大爆笑に包まれる。
また、ここでは15秒用のシーンも撮影。監督の「4秒の尺を少し縮めて浮かれている表情を出して」との難しい注文に、彼は「2秒で表現します」と返し、「これ、おまけであげるよ」というセリフの後、横目線で彼女を4回ほど高速でチラ見する演技に成功する。
もどかしい男の下心が遺憾なく表現されたこの演技には、彼女も思わず「見られちゃった」とちょっぴり恥ずかしそうな表情を浮かべていた。
一方、突然登場した彼氏からチャラい感じでお礼を言われ、それに対応するシーンでは、心の中の感情の起伏をちょっとした表情で演技をする難しいカットながら、彼は苦笑いで顔が引きつる演技、肩をすくめながらあきらめの境地にいるような表情、目を閉じて「はぁ?」と心の中でつぶやいてそうな表情など、アドリブで10パターンもの異なる演技を披露。
監督も「次々といい演技が出てくるので延々と撮っちゃうね!」とノリノリで、結局10カット以上の撮影が進んでいく。
最後となる休憩中に同飲料を飲んで癒やされているシーンでも、彼は高い集中力を発揮。監督から「バッチリの演技でした」とお墨付きをもらうと、スタッフとエキストラから沸き起こった盛大な拍手に、「ありがとうございます」と笑顔で応えながら現場を後にした。

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