ここ数年人気のリケジョは、このところのSTAP細胞騒ぎでさらに注目を集めているが、NHK「ハードナッツ！」は、正真正銘の理科系女子のくるみ（橋本愛）とどこか謎めいた刑事・伴田（高良健吾）のコンビで難事件を解決する数学ミステリー！今夜8日（火）放送の第3話は、「ダイイング・メロディーの哀しき解法」をお届け、NHKオンデマンドで全話配信中で予告動画はそちらで無料視聴できる。
※今夜から放送時間は夜10時となるのでご注意を。

2話連続の「天才数学科女子大生ＶＳ爆弾テロリスト」事件は、15年前の連続爆破事件で湯沢に愛する人を殺された滝田と警備員による復讐劇だった。遺族は、湯沢が当然死刑になると思っていたが、妄想型統合失調症ということで無期懲役となったことを恨み、復讐を誓った。二人は支援者のふりをして15年間もの間湯沢に差し入れを送り続け、湯沢からの信頼を取りつけ、脱走劇を成功させたのだった。
また、今回の一連の事件で、伴田刑事がランゲルドーシスという難病に罹っていると知ったくるみは、「診断は99.9％の確率だ」という伴田に、「生きて助かったら再検査を受ける」ことを約束させた。事件解決後、再診をうけた伴田に下されたのは“陰性”。難病は誤診だった。
では、見逃した方のために前回の詳しいあらすじを紹介しよう。

■前回あらすじ
連続爆破事件で服役囚の湯沢（嶋田久作）が脱走。くるみが湯沢の協力者と睨んだ滝田（森下能幸）は、湯沢によって殺されてしまった。滝田は15年前の連続爆破事件の際、湯沢に愛息を殺されており、彼が共犯者であるはずがないと、警察はくるみの推理を一蹴。
湯沢の15年前の論文に間違いを見つけたくるみは、帰宅後、湯沢に拉致されてしまった。くるみの数学の才能をみとめた湯沢は、一緒に爆弾で社会に復讐しようと誘うが、くるみはこれを拒否。その後くるみは伴田に助けられるが、ここで伴田から自分が、1万人に一人が罹る難病に冒されていることを聞いた。
2人は滝田以外にも共犯者がいるのではないかと考え、くるみが素数を使った暗号を解読。「9月12日の今日、IMS国際金融シンポジウム開催中の大崎スカイホール爆破」計画を知り現場へ。ところが、今度は伴田が湯沢に捕まり、周りに爆弾が仕掛けられてしまった。解除法はパソコンに正しいパスワードを入れること。湯沢の一言から、パソコンに1文字でも打ち込めば爆弾の起爆装置が作動すると見破ったくるみは、「もし、生きて助かったら0.1％の確率にかけて再検査を受けることを約束」させ、何もせずにその場を立ち去った。彼女を待ち受けていた湯沢は、くるみが指摘した自らの論文の間違いを認めて車に乗って逃げたが、走り去った車はくるみの目の前で爆発。
さらに、くるみは警備員の胸の番号から共犯者が、協力的だった警備員（戸田昌宏）だと見抜き、伴田と二人で警備員の元へ。警備員は15年前の爆破事故で婚約者を殺されており、滝田と共謀して、湯沢を殺害するために脱走させた。湯沢の乗った車に爆弾を仕掛けたのは警備員だった。

■第3話：
京南大の小板橋教授（斉木しげる）を訪ねた難波くるみ（橋本）は、ピアノにもたれた小板橋の撲殺死体を発見する。音楽を数学的アプローチで研究する小板橋は、死の直前にピアノであるメロディーを残していた。事件を担当する刑事の伴田から情報を得ようと付きまとうくるみは、小板橋の隣の研究室にいた准教授・堤彩葉（中越典子）が再現したメロディーを解析し、その中に犯人の名前のヒントが隠されていることに気づく…。

「ハードナッツ！」は毎週火曜10時放送。第3話は8日。
予告動画は、NHKオンデマンドのページで視聴できる。本編視聴は単品216円（税込み）、特選見放題パックは月額972円（税込み）。NHKオンデマンドはGyaO!オンデマンドよりも視聴可能。
また、本作はDVD BOX（定価／税込16,416円）& Blu-ray BOX（定価／税込19,872円）も発売されている。

◇NHKドラマ10「ハードナッツ！〜数学girlの恋する事件簿〜」番組公式サイト
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