魔の手は妹に…イス(キム・ナムギル)最大のピンチ!「サメ~愛の黙示録~」第15~16話あらすじとみどころ、予告動画

2014年07月19日13時31分ドラマ
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第14話までで、ハン・イス(キム・ナムギル)の協力者、そしてチョ会長(イ・ジョンギル)の指示で動く殺し屋の正体がはっきりし、さらに忌まわしい事件の引き金となったチョ会長の正体も明らかになった!いよいよ明日20日(日)放送の第15話からは、チョ会長のなりふり構わぬ反撃が始まる!唯一の肉親である最愛の妹イヒョン(ナム・ボラ)を誘拐されたイスは、無事妹を救い出すことができるのか?これまでの詳しいあらすじと、第15、16話のあらすじと見どころを紹介、予告動画はDVD公式サイトで視聴できる。

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■キャスト ⇒相関図を見る(公式サイトへ)
ハン・イス/ヨシムラ・ジュン役:キム・ナムギル
(少年時代):ヨン・ジュンソク
チョ・ヘウ役:ソン・イェジン
(少女時代):キョン・スジン
オ・ジュニョン役:ハ・ソクジン
 (少年時代):ノ・ヨンハク

サメ■前回までのあらすじと次回見どころ
イスはデオ書店の店主に「独立運動家のチョ・インソクに関する本」や「プロの殺し屋の本」を探していると挑発。閉店後、店内へ忍び込んだイスは、殺人凶器のボールペンがないのを確認し、協力者に妹イヒョンの護衛を指示。だが、狙われたのはイスの方だった。駐車場で腹部を刺され、偶然イスの帰りを待っていたヘウが応急手当をしようとするが、イスはそれを制してヘウにキス。
一方、自らの過ちを悔いて真実を明かそうと決心したオ地検長が、トラックにひかれて意識不明の重体に。ジュニョンは、イスの仕業かもしれないと疑い、ヘウは確認するために再びイスの元へ。「犯人は真実を明かされて困る人物。その証拠を探すのが君の役目だ」というイスに、「自分は単なる道具にすぎないのか」と聞くヘウ。イスは哀しい目でそれを認めた。

そんな中、新聞を見ていたチョ会長は「チョン・ヨンボを探しています」という広告を見つけ憤怒。地検長のひき逃げ事件を捜査するピョン刑事も偶然この広告を目にした。一方、ヘウの手元にオ地検長からだと例の写真が届けられた。しかし曾祖父=チョ・インソクと一緒の学生ソングクに、今の祖父の面影はない。不審に思ったヘウは祖父の書斎で昔の写真を探し、若い頃の祖父と生後間もない父ウィソンの写真を見つけた。しかしそこには、ヘウの知っている祖母ではない女性が写っていた。この女性は、失踪したウィソンの生母だった。
ピョン刑事は、広告のチョン・ヨンボという人物がすでに死亡していること、チョ・インソクと故郷が同じことから、今回のひき逃げが一連の事件に関連しているのではないかと推察し、ヘウにも話した。故郷は居昌という村で、1951年おぞましい事件が起きた地だった。

サメその頃、チョ・ウィソンが拉致監禁されその映像がチョ会長の元へ送信された。イスはチョ会長に電話し、息子ウィソンを助けるか見捨てるかの選択を迫った。息子を救う条件は、自分がサングクの偽物で、正体を隠すためにハン・ヨンマンとイス、その他にも殺人を犯したことを告白すること。チョ会長は「息子を殺すならイヒョンの命もない」と言い、さらに、「一連の事件にイスの父の過去も関係している」と告げた。ヘウはイスを尾行し、愛する人のために復讐を止めてくれと懇願。イスはオ刑事殺害や地検長のひき逃げは否定するも「復讐を止めない」と答えた。
ウィソンは解放され自宅に戻ったが、サングクと犯人との会話のすべてを聞き、父への不信感から錯乱状態となっていた。

サメイスの協力者はヘウの同僚キム・スヒョンだった。イスは、スヒョンから、殺し屋チェ・ビョンギのプロフィールを聞いた。66歳のチェは、特殊部隊から警官になり1980年に辞職し、1988年から古本屋を始めた。彼には10年前から養護施設に入っている認知症の妻がおり、息子は渡米。イスは、警官を辞職してから店を始めるまでの8年間の記録がないことに首を傾げた。そして、多忙なスヒョンだけではイヒョンを守り切れないと、ピョン刑事に娘の危険を匂わせるメールを匿名で送り、追跡機を仕込んだ靴をイヒョンにプレゼント。しかし、その様子を殺し屋チェが見ていた。

一方、ピョン刑事とヘウは犯人の遺留品からロバート・ユンにたどり着いた。ユンは、米軍の機密文章に基づいてチョン・ヨンボに関する論文を書いた歴史学者。チョンは独立運動時、人民軍に所属し大勢の人を迫害・虐殺した人物。しかし、戦況が米軍に傾くと今度は米軍のスパイとして多くの同志の処刑に加担。その後、独立運動家チョ・インソクの故郷で、インソクの家と居昌村で大火事があったが、それもチョンの犯行が疑われた。しかし、1951年の居昌事件による大虐殺で真相を知る者は一人も生存しておらず、記録も残っていない。チョンもまたこの事件で死んだことになっているが、その真相は不明。そしてチョンについて知っている唯一の人物こそがチョ・サングク会長。さらに、チョンの父はチョ・インソク宅で使用人だったことも分かった。これをロバート・ユンに知らせたのはハン・イスで、ユンはチョ会長に会うために韓国にやって来たのだということを、ピョン刑事とヘウは知った。

イヒョンはバイト先で兄ハン・イスが生きているというメモを客から受け取り、その客を追いかけタクシーに。靴に仕込んだ追跡機を頼りにイスがタクシーを追うが…。
その頃ヘウは祖父と向き合い、ピョン刑事は図書館の映像にジャイアントホテル社長のジュン=イスの姿を見つけた。

次回15・16話は、イスとイヒョンが兄妹としての涙の再会シーンと、イスとスヒョンの最高のコンビネーションでのイヒョン救出場面がみどころ。また、ヘウと祖父サングクとの息詰まる対峙シーンもお見逃しなく。そして、愛妻家ジュニョンの胸に膨れ上がった妻ヘウへの疑惑の怒りが、どこに向けられるのか?
さらに、スヒョンが何故イスの協力者となったのかも推理してみよう?

また、どうやら忌まわしい事件の起点となっている“居昌事件”だが、これは、朝鮮戦争中の1951年2月9日から2月11日にかけて大韓民国慶尚南道居昌郡にある智異山で起きた事件。韓国陸軍第11師団によって共匪のパルチザンを殲滅するため、大人(15歳以上)334人と子供(15歳未満)385人からなる無実の市民を虐殺したとされている事件で、“居昌良民虐殺事件”とも呼ばれている。
智異山は、元々は山岳信仰の聖地であったほか仏教の聖地ともされていた地で、歴史上、数々の事件における抵抗の地としても知られている。
ドラマ「名家の娘ソヒ(原題:土地)」でも、革命の志士たちの隠れ家としてたびたび登場した。


サメ■第15話
イヒョンの居場所を知らせる追跡機が示すのはイスの自宅。恐る恐るドアを開けたイスは、自分が贈った靴をリビングで発見し、イヒョンが拉致されたことを悟る。一方、チョ会長はチョン・ヨンボを殺したと告白するが、ヘウは祖父の話に腑に落ちないものを感じる。イヒョンを誘拐した古本屋の店主は、イスにチョン・ヨンボに関する文書の原本を要求。原本はヨシムラ会長が持っているはずだと知らされたイスは、会長のスイートルームに忍び込む。しかし、そこにヨシムラ会長が戻り…。

サメ■第16話
イヒョンを誘拐した犯人は妻の姿を見ても動じず、イスに海に飛び込めと命じる。その頃、ヘウはオ地検長から受け取った写真をチョ会長に見せ、イヒョンを無事に返してほしいと迫っていた。イスは犯人が銃声に気をとられた瞬間にイヒョンを救い出すが、肩にケガを負う。これを知ったヘウはいてもたってもいられずイスの家を訪ねるが、その姿をジュニョンが目撃してしまい…。そんな中、ヨシムラ会長はウィソンを呼び出し、USBを渡す。

「サメ~愛の黙示録~」DVD公式サイト
BS11「サメ~愛の黙示録~」番組公式サイト
 ※2014.6.1スタート 毎・土‐日 8:00~9:00

kandoratop 【ドラマ詳細】【「サメ~」を2倍楽しむ】