官兵衛(岡田)がキリシタンに改宗!17日NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」第33回あらすじと予告動画
17日(日)第33回「傷だらけの魂」官兵衛(V6、岡田准一)にとって生涯忘れることのできない人物…道薫(田中)。彼の心に残る深い傷に触れ、官兵衛はキリシタンになることを考える。さらに関白になったことでより権力に固執するようになる秀吉(竹中)…官兵衛と秀吉に心の溝が出来てしまうのか?予告動画は番組公式サイトで公開。
前回(第32話)で官兵衛の父・職隆(柴田恭兵)が静かに息を引き取った。官兵衛不在の黒田家、家族、家臣、そして領民を守ってきた偉大な父だった。「あぶない刑事」や「はみだし刑事」などの印象が強かったが、時代劇でこんなに存在感ある役をこなすとは…さすが柴田恭兵だ。2006年、初期の肺がんと診断され摘出手術を受けた柴田恭兵だが、ファンを悲しませることなく、見事復帰! 大河ドラマでも、官兵衛を優しく見守る懐の大きな父を演じた。その職隆がいなくなってしまうのはとても残念なのだが…。
そして、いよいよ第33話では官兵衛がキリスト教の洗礼を受けることとなる。官兵衛のクリスチャンネームは「ドン・シメオン」その意味は「耳を傾ける」。官兵衛は、変わり果てた道薫を見て、何を思ったのか…そしてなぜ改宗したのだろうか…。17日放送で、その全てが分かる…。
■前回のあらすじ
官兵衛(岡田)に代わって三成(田中圭)を側に置くようになった秀吉は、三成の助言に耳をかたむけ、徳川家康(寺尾聰)を攻め入ろうとする。しかし官兵衛は、徳川と争ってはならない、と秀吉を引き留めるのだが…「小牧長久手の戦い」で家康に手痛い敗北を喫するも、その後の巻き返しで天下人としての地位を固めることができた。官兵衛は秀吉に、徳川とは争わず、取り込めと助言するのだが…。秀吉は、官兵衛が先を読みすぎることが面白くなかったのかもしれない。官兵衛なしでも戦える、と思いたかった。しかし、家康との戦いでは、兵の数こそ家康より倍以上だったにもかかわらず、三河衆の結束の強さに負けたのだ。秀吉勢はまだ、そこまで家臣の結束が強くなっていない。官兵衛はそのことを理解して、無駄な争いは避けるよう、秀吉に忠告したのだ。軍師とは戦うだけではなく、無謀な戦いを止めるのもその役目、官兵衛はそう考えていた。
一方、秀吉は官兵衛に新たに播磨・山崎に領土を与える。官兵衛は新しい領土へ居を移し、領土の統治を長政(松坂桃李)に任せることにした。その間、官兵衛は四国攻めを遂行、短期間で勝利を収めることができた。
ところが、新しい領土での年貢の徴収がなかなかうまくいかない。長政は領民から直接話しを聞く機会を設けるのだが、長政が率直な意見を述べよ、と申し出たにもかかわらず、領民が父・官兵衛を愚弄するような発言をしたことに立腹し、刀に手をかけてしまった。家臣に止められ大事に至らなかったが、このことは官兵衛の耳にも入った。そして官兵衛は長政に「新しい領主は歓迎されなくて当たり前だ。我らのほうが先に領民のことを信じるのだ」と助言する。
そんな中、姫路に留まっていた官兵衛の父・職隆(柴田恭兵)は穏やかな生活を送っていた。子どもたちと庭で駒遊びをしている中…静かに息を引き取った。
■第33回「傷だらけの魂」あらすじ
天正13(1585)年、秀吉(竹中)は関白となり羽柴から豊臣と姓をあらためる。元荒木村重、道糞(田中哲司)は名を「道薫」とあらため、秀吉の御伽衆(おとぎしゅう:雑談などの話し相手)となった。亡き妻・だし(桐谷美玲)が命を賭けて守った我が子と再会するが、心を開かない。
そんな中、茶々(二階堂ふみ)が道薫に身内を裏切り城を捨てて逃げた話をするよう命じた。すると道薫はその場に居合わせた者たちを罵り、秀吉に殺されることを望むのだったが、官兵衛にそれを阻止された。道薫の深い心の傷に触れた官兵衛は、キリシタンになることを考えはじめる…。
番組公式サイトの「人物相関図」が新しくなった。秀吉(竹中)を中心とした相関図で、新しい登場人物が一覧できる。今までは織田信長を中心とした戦国時代だったが、今後の展開は豊臣家と徳川家を中心になる。そして新しい登場人物がどんなキャラなのか注目したい。
大河ドラマ「軍師官兵衛」第33回は8月17日(日)、総合よる8時から、BSプレミアムよる6時から放送。予告動画は公式サイト「あらすじ」で視聴出来る。またNHKオンデマンドでは見逃し番組として配信を行っている。
◇NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」
◇NHKオンデマンド|軍師官兵衛
★☆★ 岡田准一関連の商品一覧(amazon) ★☆★