<朱蒙>も<チャングム>もここから始まった!!病みつきになる伝説の巨編「龍の涙」9月30日BSフジに登場!予告動画

2014年09月03日12時27分ドラマ
(C)2008 KBS. All rights reserved

朝鮮王朝建国と、王位を巡る骨肉の争いを描いた韓国時代劇の金字塔を築いた名作「龍の涙」が、9月30日(火)よりBSフジにて月~金の午後3時~4時まで放送開始する!韓国では1996~98年、KBSにて全159話で放送され、最高視聴率49.6%をたたき出し、金字塔を打ち立てた超大作がテレビで一挙視聴できるこの機会をお見逃しなく!DVD公式サイトで予告動画が公開されている。

「龍の涙」は、王朝の初期を描いたドラマで、韓国三大悪女を描いた「女人天下」「張禧嬪」「王の男」や「宮廷女官チャングムの誓い」などを始めとした朝鮮王朝歴史ドラマの原点となる作品。朝鮮建国のきっかけとなった“威化(ウィファ)島回軍”という歴史的な事件から始まり、朝鮮の建国、朝鮮王朝最大の骨肉争いと言われる「第一次・二次王子の乱」を経て、「ハングル発明」という朝鮮王朝最大の偉業を成し遂げた第4代目王「世宗(セジョン)王」までの話を壮大なスケールで描いている。
なにしろ、総製作費160億ウォン(当時)、出演人員7950人、5万人のエキストラが動員され、その面白さとスケール感は、それまでの韓国歴史ドラマの常識を打ち破り、伝説となった。

朝鮮建国の物語と言えば、チソンとチ・ジニで風水をテーマに事実とフィクションとをうまく織り交ぜて描いた「大風水」があるが、「龍の涙」は史実にもとづいた史劇。これまでの実在の英雄をドラマ化した作品にありがちな主人公の美化を一切しないで、メインキャストたちの陰謀、心の内面に持つ欲望をリアルに描いている。いわゆる人の清濁を包み隠さず描いた作品だ。半島のどの時代の時代劇を見るうえでもぜひとも押さえておきたい一作だ。

■あらすじ
王の命令に逆らい、イ・ソンゲ(後に朝鮮王朝建国の王「太祖(テジョ)」は威化(ウィファ)島で兵を戻らせ、強力な軍の力を利用し実権を掌握。王の座に即位しようとするが、高麗の忠臣たちの反発も益々激しくなる一方だった。反対勢力の中心的人物で、当時学者として名の高いジョン・モンジュの説得に息子のイ・バンウォン(後に朝鮮3代目王「太宗(テジョン)」)が立ち上がり、朝鮮建国に一緒に参加することを勧めるが、ジョン・モンジュはそれをきっぱり断る。やがてジョン・モンジュはイ・バンウォンにより殺されてしまい、それから2ヵ月後である1392年7月17日、イ・ソンゲは王位に就き「朝鮮」が建国された。そして太祖(テジョ)イ・ソンゲの右腕として朝鮮建国に貢献したジョン・ドジョンとイ・バンウォンの対立が始まった。一方、イ・ソンゲは後継者を誰にするのかを考えあぐねていた。なぜならイ・ソンゲ(李成桂)には、二人の婦人とそこから生まれた8人の息子がいたのだった…。

ナビコン『韓ドラ』ここが知りたい!コーナーでは、朝鮮王朝のドラマを知るうえで役立つ図表や記事が掲載されているので参考にどうぞ。
 ●朝鮮王朝系図
 ●先代~近世までの韓国歴史年表
 ●ドラマの朝鮮王朝の年表
 ●歴史ドラマに役立つ豆知識

史実は、時には創作よりドラマチックなもの!歴史を超えた「龍の涙」の放送は9月30日(火)より、月~金 15:00~16:00に字幕版で放送。放送にあわせて各話のあらすじを紹介している。

◆ 作品情報
・話数: 全159話
・制作: KBS 放送年: 1996-1998
・監督/演出: キム・ジェヒョン
・脚本: イ・ファンギョン
・出演者: キム・ムセン、ユ・ドングン、チェ・ミョンギル、キム・ヨンラン、キム・フンギ、カン・インドク、パク・ビョンホ、イム・ヒョク、キム・ヘリ

BSフジ「龍の涙」番組公式サイト
「龍の涙」DVD公式サイト



★☆★ 「龍の涙」DVD・OST・関連書籍・公式グッズなど一覧表示 ★☆★