15分拡大!斎藤道元(西田敏行)との会見は学生服で!?小栗旬主演「信長協奏曲」第2話あらすじと予告動画
高校生がタイムスリップして戦国時代へ!そして織田信長として生きていくことに…「美濃の蝮」の異名を持つ義父・斎藤道元(西田敏行)と対面するためサブロー(小栗旬)は自分なりの正装…高校の制服で道元と会うことにした!20日(月)フジテレビ夜9時「信長協奏曲(コンツェルト)」第2話の予告動画は番組公式サイトで公開。
初回視聴率15.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と好調な滑り出しをした「信長協奏曲(コンツェルト)」。勉強が苦手、日本の歴史なんて全然知らないフツーの高校生サブロー(小栗旬)が、修学旅行で訪れた時代劇村からタイムスリップし、本物の戦国時代へ…。偶然出会わせた織田信長(小栗旬:2役)と顔がソックリだったため、信長から「病弱なワシに代わって織田信長になってくれ」と無茶ぶりされ、戦場へかり出されたサブロー。生まれて初めて人の生き死にを目の当たりにしたサブローは、自分の運命を受け入れ(?)織田信長として戦国時代を生き抜くことを決意したのだが…。
いくら顔がソックリだからといっても、現代を生きる高校生。戦国時代の武士の思考とはまるで異なる。第1話でサブローは、争いを避けるために領土を叔父に渡してしまったり、実弟・信行(柳楽優弥)との家督争いも逃げ腰だった。成り行きで信長として生きるサブローが家督を継ぐことになったのだが、現代人の感覚のまま、戦国時代を生き抜くのは相当困難な道だろう…。
劇中、サブローは夜空を見ながらスマホで音楽を聴いていた。当然戦国時代ではスマホの充電もできない。あと何時間分電池が残っているのか、気になった視聴者も多かったのでは?!
ここぞ!というときに、いつも逃げ腰になっていたサブローが、信長として戦国時代を生き抜くことで人間としても成長していく…かなり破天荒なストーリーだが、小栗旬が「純粋なサブロー」を演じているのに好感が持てる。若き日の信長が「うつけ者」と評されていたことと、現代からタイムスリップしてきたサブローのトンチンカンな振る舞いを「うつけ者」とするという設定。戦国時代の武将に、「あん時はテンション上がっちゃって…」なんて答えたりするそのギャップが面白い。「タイムスリップ」というSFストーリーという意味で、7月クールで放送されていた「信長のシェフ」とはまた対称的なドラマとなっている。「水戸黄門」や「大岡越前」のような本寸法の時代劇は少なくなってしまったが、「タイムスリップ時代劇」は新たなる時代劇のジャンルとして確立してきたのではないだろうか。
■前回のあらすじ
修学旅行で時代村を訪れた高校生のサブロー(小栗旬)。武士や町人の衣装を身にまとったアトラクションのキャストが行き交う中、お目当ての同級生に告白したのだが…いつも大事な時に逃げ腰になってしまうサブロー、あまり良い返事がもらえない雰囲気を察知するとその場から逃げ出してしまった。気づくと1人で仲間ともはぐれてしまい、慌ててみんなの所へ戻ろうと高い塀を無理に乗り越えて…そこから落ちて気を失ってしまった。
気づくとそこは、建物など何もない自然風景、携帯も圏外。するとそこに馬の乗った2人の武士が現れた。その1人がなんとサブローにそっくり! するとその男はサブローに「自分の代わりに織田信長として生きてくれないか?」と問われたのだが、サブローはこれも時代村のアトラクションだと思い、安請け合いする。信長と名乗った男が去ったあと、すぐ別な侍たちが現れ、サブローを那古野城に連れ帰ってしまった。城に連れてこられたサブローは、すぐさま今川勢が攻めてきたので戦場に連れて行かれる。それでもまだアトラクションだと思っていたサブロー。しかし、そこで本物の戦場、人が殺される様を目の当たりにし、やっとここが本物の戦国時代だと気づくのだが…。
その当時の織田家は、家督を長男信長か、次男信行(柳楽優弥)が継ぐかで争いが起こり、信行は刺客を送り込み信長を殺そうとしていた。実の弟から命を狙われるわ、戦場にかり出されるわで城から逃げ出したサブロー。なんとか未来(現代)に戻ろうとするがやっぱり戻れない。そうこうするうちに、家臣・池田恒興(向井理)がサブローを探しにやってきて「必ず信長様をお守りいたします」とサブローを慰めてくれた。
そんな中、信長の妻・帰蝶(柴咲コウ:後に濃姫と呼ばれる)の兄・斎藤義龍(新井浩文)が信長の父・信秀(団時朗)に会いに来た。義龍との会談の場に信行も来ると知ったサブローは、またも逃げだそうとするのだが、帰蝶に「いくじなし」と責められてしまう。ところが、その帰蝶がいなくなってしまった。このまま帰蝶が義龍の前に現れなければ、織田家と斎藤家の間で戦が起こるかもしれない…。その帰蝶は、信行の手下によって拉致されたのだった。信行は帰蝶にもしものことがあれば、帰蝶の夫である信長が腹を切って詫びなければならないよう仕向けたのだ。しかし、サブローと恒興らは無事、帰蝶を連れ戻し義龍との会談の場に連れてくることができた。勢いもあってサブローは信行に「オレを狙うなら直接来い!」と言うのだが…。
そんな中、信秀が今川勢から送られた間者(スパイ)・伝次郎(山田孝之)に襲われてしまった。信秀は家督を信長に譲ると告げ、息を引き取った。腹をくくって家督を継いだサブローに、次から次へと諸大名たちがお祝いの挨拶にやってくる。その中で叔父に当たる信清(麿赤字)が領土をよこせと申し出た。本来なら受け入れるべき要求ではないが、サブローは無用な争いを避けたく、信清の要求に応えてしまった。それを聞いた恒興は戦って勝つことが、領土と民を守ること。あの領土を守るため今までどれだけの命が犠牲になったか…と言って嘆いた。恒興の父も、その戦で命を落としていたのだった。
一方、信行は家臣・柴田勝家(髙嶋政宏)に信長を殺すために兵をあげるよう命じる。そして恒興に自分の側に着くよう説得する。恒興は信清の領土問題もあって、サブローに対する信頼を亡くし、信行側につくことを決意した。信行は寝返った恒興をあえて信長(サブロー)の元におき、時がきたら信長に切腹させるよう恒興に命じた。
戦は信行が優勢、信長の本陣まであと一歩、サブロー絶体絶命…その時、信清軍が現れ信行勢を倒してしまった。領土をくれたサブローへのお返しだったらしい。捉えられた信行と勝家は「早く殺せ!」と勢いづいたが、サブローはあえて信行を殺さなかった。無用な血を流したくなかったのだ。
それから数日後、体調を崩してしまったサブローに信行と勝家が見舞いに訪れたのだが…信行はスキを見て再びサブローを殺そうとした。しかし、これまでのサブローを見て、心変わりした勝家が信行を止めに入った。謀反に失敗した信行は切腹して果てた…。それを見た恒興は、自分も信長(サブロー)のことを裏切ったからと切腹しようとした。しかしサブローは体を張って恒興の切腹をとめた。死なせてくださいと懇願する恒興に「死ぬな、頼むから死ぬな、これは命令だ!」と言って涙を流した。
現代人サブローにとって、武士のプライド、武士の死生観は理解しがたいものがあった。
■第3話あらすじ
織田家当主となったサブロー(小栗旬)のもとへ、信長(小栗旬)の妻・帰蝶(柴咲コウ)の父、斎藤道元(西田敏行)が会見を申し込んできた。“美濃の蝮”と恐れられている道元に会うのがイヤで逃げ回るサブロー。恒興に「織田家存続のため!」と説得され、サブローは渋々道元との会見に同意するも、帰蝶に同行してほしいと頼むのだが、「潔く斬られてこい」とそっけない帰蝶。しかし、帰蝶にも父・道元と会いたくない理由があったのだ。
恐ろしいことに、過去には衣装が気に入らないという理由で道元に戦を仕掛けられた国があると聞いたサブローは、自分なりの正装で道元を迎えた。それはタイムスリップした時に来ていた学生服。その姿を見た道元は、2人きりで話したいと言った…。
10月20日(月)夜9時より放送「信長協奏曲(コンツェルト)」第2話は15分拡大。主演は小栗旬、共演は柴咲コウ、藤木直人、向井理、藤ヶ谷太輔、濱田岳、早乙女太一、高島政弘、西田敏行ほか。第2話の予告動画は番組公式サイトにて視聴できる。
◇フジテレビ「信長協奏曲(コンツェルト)」番組公式サイト
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