アマルコルドの立ち退き問題、冬子と夏江の確執、そしてマモルは病床の父と心を通わせることができるのか？いよいよ27日(月）から「ほっとけない魔女達」は最終週に突入！前週第8ミッションのおさらいと、第9ミッションのあらすじを紹介！予告動画は番組公式サイトで視聴できる。見逃した方のために先週のあらすじをご紹介。

ドラマを盛り上げる主題歌Sky's The Limit （V6)が好調だが、11月12日（水）には、ドラマのオリジナル・サウンドトラック（OST）が発売となる。「碧の海」「鈴子の恋」をはじめとする数々の昼ドラ音楽を手掛けてきた森英治と、新々気鋭の作曲家の有木竜郎による作品で、ドラマ同様、華麗で躍動感あふれる、全26曲が収録されている。

前週は、野際陽子扮する謎のご婦人が娘を亡くし、夏江に娘の面影を見つけついつい長居したのだと分かった。浅野ゆう子が、憧れの女優として公私ともに親しくしている野際とのツーショットはさすがに息ぴったり！その中で、ご婦人が夏江の店「アマルコルド」の店名について映画のタイトル『フェリーニのアマルコルド』と紹介した。この映画は故フェデリコ・フェリーニ監督による1973年のコメディ。北イタリアの小さな港町リミニを舞台に、フェリーニが忘れえぬ少年時代の出来事を綴った作品。第47回アカデミー賞外国語映画賞ではイタリア代表として出品、受賞した。⇒amazonで詳細を見る

「ほっとけない魔女たち」　⇒相関図を見る
長女・春子（IT関連企業社長）：室井滋
次女・夏江（アマルコルド オーナー）：浅野ゆう子
三女・秋枝（専業主婦）：松本明子
四女・冬美（フリーライター）：釈由美子
近藤マモル（アマルコルド シェフ）：三宅健（V6）
桑原義男（春子の側近・執事）：渡辺哲
林晃司（夏江の幼馴染）：神保悟志

■先週：第8のミッション
アマルコルドの常連客たちの騒動も収まった数日後、今度は店に立ち寄った林が椎間板ヘルニアにに。病院に付き添った夏江は、医師から0.35ミリの極細の痛くない注射針の話を聞き、それを作ったのがかつて夏江たち姉妹の両親が営んでいた町工場と取引があった“藤田金物工芸”という会社だと分かった。その後、夏江は社長の藤田（目黒祐樹）と顔を合わせ、後日藤田が従業員を連れて来店。藤田は注射針を開発した相沢（柏原収史）に期待しており、藤田の息子で営業を担当する勉（黄川田将也）は、それが気に入らない様子。

その矢先、夏江の周辺で二つのトラブルが勃発。一つは秋代の夫の浮気疑惑。もう一つは藤田の工場の極細注射針の資料流出疑惑事件。秋代の夫の浮気疑惑はまったく濡れ衣で、夫婦の結婚記念日に秋代に買うプレゼントの見立てをしてもらっていたと分かり一件落着。だが、冬美は相沢がバベル社の社員と一緒にいるのを目撃。

当の藤田金物工芸は、社内に産業スパイがいるのではないか、と疑心暗鬼。運悪く、相沢の恋人で女子社員・みすずの借金問題が浮上し。彼に疑いの目が！藤田社長は会社の人間を信じると断言するが、バベル社の社員が極細注射針の技術と相沢の引き抜きのために来社。相沢を信じる藤田社長は、引き抜きに応じない相沢に感謝し、みすずの借金返済用にと300万円を用立てた。
そして冬美が大切な技術をバベル社に流していた真犯人が勉だと突き止めた。相沢は「なぜ会社を裏切るようなことをしたのか」と勉を問い糺し、「相沢への嫉妬からだ」と勉が告白。相沢は勉がこんなことをしたのは、自分が勉と距離を置き、彼をないがしろにしたからと反省。
バベル社がまだ注射針の完成をしていないと知った夏江たちは、技術を盗んだバベル社を懲らしめ、勉を改心させるためのミッションに取り掛かることに。シナリオは今度も冬美たちの依頼でマモルが担当、「裸の王様作戦」を書き上げた。

シスターズたちは、架空の会社をでっち上げてニセの0.3ミリの注射針をちらつかせ、バベル社の問題社員をペテンにかけた。すっかり騙された社員はありもしない注射針の大掛かりな発表会を開催し、赤っ恥をかいた。その直後に、今度は藤田金物工芸による新注射針の発表会を開催。相沢にスポットが当たる中、相沢が、勉を“プロデューサー”として発表会の檜舞台に引っ張り出した。相沢の思いやりと夏江の励ましの言葉にこれまでの自分を反省した勉は、工場のみんなに謝罪した。

産業スパイ問題を無事解決したが、一難去ってまた一難。今度は、大家の長谷川（ラサール石井）が建築士を連れ、建物の老朽化を理由にアマルコルドの立ち退きを迫った。
さらに大病を抱える春子の身に…。
痛くない注射針は実在している。岡野工業株式会社という会社が「ナノパス33」を開発し、「マイクロテーパー針」という名前で発表、世界を驚愕させた。
通常注射に使われる針の直径は通常0.4ミリで、その後、0.3ミリの針も登場してきてはいるが、決定的な改良ではなかった。そんな中、同社が開発した「ナノパス33」の直径はドラマで紹介された0.35ミリよりさらに細い0.2ミリ。名実ともに 〔世界で最も細く・痛みのない注射針〕 をこの世に生み出した。開発のいきさつなどは、こちらの特集ページで詳しく紹介しているので気になる方は参考にどうぞ。⇒岡野工業株式会社 代表社員 岡野雅行 スペシャルインタビュー


■第9週（10月27日（月）～31日（金））予告
春子が、32年前に母親が亡くなった一件の真相が知りたいと言い出したことで、夏江との仲が再び険悪になる中、春子が病院に運び込まれたとの連絡が入る。慌てて姉妹たちが病院に駆けつけると、すでに春子は自宅に帰ったという。
そんな時、「アマルコルド」が、１カ月以内に立ち退きするよう迫られてしまう。お店の建物自体が古くて、耐震性に問題があるらしく、大家の長谷川（ラサール石井）から言い渡されたのだった。店の思い出話に花を咲かせる常連たちを見て、夏江の目にみるみる涙が…。
秋代に諭され、夏江が春子を訪ねる。先日、口論になった際、ひどいことを言ったことを謝りに来たのだ。ところが、夏江はその場で信じられない内容の書類を見つけてしまう。

まさか「アマルコルド」が無くなっちゃうのか？最終週も夏江たち姉妹周辺でとんでもない出来事が多発する。そして、マモルはいつアマルコルドに戻って来るのか？
「ほっとけない魔女達」は、27日（月）から最終週に突入、最終回は31日（金）。11月3日からの同時間枠では、星野真里が主演で平凡な主婦の切ない恋模様を描く大人のラブストーリー「シンデレラデート」を放送。


◇東海テレビ「ほっとけない魔女達」
◇YouTube｜ほっとけない魔女たち

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