この人誰だっけ?徳川家康(濱田岳)を知らないサブロー(小栗旬)3日「信長協奏曲」第4話あらすじと予告動画

2014年11月02日20時00分ドラマ

今川勢を倒した信長に同盟を結ぶためにやってきた徳川家康(濱田岳)!しかし織田信長:サブロー(小栗旬)は家康の名前は知っているが何を成し遂げた人なのかを知らない!さらにかの有名な信長の妹、市(水原希子)も登場!3日(月)夜9時フジテレビ「信長協奏曲(コンツェルト)」第4話予告動画は番組公式サイトで公開。

第3話の視聴率が12.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と好調をキープしている「信長協奏曲(コンツェルト)」。ネットでの評判もまずまずのようだ。織田信長は、実は現代からタイムスリップしてやってきた高校生だった…という荒唐無稽なストーリーだが、ある程度史実に則して物語は進んでいる。前回、かの有名な「桶狭間の戦い」で僅かな兵にもかかわらず、今川勢を倒した信長。ドラマでは「棚からぼた餅」的展開で進んでいたが、それもまた面白い。

このドラマの重要人物、木下藤吉郎(後の豊臣秀吉)。史実では尾張の貧しい農民だったが信長に気に入られ家臣になり、そこから出世して天下人になる…のだが、「信長協奏曲(コンツェルト)」では、まったく違う人物像で描かれている。今川義元の間者(スパイ)として織田家に入った伝次郎(山田孝之)。名を「藤吉郎」と偽り馬の世話役になって潜り込む。信長の前ではニコニコと笑顔を絶やさないが、実は信長に対して激しい憎悪を持っている…という設定だ。
伝次郎を演じる山田孝之は、1983年生まれの31歳。若手俳優陣の中では、抜きんでた演技力を持つ俳優である。1999年「サイコメトラーEIJI2」(日本テレビ)でデビュー。2003年「WATER BOYS」(フジテレビ)で初主演を果たす。そんな山田が注目されるようになったのは、大ヒット映画『電車男』(2005)で主人公のオタク青年を演じ好評を得た。その後の山田孝之の活躍ぶりはいわずもがな…である。巨額の制作費をかけた大作に出たかと思えば、「勇者ヨシヒコ」シリーズ(テレビ東京)のような低予算ドラマまで、幅広く活躍している。
それこそ、山田孝之だけで月9ドラマの主役を張れるほどだ。そんな人材をワキ役として起用する「信長協奏曲(コンツェルト)」が、豪華出演者で固められていることがよくわかる。2015年公開の映画版まで、楽しみが続く。

■前回のあらすじ
信長としての生活をなんとか楽しく送っているサブロー(小栗旬)。そんなある日、今川勢が尾張に攻めてきた。これが俗に言う「桶狭間の戦い」(1876年)である。サブローは軍議を開き、どうするか家臣に相談するのだが、真っ向から勝負しようとする柴田勝家(髙嶋政宏)派と、籠城を良しとする池田恒興(向井理)派の真っ二つに分かれた。なんとか戦わずことを治めたいサブローだったが、帰蝶(柴咲コウ)から「そなたの首を刎ねるしかない」といわれ、ビビったサブローは城から逃げ出してしまう。
今川陣から離れようとしたのだが、道を間違えて今川陣のとある村に来てしまったサブロー。そこで知り合った村娘のお春(前田敦子)の家にやっかいになる。そこへ今川軍の侍がやってきて、村にあるめぼしい食料や女性たちを連れていこうとした。侍たちの要求に素直に応じる村人たち。お春も抵抗することなく、連れて行かれようとしている…それを見たサブローはなんとかお春を助けたいと、たまたまリュックの中に入っていた花火に火をつけて侍たちの目を眩ませ、侍たちを追い払うことができた。
ところが、村人たちはサブローに対して怒りをあらわに。今川に逆らったら生きていけない。どんな報復をされるかわからないという。サブローは村人たちの状況もわからず、良かれと思ってやったことがかえって裏目に出てしまった。
するとお春が、サブローのことを「この人は尾張の殿様、織田信長だ」とみんなのまえで言い出した。村長(前田吟)は、サブローの首を差しだせば、村は助かると言い出す。

一方、犬千代(Kis-My-Ft2藤ヶ谷大輔)から、サブローが今川陣の村に捕らわれていると報告を受けた池田恒興(向井理)は殿を助けに行かねばと家臣を集めるのだが、サブローが逃げだしたことが家臣にもバレて大騒ぎに。そこへ帰蝶(柴咲コウ)が現れ「あやつはうつけだがヤル時はヤル男だ。我らができることはあやつを信じること。そうすればあやつは期待に応える。それが“織田信長”という男だ」と言い、その言葉で家臣の心は1つになった。

村人たちに捕らわれたサブロー。お春に「何も知らなくてごめんね。辛い生活をしてたんだね」と謝る。しかしお春は「生まれた時からこういう生活をしているので辛いと思ったことはない」と言う。サブローは、いつの日か平和な世の中が来るからとお春を励ますのだが、「じゃあ誰がそんな世の中を作ってくれるんですか?」と言われ、サブローは返す言葉がなかった。
いよいよ村長がサブローの首を切ろうとしたその矢先、恒興ら家臣がサブローを助けに来た。家臣たちは、村人を成敗しようとしたがサブローは「この人たちは悪くない!」と止めさせた。
サブローは、戦とは人を傷つけるだけだと思っていたが、戦うことで助けられる人がいることを知った。サブローは恒興に「苦しんでいる人たちを助けたい。だから戦うよ、もう逃げないよ」と言った。

一方、日本史の教科書には「桶狭間の戦いで信長が勝った」と記されているものの、どのような戦術で勝ったかは載っていない。「そもそも桶狭間ってどこよ?」とサブローが言うと、その山の向こうが桶狭間だと恒興は応えた。その頃、今川勢は4万5千の兵を率いて桶狭間まで来ていた。織田家を討つ前祝いだと、その夜宴が始まった。
村長ら村人たちは、サブローの味方につくことになり、今川勢を攻める協力をしてくれた。今川義元の前に、宴の舞を披露するといい、そこでサブローが持っていた打ち上げ花火を上げた。山の上から今川勢をうかがっていた織田軍は、その花火で今川義元の居場所を確認し、少ない兵ながらも一気に攻め込んで、今川義元を倒した。プロセスはどうであれ、一応史実通り織田信長は「桶狭間の戦い」で今川義元に勝ったのだった。

■第4話あらすじ
今川義元を倒した織田信長(サブロー:小栗旬)のもとに、松平元康(濱田岳)が同盟を結ぶために訪ねてきた。先の戦いで今川勢についたことを詫びた元康は今後、織田家への帰順を示し、自ら名を「徳川家康」と改めると伝えたが、歴史に疎いサブローは、徳川家康の名前は知っていても、何をした人なのか知らない。

そんな中、サブローの元に初めて見る女性が現れた。その人こそ、信長の妹で、後に浅井長政に嫁ぎ、茶々、初、江の母となる市(水原希子)だった。信長に妹がいたことを喜ぶサブロー。一方、突然性格が変わった(別人だから)兄・信長に戸惑う市だったが「明るい兄上のほうが好きにございます」とすぐ受け入れた。


フジテレビ11月3日(月)夜9時より放送「信長協奏曲(コンツェルト)」第4話。主演は小栗旬、共演は柴咲コウ、藤木直人、向井理、藤ヶ谷太輔、濱田岳、早乙女太一、高島政弘ほか。第2話の予告動画は番組公式サイトにて視聴できる。

フジテレビ「信長協奏曲(コンツェルト)」番組公式サイト

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