「春雨サラダ」は25年前の記憶が蘇る恋の味…小林薫主演「深夜食堂3」第5話あらすじと予告動画

2014年11月17日22時00分ドラマ

ミホ(辻香緒里)が親友のサユリ(粟田麗)を店に連れてきた。2人は小学校の同級生で25年ぶりに開催する同窓会の幹事。そんな中、ミホがマスターに「春雨サラダ」をオーダーするのだが…小林薫主演「深夜食堂3」第5話TBS での放送はいつもより遅い18日(火)25時50分より、予告動画は番組公式サイトで公開。

前回(第4話)で登場した「紅ショウガの天ぷら」通称「紅天」。大阪では庶民の味としてなじみ深いものだそうだが、関東ではだまず見る事はない。大阪庶民の台所「黒門市場」では、紅天を揚げ続けている天ぷら専門店「日進堂」という店がある。女将の話によると、大阪ではおやつ代わりにソースをかけてよく食べられているそうだ。
明治のころ、玉ねぎや生姜など臭いのキツイ食べ物をあまり口にしない習慣があった大阪の人たちが、ハイカラなソースをかけて食べやすくしたのが始まりだった…らしい。驚いたことにビーから「かっぱえびせん 紅しょうが天味」というスナック菓子が発売されていた。関西地区限定発売だったようで、残念ながら2014年現在は発売されていないもよう。

■前回(通算24話)「紅しょうがの天ぷら」あらすじ
「めしや」に時々顔を見せるかすみ(谷村美月)に一目惚れしてしまった常連客の小道(宇野祥平)。しかし、かすみが浪速娘であること以外、誰も彼女の素性を知らなかった。なんとかかすみの気を引こうとする小道だが、かすみから良い返事はもらえない。そこで大阪から東京に進出してきたドラッグストアチェーンの社長井出(荒谷清水)に助太刀を頼むのだが、同じ関西人相手でもなかなか心を開かないかすみ。そんなかすみがマスター(小林薫)にオーダーしたのは「紅しょうがの天ぷら」、通称「紅天」だった。マスターも知らなかったが、紅天は大阪庶民に馴染みの味だという。
毎回紅天をオーダーするかすみに、井出のほうが夢中になり、毎回口説くのだがいつも軽くあしらわれる。ある日、消沈した井出がかすみに「検診で病気が見つかり明後日手術をすることになった。手術をしたらもう『男』として役立たなくなる。だから今晩どうしても付き合ってほしい」と懇願すると、かすみはあっさりOKする。とまどいながらも喜んでかすみを連れて行こうとする井出。そんな井出にかすみは「25年前、東住吉であんたが捨てた女が私のお母ちゃんや。私の顔、よう見てみぃ、おとうちゃん!」と言った。かすみにはたしかに、井出がかつて付き合っていた女性の面影があった…。

■第5話(通算25話)「春雨サラダ」あらすじ
シングルマザーの美歩(辻香緒里)が同級生で親友のサユリ(粟田麗)を連れてきた。ミホとサユリは小学校の同窓会の幹事をしていて、25年ぶりにタイムカプセルを掘り起こすことになったという。サユリがオーダーしたのは「春雨サラダ」。ミホは春雨サラダが大好きで給食に出たときは人の分までもらっていたシガッチ(眞嶋秀和)のことを思い出した。そして同窓会で再会したミホ、サユリ、シガッチは…。


「深夜食堂3」第5話(通算25話)、主演小林薫、ゲスト粟田麗、辻香織、眞嶋秀和。予告動画は番組公式サイトで公開。さらに映画公式サイトでも、劇場版の予告動画が配信されている。

なお放送時間は放送地域によって異なる。詳細は番組公式サイトに掲載。
MBS 16日(日)24時50分から
TBS 18日(火)25時50分から
RKB 18日(火)25時08分から

TBS「深夜食堂3」番組公式サイト
「深夜食堂」公式Facebook
2015年1月31日全国公開 映画『深夜食堂』公式サイト

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