敏腕編集者(北村一輝)がある日突然パニック症に!NHK総合25日「途中下車」あらすじと予告動画

2014年12月24日20時00分ドラマ

敏腕編集者として日々を送る灰島(北村一輝)がある日突然パニック症に!見栄っ張りの灰島は心の悩みを誰にも打ち明けられぬまま会社を辞めてしまう…そんな灰島に戸惑う妻・紗江(原田知世)と息子・樹(松田知己)!そんな灰島が息子と旅に出ることを決心する…25日NHK夜10時「途中下車」予告動画は番組公式サイトで公開。

原作は「日経トレンディー」元編集長で現在、商品ジャーナリストとして活躍する北村森著『途中下車』(河出書房新社)。この物語は、北村自身が経験したことで、実際41歳のとき会社を辞めて6歳の息子と旅に出た…家族の再生、自分の再起を目指して日本各地を巡った記録である。
北村によると「途中下車」という題名には2つの意味が込められているという。1つは40歳を過ぎるまで猛烈な勢いで働いていた主人公が突然仕事を辞め、表舞台から降りてしまったこと。もう1つはパニック症になった主人公が電車に乗れなくなってしまうこと。「パニック症」なんて自分とは関係ない…と思うかもしれないが、現代社会に生きる私たちは、いつどこで発作を起こしても決しておかしくはない。

脚本はケラリーノ・サンドロヴィッチ主宰、劇団「ナイロン100℃」に所属し、自身も役者、声優、演出家として活躍する喜安浩平。2013年公開、映画『桐島、部活辞めるってよ』の脚本を執筆し第36回日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞した。

■パニック症(パニック障害)とは
Yahooヘルスによると、急性の強い不安の発作を繰り返す症状を特徴とする病気。従来は「不安神経症」の一部として扱われてきたが、近年独立した病気として扱われるようになり「パニック障害」と命名された。パニック障害は特別な原因やきっかけなしに急性に発症し、パニック発作を繰り返すことで不安になり、一人で外出できなくなったり、乗り物に乗るのが困難になったりする。原因はまだ解明されていないが、脳内ノルアドレナリン系の過敏・過活動、あるいはセロトニン系の機能不全など、脳機能障害説が有力とされている。

■あらすじ
旅行雑誌の敏腕編集者として、日々順風満帆に過ごしていた灰島(北村一輝)。ある日突然電車の中でパニック症の発作を起こしてしまった。プライドが高い灰島は自分の悩みを誰にも相談できぬまま、会社を辞めてしまう。毎日家にこもるようになり、妻・紗江(原田知世)や息子・樹(松田知己)ともギクシャクするようになり、さらにパニック症の症状も重くなる。そんな中、あるカウンセラー(野際陽子)に巡り会ったことがきっかけで、灰島は樹と2人で旅に出ることを決意する…。

■番宣情報
12月25日(木)NHK総合、午後1時5分「スタジオパークからこんにちは」に北村一輝が出演。

NHK総合12月25日(木)夜10時より「途中下車」を放送。出演は北村一輝、原田知世、松田知己、六角精児、池津祥子、野間口徹、木内みどり、村松利史、野際陽子ほか。予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

NHK総合25日(木)夜10時放送「途中下車」番組公式サイト