リサ(中谷美紀)と由樹(水川あさみ)はウソをつき続ける共犯者「ゴーストライター」第4話あらすじと予告動画

2015年02月02日21時00分ドラマ

リサ(中谷美紀)と由樹(水川あさみ)立場逆転!リサは土下座をしてまで由樹に原稿を書いてもらうのか!?神崎(田中哲司)が進める映画プロジェクト、タイムリミットが迫っている原作の執筆はどちらが書くのか…フジテレビ3日(火)夜9時「ゴーストライター」第4話を放送!予告動画は番組公式サイトで公開。

文壇の女王・遠野リサを演じる中谷美紀。清涼感あるたたずまい、時としてそこに暖かみがある演技を見せるかと思えば、狂気が宿ることもある。本ドラマ「ゴーストライター」は後者、遠藤リサにはすでに「文壇の女王」に留まるためには手段を選ばない、という狂気がにじみ出ている。
一方、中谷美紀の暖かみある演技が惜しげも無く披露されているのが、1月31日(土)公開された映画『繕い裁つ人』。池辺葵原作の同名マンガ(全6巻)で中谷美紀は亡き祖母の仕立て屋を継い主人公・南市江を演じる。先代が残した洋服の仕立て直し、サイズ直し、先代のデザイン画から数少ない新作を作ることを生きがいとしている職人である。作家と洋裁、どちらも無から形にしていく仕事。そこにあるものが「愛」なのか「狂気」なのか…どちらの中谷美紀も気品ある凜としたたたずまい。それが中谷美紀の魅力ではないだろうか。
中谷美紀主演 映画『繕い裁つ人』公式サイト

そんな気品ある遠野リサが第4話ではプライドを捨て、由樹(水川あさみ)に土下座をしてまで原稿を書いてもらうのだろうか…。リサと由樹の立場が完全に逆転、由樹は「いつまでも世間を騙し続けるんですか!」とまで言われてしまう。きっとこのシーンを見ると、某難聴の作曲家と、某ゴーストライターのやりとりって、きっとこんな感じだったのでは…と想像してしまうかもしれない。その某ゴーストラーたーこと現在ではメディアにひっぱりだこの新垣隆氏によるドラマの感想が公式サイトで配信されている。ドラマ制作サイドも、あの事件(?)と絡めて「ゴーストライター」を売り出したいという思惑が痛いほど伝わってくる。

■前回のあらすじ
由樹(水川あさみ)のプロットを元に原稿を書くようになったリサ(中谷美紀)の評判が持ち直してきた。リサは自分が由樹を育てるつもりでプロットを書かせていたのだが、もうすでに由樹なしでは書けないところまで来ていた。ついには新連載のプロットを、好きなように書いて良いと由樹に言う。できあがった『おとぎの国の住人』を見て神崎(田中哲司)は同じプロットで由樹にも小説を書かせた。由樹の原稿をリサに見せるが…明らかに由樹のほうが出来が良い。神崎はリサに、しばらく書くことを休んではどうかと提案、その間、由樹がリサの名前で連載を続けばいいと言う。神崎は由樹の名前で本を出版する代わりに、もうしばらくリサの代わりにゴーストライターを続けてほしいと頼む。しかしリサには、由樹のほうからゴーストライターを続ける条件として、自分の本を出して欲しいと要求されたと言う。
そんな中、リサと同時期に文壇デビューしライバルとされていたが、長いこと執筆から遠ざかっていた向井七恵(山本未來)が10年ぶりにエッセイ本を刊行。しかも発売日がリサのエッセイ本発売と同じ日だった。再び注目を浴びるようになった七恵はリサとの対談を希望。そこでリサは、新連載を書くきっかけを話したのだが、それは由樹がリサに話した内容そのものだった。
あまりのことに、リサに抗議する由樹だった。しかしリサは「あなたの代わりなんていくらでもいる。でも遠野リサの代わりはいない」と豪語した。


■第4話あらすじ
リサ(中谷美紀)が抱える3本の連載、すべてを由樹(水川あさみ)が書くようになった。由樹は駿峰社から自分の名前で本を出してもらったが、無名の新人の本は売れず返品の山。しかし編集者の真奈美(奈々緖)は最近、リサの作風が由樹の『二番目のわたし』と似ていると思っていた。自分が書いた小説が、リサの名前でベストセラーになっている状況。リサは由樹に「私たちは共犯者だ」と告げた。
一方、神崎が進めているリサの作品の映画化は、肝心の原作本が出来上がらず停滞していた。リサはせめて映画化される本だけは自分で書きたいと申し出るのだが、神崎はもうこれ以上待てないと言い…。

フジテレビ2月3日(火)夜9時より「ゴーストライター」第4話を放送。主演中谷美紀、共演は水川あさみ、三浦翔平、菜々緒、羽場裕一、水橋研二、小柳友、高杉真宇、キムラ緑子、江波杏子、石橋凌、田中哲司ほか。予告動画は番組公式サイトで視聴できる。さらにフジテレビオンデマンド「プラスセブン」にて、最新話が7日間無料配信されている。

 【冬ドラマ一挙紹介】  【各話のあらすじ】

フジテレビ「ゴーストライター」番組公式サイト
フジテレビオンデマンド「プラスセブン」公式サイト