究極のホスピタリティーとは何か…!?堀北真希主演TBS「まっしろ」最終回あらすじと予告動画

2015年03月16日22時00分ドラマ

大江(眞島秀和)のオペは予想以上にガンが転移して完治できずに終わった。仲野(宅麻伸)は抗がん剤、放射線治療を勧めるが大江は拒否、東王病院へ帰りたいと言う。そして朱里(堀北真希)らは本当のホスピタリティーとは何かを真剣に考えるのだが…TBS 17日(火)夜10時「まっしろ」最終回予告動画は番組公式サイトで公開。

「白い大奥」との異名を持つナースステーションで長らく師長をつとめた田野島心を演じた木村多江。一昔前までは「幸薄い女」「日本一不幸役が板に付く女優」などと称されていたが、2008年公開、初主演映画『ぐるりのこと。』で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞、ブルーリボン賞主演女優賞、高崎映画祭最優秀主演女優賞を受賞、これを機に一気にブレイクし、「幸薄くない」役も多くなってきた。
そんな木村多江の次なる新作は、5月10日(日)スタート、NHK BSプレミアムドラマ「ボクの妻と結婚してください」に出演。主人公を演じる内村光良の妻役を演じる。余命半年と宣告された夫が、残される家族のために妻の再婚相手を探すという物語。原作は放送作家・樋口卓治が書いた小説『ボクの妻と結婚してください。』(講談社文庫)、脚本は数々のヒットドラマを手がけてきた岡田惠和。実はこのドラマ、内村光良×木村多江という同じキャスティングで2014年2月に舞台化されている。今度はテレビドラマでの息の合った夫婦役に期待したい。

■前回のあらすじ
帝都大学・仲野幸助(宅麻伸)からの執拗な攻撃により、東王病院はマスコミ、学会からそのホスピタリティー重視の医療方針に批判が殺到した。作家の大江(眞島秀和)はマスコミを呼び、東王病院の実態として「ここは単なる高級ホテル」と酷評し、それが世間に出回り、東王病院の評判は堕ちる一方。手術を拒否する患者、無理矢理退院してしまう患者が続出してしまった。
そんな中、大江は幸助(宅麻伸)がいる帝都大病院へ移転する。東王病院を去る間際、朱里(堀北真希)は心(木村多江)から「これを大江様に渡してほしい」と託される。それは大江が以前心に言った「小説の続きを書きたい。そして君に読んでほしい」と言って頼まれた原稿用紙だった。朱里はそれを大江に渡すと「もう必要ない」と言って受け取らないまま病院を去った。仕方なく、預かったものを心に返すのだが「これはお客様の私物です。受け取るわけにはいきません」といって捨ててしまった。
朱里は自分の気持ちが仲野(柳楽優弥)に向いていることを正直に菜々(志田未来)に話した。菜々は、自分が佐藤(石黒賢)や仲野に近づいたのは、以前帝都大に入院していた母が医者に見捨てられて死んだことを話す。その医者とは…佐藤のことだったのだ。同じ過ちを二度と繰り返してほしくないから、見張っていたという。しかし、先日の佐藤の言葉を聞き、菜々の心にも変化が。まだ全面的に佐藤のことを許したわけではないが、その努力、方向性を認めていた。
そんな中、転移した大江の手術が決まった。決してリスクが低くはないオペ。朱里は大江に思いを寄せる心を説得し、2人して帝都大病院へ行き、大江に会う。心はやっと「看護師」としてではなく、1人の女として大江に生きていてほしいと思いを告げることができた。大江は「ヤケを起こして手術を受けるわけじゃない。必ず生きて帰るから」と心に誓うのだった…。

■最終回あらすじ
帝都大病院へ移転した大江(眞島秀和)は、仲野の父・幸助(宅麻伸)の手術を受けた。しかしガンの転移は予想以上に広がっており、幸助は放射線治療と抗がん剤治療を勧めた。しかし大江はそれを拒否し、東王病院へ帰りたいと言った。しかしセンター長の佐藤(石黒賢)は大江の件でプライドを傷つけられたことから受け入れを拒否するのだが、ナースステーションでは大江にとって、最良のホスピタリティーとは何か…ということを議論していた。恵(水野美紀)はその熱意を医師たちに伝えたく、朱里(堀北真希)、菜々(志田未来)、そして心(木村多江)を医師の元へ連れて行き、朱里に思いの丈を吐き出させた。朱里の言葉は、医師たちの心を動かすことができるのか…。

TBS 3月17日(火)夜10時より「まっしろ」最終回を放送。出演は堀北真希、柳楽優弥、木村多江、水野美紀、志田未来、高梨臨、石黒賢ほか。予告動画は番組公式サイトで視聴できる。さらにTBSオンデマンドにて最新話を無料見逃し配信中。

TBS「まっしろ」番組公式サイト
TBSオンデマンド「まっしろ」見逃し配信中

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