北アルプスを愛する刑事!8日テレビ東京、松平健主演「信州山岳刑事 道原伝吉3」あらすじと予告動画
北アルプスが管轄の安曇野北署主任・道原伝吉(松平健)の人気シリーズ第3弾!愛する飛驒山脈・霞沢岳で起こった不可解な殺人事件を道原が解決する!共演は雛形あきこ、宅麻伸、竹財輝之助、小木茂光、羽場裕一ほか。テレビ東京8日(水)夜9時より「水曜ミステリー9 信州山岳刑事 道原伝吉3」予告動画は番組公式サイトで公開。
2012年にスタートした松平健主演「信州山岳刑事」シリーズも、今回で3回目となる。北アルプスを管轄とする安曇野北警察署を舞台に、松平健が主人公・道原伝吉(安曇野北署捜査主任)を演じる。
松平健といえば、白馬にのった将軍様…というイメージが強いが、近年、時代劇だけではなく現代劇にも積極的に出演している。記憶に新しいところでは、堺雅人主演「リーガル・ハイ」で堺演じる古美門弁護士の天敵? 醍醐実検事役が印象的だった。それまでの松平健のイメージを180度変えてしまったのは、なんといっても「マツケンサンバⅡ」(2004)。チョンマゲなのだがまばゆい光を放つ黄金の衣装(着物)を着てサンバを歌って踊る松平健に世間は圧倒された。もともと1994年(マツケンサンバⅠ)につくられ、舞台版「暴れん坊将軍」の際に歌われていたファンにとってはお馴染みの曲。CDは一般流通せずに松平健の公演会場や通販のみでしか入手できなかった。それが、あれよあれよという間に大ヒット、2005年には「マツケンサンバⅢ」まで発売された。その後、「手をつなごう マツケン×仮面ライダーサンバ」(2011)、「マツケンサンバ4 情熱のサルサ」(2014)と、マツケンのサンバは留まるところを知らない。
だからといって、松平健が「キワモノ」的な存在かといえばそうではない。CMなどでコミカルな演技を披露しているが、草彅剛主演「任侠ヘルパー」(2009)、「鬼平外伝 正月四日の客」(時代劇専門チャンネル)、「鴨、京都へ行く。老舗旅館の女将日記」(2013)など、時代劇、現代劇、そして舞台と大活躍している。私生活では子どもが小さいうちに妻を亡くすなど不幸もあったが、一人息子を育てるイクメンパパとしても注目されている。
■あらすじ
北アルプスが管轄の安曇野北署の主任・道原伝吉(松平健)のもとに、民間山岳救助隊の一員・波岡亮(竹財輝之助)が結婚を機に、山岳救助隊を退任すると挨拶にやってきた。そこに霞沢岳で男性の刺殺体が発見されたと通報が入り、道原は現場へ向かう。遺体の男性はナイフのようなもので2箇所刺され、死体の上にリンドウの花が置かれていた。その男性の顔を見た波岡は、前日、山小屋にチェックインした磯野という客だと証言する。しかし、同伴していた妻と思われる女性が行方不明。調べを進めると「磯野」は偽名、本名は天野茂樹(飯田基祐)。波岡の話では、山小屋にチェックインしたあと天野はかなり酔った状態で食道に現れ、従業員の林優香(稲村梓)にしつこく絡んだという。優香が拒否すると「縁起の悪いことを思い出させやがって」と悪態をついて食道を出た。その後、何者かによって刺殺されたと見られる。
死体の上に置かれていたリンドウの意味は? 同伴していた女性の行方は?
道原伝吉が愛する霞沢岳で起こった殺人事件を解決する。
■エンディング曲
4月より「水曜ミステリー9」のエンディング曲が変わった。2005年「涙の続き」以来10年ぶりの新曲となる華原朋美「はじまりのうたが聴こえる」(ユニバーサルJより5月20日発売)。作曲は16年ぶりのタッグとなる小室哲哉、作詞は華原自身によるもの。今年でデビュー20周年になる華原朋美に相応しい楽曲となっている。⇒「はじまりのうたが聴こえる」をamazonでチェック
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原作:梓倫太郎著『信州穂高婚礼の惨劇』所蔵「岩稜の記憶」より(徳間文庫)
脚本:鈴木康弘
監督:白川士(「三匹のおっさん」〈2014〉、「闇金ウシジマくんSeason2」〈2014〉ほか)
テレビ東京4月8日(水)夜9時より「水曜ミステリー9 信州山岳刑事 道原伝吉3」を放送。出演は松平健、雛形あきこ、宅麻伸、竹財輝之助、小木茂光、羽場裕一、金山一彦ほか。予告動画は番組公式サイトにて公開。
◇テレビ東京「水曜ミステリー9」番組公式サイト