あのハリウッド映画『スピード』の原典、高倉健主演『新幹線大爆破』9日BS-TBSで放送!Huluでも配信中

いわゆる日本製パニック映画は数々あるけれど、今でもリメイクを期待する声が大きい作品が、この『新幹線大爆破』だ!封切時にはあまり話題にならなかったのが、フランスなどで大ヒットし、ハリウッド映画『スピード』にも影響を与えたことが知られたため、DVD化されると若い世代を中心に評価が高まったという不思議な映画が、本日9日(木)BS-TBSで午後6時から放送‼ YouTubeで予告動画が視聴できる。 本作はHuluでも配信中。
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『新幹線大爆破』は、国鉄(現JR)に、新幹線ひかり109号に爆弾を仕掛けた犯人と捜査員の息詰まる駆け引き、極限状態におかれた人間模様を、スリルとサスペンスで描いた1975年のパニック巨篇映画。
国鉄(現JR)に、新幹線ひかり109号に爆弾を仕掛けたという脅迫電話が入る。爆弾は、新幹線を時速80キロ以下に落とすと爆発するのだという。
警察、国鉄は、必死で爆弾を仕掛けた場所を特定しようとする。犯人側は、大金を要求し、その受け渡し場所を指定してくる。停まるべき駅を通過するごとにパニックに陥る乗客たち。爆弾を抱えたまま、新幹線は西へ西へと走りつづけるのだった…。
犯人グループのリーダーが高倉健で、東映のオールスターが勢揃いした作品でもある。ただ、そんな大作じみた側面より、犯人と警察、国鉄側との知恵比べ、犯人たちの抱える苦悩や怒りがきっちり描かれている点が、ピカレスク(悪漢物語)としてよく出来ているのだ。エンターテインメントとしての日本映画の実力を、改めて知らされる。
■キャスト
高倉健、宇津井健、千葉真一、山本圭、織田あきら、竜雷太、田中邦衛、丹波哲郎
■スタッフ
監督:佐藤純彌
原案:加藤阿礼
脚本:小野竜之助/佐藤純彌
■あらすじ
約1500人の乗客を乗せた、ひかり109号博多行は、9時48分、定刻通り東京駅19番ホームを発車した。 列車が相模原付近にさしかかった頃、国鉄本社公安本部に、この109号に爆弾を仕掛けたという電話が入った。
特殊発火装置を施したこの爆弾は、スピードが80キロ以下に減速されると自動的に爆発するというのである。さらに、この姿なき犯人は、いたずら電話ではないことと立証するため札幌の貨物列車を爆破する。
完璧な計画のもとに実行されたこの爆破計画は、不況で倒産した精密機械工場の元経営者である沖田哲男(高倉健)、工員の大城浩(織田あきら)、そして元過激派の古賀勝(山本圭)の手によるものであった。
沖田は海外逃亡資金の500万ドルを国鉄本社に要求した。
運転指令長の倉持(宇津井健)は、運転士の青木(千葉真一)に事件発生を知らせるとともに、警察庁の須永刑事部長(丹波哲郎)、公安本部長の宮下(渡辺文雄)を招集し、緊急対策本部を設定する。
『新幹線大爆破』は、BS-TBSにて4月9日(木)よる6時から8時54時まで放送。予告動画はYouTube toeimoviesチャンネルにて視聴できる。
◇BS-TBS『新幹線大爆破』番組公式サイト
◇BS-TBS『新幹線大爆破(予告編)』
◇Hulu