近づく黒い影は一体どこから!?企業編でも横領が濃厚に…!「ようこそ、わが家へ」第2話 予告動画-フジテレビ

2015年04月20日08時00分ドラマ

きっとあなたも病みつきに「ようこそ、わが家へ」第2話も15分拡大!家のポストに傷つけられた猫が入っていたことでついに警察へ通報した倉田家だったが、依然、有力な手掛かりはつかめないまま…そんな中、太一(寺尾聰)は、会社で新たな不正をみつけ、珪子(南果歩)はまさかの密会…!?健太(相葉雅紀)と明日香(沢尻エリカ)の関係にも新展開が¡!病みつきになるこの怖さ!「ようこそ、わが家へ」第2話は20日(月)夜9時から15分拡大で放送、予告動画は番組サイトで公開中。

倉田家のポストに昨晩、健太(相葉雅紀)が不審な人物を見かけたあたりで見つけた捨て猫が傷つけられて押し込まれていた。
駅で注意し、家の近くまでつけてきた男の犯行でほぼ間違えないだろうと踏んだ健太は、駆けつけた木下巡査(夙川アトム)に、その男の話をする。駅で男に注意した、という話は聞いていたものの、家の近くまでついてきていたということまでは聞いていなかった家族は、不安に駆られるのだった。
また、太一(寺尾聰)は、家に届いたFAXから犯人が解らないかと木下巡査に尋ねる。しかし、その手続きはあまりに複雑そうであきらめてしまうのだった。
その後、太一が『ナカノ電子部品』に出社すると、真瀬(竹中直人)は倉田家に起きた嫌がらせを揶揄。それでも何も言い返せない太一に対し、西沢摂子(山口紗弥加)は、社内で余計なことは話さない方が良いと注意するとともに、真瀬の新たな横領の疑惑を報告する。
一方、陶芸教室で指導を受ける珪子(南果歩)は、講師の波戸清治(眞島秀和)からお茶に誘われる。断ろうとするのだが、その陶芸教室の実質的なボス・下村民子(堀内敬子)からの勧めにより、波戸と二人で食事に行くのだった。
再び起きた事件を報告しようと、健太は神取明日香(沢尻エリカ)の名刺を頼りに『円タウン出版社』へ向かう。なんとか明日香に会えた健太は、あれから自宅に起きた出来事を話す。すると、傍らでその話を聞いていた編集長の蟹江(佐藤二朗)が興味を持ち、明日香の倉田家への取材を認めるのだった。さらに蟹江は健太に対し『円タウン出版』専属デザイナーとして働かないか、と言いだし…。

怖すぎる!という声も上がっている今回の月9。その題材が日常に潜む、あなたの身にも起こり得ることなだけに、恐怖感を覚えた人も多かったようだ。
それは反面、役者たちの演技がリアルだった、という意味にも捉えられる。確かに、ドラマ冒頭の相葉の“情けなさ”は、とてもステージ上でキラキラ輝くトップアイドルとは思えない“残念な青年”のものだったし、元カレがストーカーかもしれないという疑惑がわいたときの有村の困惑と不安が入り乱れたような表情は見ている方の恐怖もあおっていた。さらに、寺尾の情けなさはなんだか切なくなるほどで、最後の場面、南の叫び声と怯えたようなその姿は圧倒的にドラマを印象付けた。
と、このように、何かと辛い状況を強いられている倉田家を見事に演じてみせた演者たち。この倉田家に感情移入してみていたのでは、確かに怖くなるのも頷けるものだ。
しかし、このドラマを見るにあたって、非常に重要となる人物がもう一人。それが、沢尻エリカ演じる神取明日香である。
健太とたまたま知り合いになった彼女は、雑誌記者としての直感から、健太の身の回りで起きるストーカー事件に“外の立場”から介入していくこととなるドラマオリジナルのキャラクター。この、彼女こそドラマを見るうえで視聴者目線を持つ人物になるのだ。
雑誌記者、という立場も手伝い、全く物おじせずズバズバと真相へ切り込んでいく明日香。その姿は逞しささえ感じるほど。
今後ドラマが進むにつれ、倉田家に起きる恐怖も増幅していくはず。そんなとき、きっと明日香の存在が、倉田家の、そして視聴者の心のよりどころとなるはずだ。

「ようこそ、わが家へ」第2話は4月20日(月)夜9時から放送。予告動画は番組サイトで公開中。

ようこそ、わが家へ│フジテレビ

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