狙われた母の命…真の悪との対決へ!全話までの事件をどこよりも詳しく紹介「ようこそ、わが家へ」第9話 予告動画-フジテレビ

2015年06月07日16時00分ドラマ

真の悪と対峙「ようこそ、わが家へ」第9話は母のピンチに健太が走る!民子(堀内敬子)が危険な人物であることに気が付いた健太(相葉雅紀)は電話で珪子(南果歩)にそのことを伝えようとするのだが、時すでに遅し、珪子は民子に殴られ、電話は不自然に切れてしまうのだった…一方、ナカノ電子では太一(寺尾聰)の奮闘むなしくイーグル精密の不渡りが確実なものとなってしまい、太一の立場が危ぶまれていた…「ようこそ、わが家へ」第9話は6月8日(月)夜9時から放送、予告動画は番組サイトで公開中。

倉田健太(相葉雅紀)は、下村民子(堀内敬子)が危険な人物であることに気付き、急いで珪子(南果歩)に電話する。しかし、その時、珪子は民子とともにいると言い、通話は不自然に切れてしまった…。
健太が急いで自宅に戻ると、珪子がリビングに倒れている。さらに、室内には灯油が撒かれている。慌てて珪子に駆け寄った健太の目の前に火を灯したライターが突きつけられる。その持ち主は、民子。健太は、なぜこんなことをするのかと民子に問い、説得を試みようとする、しかし、民子の瞳に宿った恐ろしい炎は消えようとせず…。
その頃、『ナカノ電子部品』への残留がかかっている太一(寺尾聰)は『イーグル精密』の不渡りを確認するため奔走していた。太一は、自社の持川徹社長(近藤芳正)に連絡し、担当の真瀬博樹(竹中直人)への確認を依頼。すると、やはり『イーグル精密』の不渡りは確実なものと判明してしまう。真瀬は、持川に謝罪するが、その責任を太一にかぶせようとし始めた。太一は『イーグル精密』の危機的状況を話していたのだが、真瀬は知らないと言い張る。太一は、同じことを報告書として上げていたのだが、持川も読んでいないと言うのだ。そして、社長の閲覧印が押されて戻っていたはずの報告書は、太一のデスクから消えていた。
もはやこれまでと、真瀬と持川に頭を下げる太一。持川はあきれ顔で去っていく。そんな太一を見ていた西沢摂子(山口紗弥加)は、ある夜の出来事を思い出した。

家のストーカー事件、さらにはナカノ電子での真瀬との戦いもいよいよ大詰め。いったい誰が、何のために…。前回の第8話では、本ドラマ初の2話連続13%越えを記録した。どちらも“名無しさん”が判明した回だっただけに放送後も話題を集めたようだ。そして今回、ついに“第3の名無しさん”にして真の悪と対峙することとなる。

と、いうことで、ここまでの倉田家に起きた事件を第1話から順を追って整理したい。
すべては“ニット帽の男”の割り込みを健太が注意したことから始まる。電車の順番を守らず、割り込んだ男を健太が注意すると、男は逆切れ。その場は明日香の活躍もあり、何とか事なきを得るのだが、バスを下車した後、健太は“ニット帽の男”に追いかけられることに。何とか逃げ切ったが、翌日に珪子が大切に育てていたゼラニウムが抜かれてしまう。この時、健太は単なる“ニット帽の男”が注意された腹いせに行った犯行だろうと考えたのだが、その翌日も植えなおしたゼラニウムが抜かれ、さらに健太の自転車のサドルが切りつけられることで不審に思い、警察に被害届を提出する。
そして、忘れられがちだが、もう一つ重要な事件。健太が仕事を引き受けた『パティスリー・レーヌ』という会社に“倉田健太に発注するな”と書かれたいたずらFAXが送られ、さらに健太が作ったデザインのうちで、ボツデザインにして破いたはずのものがわざわざ張り合わされてポストに入れられていたのだ。
不可解な事件が続いていたころ、家の外に不審な人物が。健太が様子を見に行くと、そこにはタバコの吸い殻。そしてその翌日、家のポストに傷つけられた小さな猫が入れられ、さらに家に“楽しいお宅ですね。またおじゃまします。”と書かれたFAXが送られるのだった。
と、ここまでが第1話の内容。驚くべきことに、ここまでの事件の犯人は未だに明らかになっていない。第9話で対峙する“真の悪”とは、これらの事件を起こした犯人なのだろうか。

続いて、第2話。まず、家のポストに波戸が珪子の手を握っている写真が入れられる。これは今回の第9話で明らかになるところであろうが、本当に民子の犯行なのだろうか…。
さらに、再び家の花壇が荒らされる。これを受けて健太は自宅玄関の死角になる部分に防犯カメラを設置する。しかし、その防犯カメラの設置を知っていたかのように身を隠した何者かが、家の車を傷つける。
以上が第2話。そして、第3話。まず健太が、再び防犯カメラの設置場所を変える。“名無しさん”への警戒心が高まる中、家族誰も注文していない大量のピザが家に届き、無言電話が。さらに、珪子が用意している生活費が半分亡くなってしまう。
ここで一つ明らかになったのが、防犯カメラに映っていた不審な車。これが波戸のものだったのだ。波戸は珪子への好意で行ったもので、嫌がらせなどしていない、と言う。
しかし第8話で明らかになった波戸の盗聴。波戸は倉田家のみならず、陶芸教室に通う主婦の家を盗聴し、窃盗を繰り返してきていたのだ。盗まれた生活費の半分も波戸が盗んだことが判明する。

第3話ではさらに不可解な事件が。七菜の靴が片方動かされ、ガスの首輪に“おじゃましました”とのメッセージが結び付けられていたのだ。
やられっぱなしだった倉田家が反撃を開始したのが第4話。まず、これまでの名無しさんの行動が倉田家の会話を聞いていないと出来ないことだ、と気づいた明日香と健太が家の中に仕掛けられた盗聴器を見つける。この時点では家族にもその事実は言わないまま。ここから反撃の糸口を探す健太と明日香。そんな中、七菜の古い携帯がなくなっていることに気が付く。
第4話、5話でターゲットが七菜だと明らかになると、第6話で決定的な事件が。七菜のアナウンサー最終面接当日に名無しさんから”リベンジポルノ”の写真を送ったとメッセージが届くのだ。これに動揺した七菜は、面接に失敗。その事実に健太は激怒。リビングに仕掛けられた盗聴器を逆手にとって、名無しさんを罠にはめる計画を遂行する。家族全員の留守を装い“名無しさん”をおびき出すことに成功した健太。しかし、七菜をかばおうとして名無しさんに刺されてしまうのだった。
七菜の靴を動かし、ガスにメッセージを結び付け、古い携帯を盗み、そして面接日にメッセージを送ったのはすべて七菜の親友のはずの万里江の犯行だった。これまで怪しいと思われていた元カレ・辻本は、実は七菜を守ろうとしていたということも判明する。

以上が、倉田家に起きた事件たち。まだ明らかになっていないのは、ほぼ初回に起きた事件たち。そのすべては“ニット帽の男”の犯行なのか。それとも、第3の名無しさんが登場することとなるのか。
これぞ、池井戸作品!という事件の謎が解けていく様が実に爽快だが、これからはそのスピードもアップ。さらに、第9話では企業編も大きな変化が。その詳しい内容は、来週のあらすじ紹介とともにまとめるが、今週も真瀬の動きから目が離せない。

「ようこそ、わが家へ」第9話は6月8日(月)夜9時から放送、予告動画は番組サイトで公開中。

ようこそ、わが家へ│フジテレビ

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