樫山（間宮祥太朗）、菊田（泉澤祐希）とバンドを始めた雅志（菅田将暉）だが、他校のバンドのギタリスト・古田（本郷奏多）のテクニックに圧倒される！そんな中、学校で雅志たちがバンド活動していることがバレそうになり…NHK総合13日（土）午後10時「ちゃんぽん食べたか」第3話予告動画は番組公式サイトで公開。

いよいよ第3話で運命の人と出会う雅志（菅田将暉）。このドラマのモデル、さだまさしが1972年に結成したフォークデュオ「グレープ」で相棒だったのが、吉田正美（現・政美）。ドラマでは本郷奏多が扮する古田政美として登場する。実際、高校時代に組んだバンドがそのままプロデビューしたわけではないが、吉田（ドラマでは古田）がさだまさしにとって運命の人であることには違いない。「グレープ」は1976年に解散したが1974年、第2作目として発表した「精霊流し」がじわりじわりと売れ始め、最終的に全国的大ヒットとなり、第16回日本レコード大賞作詞賞をさだは受賞することとなる。ちなみに「精霊流し」はその後同名小説として2001年さだまさしが執筆（幻冬舎刊）、2002年NHKにて坂口憲二主演「精霊流し あなたを忘れない」として連続ドラマ化。2003年には内田朝陽主演で映画化もされ、さだまさし自身も出演している。
歌が発売されから27年たって小説にし、その後ドラマ、映画になるとは凄いことだ。なにが凄いかって、やっぱりさだまさしが一番凄い。

■前回のあらすじ
雅志が通う高校にも文化祭の季節がやってきた。しかし普通の学校と違って生活指導の木戸（山西惇）の方針で、遊びのような催しは禁止。研究発表会しか認められていなかった。当然学生たちのテンションも下がるのだが、雅志が「縁日を日本文化の研究としてやったらどうか」と提案。担任の安川（豊原功補）の助けもあって何とか木戸にOKをもらうことができた。
各家庭の不要品を集めて販売したり、わた飴売りやヨーヨー釣りなど、楽しい出店で盛りあがる。雅志はバイオリンのレッスンがあるため、文化祭の途中で抜け出そうとするのだが、洋子（森川葵）が担当する「占いの館」にBGMが必要だと急遽呼ばれ、小屋の裏でバイオリンを弾くハメになる。そんなこんなでレッスンに遅れてしまった雅志に、バイオリン指導の三村（岡田義徳）は「一流になるためには、楽しいことなんか切り捨ててやらなきゃダメだ」と叱咤する。しかし雅志は「今しか出来ないこと、みんなと協力して楽しむことがそんなに悪いことなのか」と反論するが三村からは「バイオリンの練習も今しかできないことだ」と言い換えされてしまった。
そんな中、雅志は樫山（間宮祥太朗）から「バンドやろうぜ」と誘われる。バイオリンのレッスンがあるから無理と断るのだが、コンテストで優勝すると賞金5万円…に釣られ、雅志も参加することになった。

■第3話「それぞれの本気」あらすじ
雅志（菅田将暉）はバイオリンの練習を続けながら、樫山（間宮祥太朗）と菊田（泉澤祐希）一緒にバンド活動をすることになる。コンテストに出場し優勝賞金5万円を狙うのだが、雅志たちのバンドをからかったヤツ、ギタリストの古田（本郷奏多）のテクニックに衝撃を受ける。そんな中、学校では校則で禁止されているバンド活動をしたものがいると話題になり…。

NHK総合6月13日（土）夜10時より土曜ドラマ「ちゃんぽん食べたか」（全9話）第3話を放送。再放送は19日（金）24時10分より。出演は菅田将暉、本郷奏多、間宮祥太朗、泉澤祐希、森川葵、豊原功補、山西惇、岡田義徳、中村優子、阿南健治、熊谷真実、西田尚美、遠藤憲一ほか。NHKオンデマンドにて見逃し配信中。

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