イ・ミンホ、俳優としての分岐点で選んだのが『江南ブルース』!記者会見取材、再現レポート&写真公開!映画予告動画

2015年07月12日22時59分映画
写真:(C)navicon

今までのロマンチックな役柄とは一転、野心溢れる危険なまなざしとアクションで映画初主演を果たした韓国人俳優イ・ミンホが来日し、12日(日)横浜パシフィコにて『江南ブルース』のプレミア上映会と記者会見が開催された!取材した記者会見の様子を再現レポでご紹介、映画公式サイトで予告動画が公開されている。記者会見の後行われたプレミア上映会レポートはコチラ⇒【舞台挨拶・上映会レポ】

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(赤文字) はその場の雰囲気や記者の感想など。本人がしゃべった日本語は下線< >はステージの様子など。

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韓国映画『江南ブルース』は、韓国で土地でお金を稼ぐ“不動産”という概念そのものが初めて生まれた激動の1970年代の江南開発の時代を舞台に、どん底の若者たちが夢を追う生き様をダイナミックに描いた2015年韓国最大の話題作。「花より男子」や「相続者たち」で見せた喧嘩とは違った、命がけの抗争アクションに注目が集まった。

記者会見の司会は、「相続者たち」の記者会見でもイ・ミンホの司会を担当した、韓流イベントでおなじみのみんしる。
(みんしるの呼び込みで登場したイ・ミンホは、紫のジャケットを品よく着こなし、にこやかな笑顔で登場。一斉にフラッシュがたかれシャッターの音が響く。昨年10月の「相続者たち」の記者会見のときより頬の当たりが少しシャープになった感じ)

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ミンホ:よろしくお願いします。こんにちは、イ・ミンホです。(この後は着席して司会との質疑応答の質で進行)

MC:これまで数多くの映画オファーがあった中、『江南ブルース』を初主演映画として選んだ理由は?
ミンホ:今まではドラマを通してラブストーリーや王子様のイメージが強い役をたくさん演じてきましたが、映画では強烈なイメージ、深みのある、意味のある作品に出たいと思っていた矢先にユ・ハ監督に出会い、今回の映画出演することになりました。

MC:かなり激しいアクションシーンがたくさん登場しますが、怪我もされたとか?
ミンホ:いつもアクションシーンを撮るときには、少しの怪我というのはつきものですよね。今回も大怪我でありませんが、小さな、足の爪が少し取れてしまうとか、どこかを捻ってしまうとか小さな怪我はありました。(映画本編を見ると、その程度のけがで済んだとは到底思えない)

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MC:一番大変だったシーンは?
ミンホ:アクションシーンの中でハイライトにあたる部分ですが、泥の中でのアクションシーンがありました。1週間ぐらい撮影が続いて、150人ぐらいの皆さんと苦労しながら撮ったシーンです。

MC:イ・ミンホさんが演じたジョンデという男は、自分の土地を持つことに対しての野心と、キム・レウォンさん演じるヨンイとの友情の狭間で揺れ動く非常に難しい役柄だったと思うのですが、演じるにあたり心がけていたことは?
ミンホ:まず僕が考えたのは、出口の見えない若者や青春などそんなやりきれない想いを抱えている青春を描くということでした。台本を見たときに感じたのは、背景は変わっていますが今にも置き換えられると感じました。今現在も20代前半の人は青春を謳歌していますが、これからどうやって生きていったらいいのか、どうやったより良い人生を生きていけるのか考えていると思います。そういったところに重点を置いて演じました。

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MC:ずばり「江南ブルース」の見どころは?また、イ・ミンホさんが演じたジョンデが出演するシーンで個人的に好きなシーンは?
ミンホ:これまで僕はたくさん財閥の御曹司の役を演じてきたわけですが、この映画では冒頭シーンからボロ拾いをしているような型破りな姿で出てきます。そんなふうにしてジョンデの感情ラインを追いかけながら観ていただければといいなと思います。そして映画の中には永登浦(ヨンドンポ)というところに行くシーンがありますが、そのときの気持ちは「このままではいけない。これ以上こんなふうにしていてはいけないから何か自分が変わらなければいけない。」という思いでジョンデが動き始めるというシーンがあるんです。そのあたりがモンタージュで描かれていますので、そういったところにも気を配って観ていただきたいともいます。

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MC:最後の質問にです、本国でも初登場1位となりミンホさんにとっても思い出深い作品になったと思うのですが、この作品に出演したことで演技に対する思いや変化はありますか?
ミンホ:実はこれまで映画の出演を避けていた理由があるんです。それは映画というジャンルの特性上、主演を担うと責任感をたくさん担っていかなければいけない。そして重みのある感情、深みのある感情を消化して表現していかなければならないという点がありますので、そういったことを受け入れられる年齢になったら映画を本格的にスタートしたいと思っていました。そして今回まさにスタート地点が『江南ブルース』になった訳ですが、これからドラマや映画を渡り歩きながら深みのある感情を表現していきたいと思います。そしてこれからも良い演技を皆さんにお見せして、そして成長していきたいと思います。そんな姿でまた皆さんにごあいさつ出来ればと思います。

(ここでフォトセッションタイム。記者たちの要望に応えてにこやかにポーズを決めて応えたくれた)

ミンホ:今日は暑い中来てくださいまして、本当にありがとうございました。暑い日が続いていますので、暑さに気を付けてくださいね。そしてずっと幸せに過ごしてください。ありがとうございます。

映画『江南ブルース』は10月17日(土)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国ロードショー。

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日本版予告動画
『江南ブルース』映画公式サイト

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