イ・ミンホは自分から見てもカッコいい?7/12『江南ブルース』舞台挨拶・プレミア上映会取材、再現レポ!予告動画

2015年07月15日18時20分映画
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アジア各国で絶大な人気を誇る韓国若手実力派俳優イ・ミンホが選んだ、自身初の映画はキム・レウォンと共演したアクションノワール!韓国でメガヒットした『江南ブルース』のプレミア上映会が7月12日(日)横浜にて行われ、イ・ミンホが登壇、舞台挨拶を行った!舞台挨拶では、映画の見どころをはじめ、6月に誕生日を迎えたミンホに全員から誕生祝のエールが送られたり、3秒でイ・ミンホの本音を知るゲームなどをしたりで大盛り上がり!取材したので再現レポートでご報告、映画公式サイトで予告動画が公開されている。
※記者会見はコチラ⇒【『江南ブルース』記者会見レポ】

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舞台挨拶のMCは、記者会見とおなじく韓流イベントでおなじみのみんしる。今回取材したのは舞台挨拶の後の第2部の上映会。第1部では、ミンホを役名の「キム・ジョンデssi!」で呼び込んだが、MCの提案で「ジョンデ オッパ!」の大合唱で呼び込むことに。

LMHミンホ:(いつまでも続く大歓声と拍手に)やはり映画を観る前ということだけあって活気にあふれていますね。
MC:第1部は上映会後ということで、作品が重いだけに終った後皆さん静かでした。
ミンホ:映画の特性上、上映前に少し雰囲気を盛り上げてからの方がいいと思います。(拍手) 皆さんこんにちは、イ・ミンホです。お久しぶりです。本当に会いたかったです。(大歓声)
MC:ファンミーティングと違って映画でご挨拶は初めてですが、気持ち的に違いますか?
ミンホ:実はこの会場で公演をして皆さんにお会いしたことが頻繁にあったんですが、こんな風に俳優として、しかも作品を持って皆さんにお会いするのは初めてですよね。そしてまた一緒に作品を観るということに特別な意味があると思います。これからもたくさんの作品に出演して、こうした機会を持てればいいと思います。公演は公演として、作品は作品として、また皆さんにお会いしたいです。(大拍手)

MC:ファンからの応援をたくさんもらって出来上がった『江南ブルース』についてお話を伺いたいと思います。
ミンホ:「ハイ」(ここから着席してトークだが、ミンホが動くたびに客席はため息と歓声)
MC:映画のお話の前に、6月22日はイ・ミンホさんの誕生日(1987年 6月 22日生、28歳)でした!(客席から全員で「誕生日おめでとう!」)
ミンホ:ありがとうございます。(大拍手。ファンの言葉に)幸せです。

MC:ミンホさんは、ファンのために自身が作詞した「Thank you」を発表されましたね。どんな気持ちで歌詞を作りましたか?(7月10日リリースした。詳しくはコチラで紹介
ミンホ:実は、いつの間にか「花より男子~Boys Over Flowers」に出てから6年が経ちました。僕は自分の気持ちを積極的に伝える方ではありません。いつも心の中でいろいろなことを感じていますが、そんな気持ちを文字として表現すれば、少し照れくささも半減するかと思って作詞しました。
MC:ファンとの素敵なキャッチボールが続いているいい関係ですね。
ミンホ:はい。(笑)

LMHMC:では、映画の紹介と演じた役について紹介をお願いします。
ミンホ:この作品の時代背景は1970年代、ソウルの江南を巡る物語。当時何も未来が見えない、そして何も持っていない、出口の見えない人生を生きている若者たちがより良い人生を求めてさまよう、そんなストーリーになっています。(通訳の間、ファンと身振りのまねっこをするお茶目なミンホ)

MC:予告編が公開された時にびっくりされた方が多かったようです。より男性的な魅力、新しい姿が映し出されていて話題になりました。台本をいただいたときはいかがでしたか?
ミンホ:僕はもともと男性的な作品が好きな方でしたので、そこまで驚いたということはなかったんですが、映像として表現されるとどうかな?と思いました。今は緩急がつけられるようになったんですが、最初修正されていない台本を見た時には、とても強烈な作品だなと思いました。

MC:1970年代が舞台ですが、キム・ジョンデを演じるうえで一番心配したのは?
ミンホ:映画の序盤のシーンですが、ゴミ拾いのシーンが一番心配でした。と言うのは、僕自身の大衆的なイメージが御曹司の役が多かったり、ラブストーリーが多かったので、そうしたイメージを打ち破れるかとても心配でした。(視聴後の感想ですが、しっかり打ち破っていました)
MC:でもファンの心の中では「どんな格好でも私の王子様」でしょうね。
ミンホ:ハイ(笑、大拍手)
MC:でも、映画冒頭から、今度のミンホさんは違うぞ!と伝わってきました。
ミンホ:ファンの皆さんもいつも僕に対して同じ姿を望んでいるわけではないと思います。僕自身も少しずつ変化していく姿を皆さんにお見せすべきと思っています。でも、この作品はかなり変化しているので、初めてこの作品で僕を見る人は前の僕と全然違うなと思うかもしれません。でもこうしたイメージも含めて、これから30代の演技をして行くうえで変化していくと思いますが、この作品がそのスタートを切る作品だと思います。
LMHMC:成熟していくスタートの作品として確認してください。
10月17日に日本で公開になり、その後、海外各国で公開を控えています。今日は特別日本でのプレミア上映会なので、スペシャルなコーナーを用意しました。題して「イ・ミンホのYes or No」でミンホさんの本音を知るコーナーです。質問に対して3秒以内に“Yes”“No”で答えてください。

Q(練習問題):自分から見ても「カッコいい」?
ミンホ:No!(早い!客席からは異論の「えーーーっ!」)いえいえ、×です。

Q:自分から見ても映画のキム・ジョンデはカッコいい!
ミンホ:Yes! まず、自分の人生を変えようとしている姿勢が素敵だと思います。そして、よくない状況にありながら最大限いい方向に向かっていきたいというところがカッコいいと思います。誰でも生きていく中で、ミスはするものですが、それをしっかり受け止めて認識し、今度はそんなミスをしないようにすることが大切だと思います。そう考えると、ジョンデは、今とまた違った状況になればとても賢明にいい方向に人生を変えていけるのではないかと思います。

Q:撮影中、あまりにも大変で「家に帰りたい」と思った?
ミンホ:Yes、Yes、Yes……。(どこまでも続く「Yes」に客席爆笑) 本当にたくさんありました。何よりも本当に暑かったんです。そして体を使うこともあって肉体的にも苦労がありました。少し怪我はありましたが、撮影に支障をきたすほどではなくてすぐに回復して撮影に臨めました。(軽い怪我で済んだことを、この後の上映会で驚いた)

Q:『江南ブルース』公開以来男性ファンがたくさん増えた?
ミンホ:Yes! 少し増えたと思います。映画をご覧になった男性が「カッコよかった」と声をかけてくれる方が多かったです。(男性からの「カッコイイ」は気分がいい?と言うMCの質問に) ハイ! 女性の方は、この作品を見て、カッコいいよりかわいそうと見てくださった方が多かったようです。
MC:たまには旦那さまや恋人と一緒に観るのもいいかも?
ミンホ:はい。そうですね…一緒にみることになったらそうしてほしいです…ね。(カップルで観ることに口ごもる。これは視聴すれば分かる。内容がかなり過激!)

Q:どんなにダサい変装をしてもあまりにもカッコよすぎてスタッフが困った?
ミンホ:Yes!(ひときわ大きな声のYesに客席から歓声。テレながら…) いえいえ、カッコいいとかでなく、最初に出て来る時に貧しく、哀れに見えなくてはいけなかったのが、あまりそうは見えずに顔を黒くしたりしてメイクを作りました。(これは映画オープニングで確認できる)

Q:映画を観て、自分で「あんな外見だったっけ?」とがっかりした姿がある?
ミンホ:Yes! いえ、これはルックスでガッカリしたと言うよりも、今回の映画の中で初めて人を刺すシーンがあったんです。そのシーンを自分で観たときに、今まで自分でも観たことがなかった眼差しを見ることができたので、新しい自分の姿、自分の内面にもそうした姿があるんだなと感じました。

MC:以上でした。(拍手)さあ、10月17日よりシネマート新宿、心斎橋他、全国で公開となりますが、こういうところを見てほしいというところを教えてください。
ミンホ:誰でも人生の中で、よりよく生きたいと思って努力をしていると思いますが、この映画でクローズアップされているのは、20代の青春を謳歌している(はずの)若者の出口のない人生、漠然とした人生が描かれていますが、作品を観て、今の人生なかなか満足できるものではないかと感じ、さらに頑張って生きていこうというメッセージを受け取ってもらえるような映画になってほしいです。(大拍手)

LMHMC:そろそろ時間になってしました。(客席一斉に、大ブーイング。これにはミンホも「エーーーッ!」と終わりを惜しむ様子。客席大うけ)
ミンホ:本当に久しぶりの来日でした。その間、いろいろな仕事に追われていまして、公演などでもなかなか皆さんにお目にかかれる時間が持てなかったんですが、これからはできるだけ早く皆さんにお会いしたいと思っています。そして、作品を持って皆さんにお会いするのは初めてで、とても幸せです。この作品をどうか楽しんでご覧ください。(大拍手)またお会いしましょう。愛してる!ありがとうございまーーす。(大歓声に見送られて退場)

この後『江南ブルース』が上映されたが、繰り返し言っていた「これまでとは全く違うミンホが観られる、俳優としての転機」に相応しい作品だった。

映画『江南ブルース』は10月17日(土)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国ロードショー。

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日本版予告動画
『江南ブルース』映画公式サイト

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